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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
| 国見高校２−１桐蔭学園高校2003年1月7日（火）、高校選手権準決勝、 国立競技場にて観戦。 |
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今年は、決勝戦は来るつもりはないので、奮発してブロック指定のS席にした。 毎年のことながら、 千駄ヶ谷駅改札前で券を販売しているのだが、表示が気なる。S席とSS席が問題。ともにブロック指定なのだが、 「ブッロク指定」と印字している。毎年そうだ。誰も気づかないのだろうか。誰も注意しないのだろうか。 来年はどうなっているかな（笑）。 それはともかく、一昨日の駒沢と同じ都内だが、 少し気温は高そうな国立。雲が出ているが、いつか晴れるだろうか‥‥。また二月に来る日には晴れて欲しい‥‥。 |
 PKで一矢報いる桐蔭 |
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さあ、選手入場。思えば、去年の９月に国見が全日本ユースを優勝で終えた時以来。
あれ、でも国見は準々決勝に続いてニューカッスル型だ。青と黄色の国見は、
今大会では生では見る機会はなさそうだな。 序盤、桐蔭が右サイドから攻め込んで、CK。これはゴールキックへ。 桐蔭３番が国見14番を倒して、右からのＦＫ、サイドに繋いでアーリークロス、またもファールを誘い、正面からＦＫ。これはネット右。 11番ワタナベのキックだった。 ５分、桐蔭１０番のミドルがバーの上。ここまでCKとFKはあるが、スローインがない。レベルが高い証拠だ。 桐蔭１６番の右クロス、１１番阿部、巧みにかわしてシュート‥‥GKキャッチ。
会場からは拍手、８分。 １０分、国見１４番ヒラヤマがスルーパスに抜け出してシュート。 至近距離からのシュートだが、入らない。そして逆襲から桐蔭もギリギリまで攻め込む。 国見先制！右サイドから９番のクロス、１４番ヒラヤマのヘッドが炸裂した。クロス自体は破れかぶれ（失礼）にも見えるフォームであったが、 結果的にいい位置にボールが飛んで、いい位置にヒラヤマが飛び込んだ。１４分。 去年の準決勝でも点を取っていたようだ。将来が楽しみな選手の一人である。 １４番ヒラヤマ、次はドリブルシュートを見せてくれる。桐蔭アベには二人掛かりのマーク、孤立させられている。 国見７番マツハシの突破を３番がカットしてCK‥‥。松橋選手は、兄貴とは少しプレースタイルが‥‥プレーのエリアが違うようだ。 ２０分、マークが甘いから、国見は両サイドクロスが上がる。国見のウィンガーを誉めるべきか、桐蔭のアウトサイドDFを責めるべきか‥‥。 ３０分、体力と走力に勝る国見の猛攻。桐蔭がひ弱に、か細く見える（笑）。 ３４分、桐蔭はフラットに引いて守り、 DFのサイドのスペースを消して、クロスを上げさせない陣形になる。中盤が薄くはなるが、国見はアーリークロスをあげられない。
国見１１番がアフタータックルで、桐蔭１６番が倒れるが‥‥大丈夫だ。３６分。
国見のキックオフで後半開始。いきなりゴール前へ。 ６分、サッカーとは、かくもシンプルなものなのか‥‥。
左サイド７番マツハシからのクロス、 左サイド深い位置からのFK‥‥桐蔭に交代、 １０番が下がり２番ハヤシが入る。クリアから速攻‥‥国見３番が左サイドを疾走！ スルーパスを受けて９番が‥‥ファールになった。 ２０分、試合としては落ち着いてきたが、リードしている国見は焦る必要はない。桐蔭は、 １１番アベが激しく動き回っているが‥‥トップに張っていてもいいんじゃないかな。 国見の逆襲。左から7番マツハシが切り込んで、
中に持ち替えてシュート。マークは着き切れなかったが、シュートも威力なく、ＧＫに幾度も阻まれる。桐蔭22分、左からのドリブル、
トリッピングを誘い、ＰＫだ。これを落ち着いて、 しかし攻めの波に乗れない桐蔭。２９分、桐蔭はFK、国見はCK‥‥どっちも上手く行かない。キックが弱いのでは？ そのリスタート、 桐蔭３番が抜け出して‥‥お、ファールか。３０分。今後、ゴールが生まれるとすれば、国見かな。 左６番のアーリークロスに、
右から１４番‥‥これはGKが競り勝って取る。国見はこれしか得点パターンがない。 クリアミスを拾って、１１番阿部のミドルは力なく。 それにしても、これほどセットプレーに期待感の持てない大会も少ない。 国見にしても、サイドからのクロスにヘディングで２点。スルーパスもCKもFKも、ゴールにならない。攻めさせて速攻からが狙いだからだろうか。 それとも、セットプレー時に相手のマークを外すのが上手くないのか‥‥。決勝は第二試合を制した市船とだが、 僅少差か、０−０で両校優勝かも知れない。 |
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