サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう! |
城南一和 2−3 大連実徳2003年2月19日(水)、A3チャンピオンズカップ、国立競技場にて観戦。 |
三カ国のリーグチャンピオンが争う大会だけあって、売店のメニューにキムチ焼きそばや水餃子があったり‥‥。そう言えば、去年(もう、
去年!!)のワールドカップでも、アイルランド対ドイツ戦の行われた鹿島スタジアム付近では、
屋台の冷麺が旨かったのを思い出します。そして、メンバー発表も、日本語と、それぞれのチームの国の言葉でされる。
大会規模や運営に差はあろうが、去年のINAS-FIDの大会でも、 このような配慮があればよかった。 大連実徳のメンバー発表、日本語の読み方の後に、 正確な中国語。 日本語(男)「ハオハイドン、背番号9」中国語(女)「Hao Hai Dong、Di Jiu hao」 と、無理に文字にするとこうなる。まるで発音を直されているようで、微笑ましかった。 恐らく、韓国語の方もそんな感じだったんでしょうね。不明にして、中国語しか分かりませんでした。 |
城南一和シンテヨンのFKから同点ゴール! |
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城南のキックオフ。左から右へ、ゆっくりと回して縦へ。17番のアーリークロスが、大連GKへ。まだ42秒だ。
城南は右19番がFK、早めにサイドやラインの裏を阻う。大連は短いパスを小気味よく繋ぐ。 大連は右14番と左11番かな、両サイドにまたがる大陸横断ワンツー‥‥だけど、カットされる。城南9番の突破を防ぐDF。 長いパスは、フり一でも精度が低い大連。 8分、どちらも悪くない。特徴がよく出ている。城南が押してはいるように見えるが、
早めに放り込んで来るからだ。 大連は左からのクロス、攻めの時間だ。11番のクロスは当たり損ねた。12分。ショートパスから左サイドへ出しての攻撃だった。
左サイド早めからサーシャのシュート。この試合初だ。 城南はサーシャの反転シュートで先制!19番左から水平のクロス、10番がトラップでかわして? もたついた(笑)? 押し込んで先制だ。 17分。胸のトラップで、かわしたというよりマークをずらした感じかな。
今度は12番ワンシェンの左サイドからクロス。飛び込んで来る9番だが、フリーのヘッド‥‥左に外れる。18分。 大連、同点に追いつく!16番ジーミンイーのミドルシュートがDFかな、当たってGK正面へ転がったが、 ファンブルしてゴールイン。26分。‥‥と思ったが、ハーフタイムに訂正のアナウンス。9番ハオハイドンのゴール。 代表でもずーっと頑張ってる選手だ。 攻め込むようになった大連。同点ゴールは大きい。あれ、 大連は一人倒れてタンカ。センターサークル付近で城南にFK、これでリズムは?
37分。単調になってきた。 12番のポジショニングが悪いと思っていたが、40分、左サイドを上がりっぱなしになり攻撃の基点になる。大連の攻撃だ。 チェックが甘くなる城南、7番のシュートはポスト右に外れて助かった。 44分、大連、右からのクロス、いい所に初めて(?)飛ぶ。GKと接触、 岡田主審が逡巡なく即座に担架を呼ぶ。 エース9番ハオハイドンのドリブルシュート!大連、インジュリータイムの逆襲。それも反撃から、丁寧に繋いでのものだった。見事な攻め。泡を食った城南が攻めこんで、ハーフタイム。 城南、8番パクナミョルに代えて11番デニスが入る。大連のキックオフ。
早速11番が右サイドでキープを見せる。 ふと見ると、
はためく五星旗の下に「加油」の声援も増えてきている。 城南、同点のFK炸裂!8分、PA左隅付近からのFK、7番シンテヨンの右足、ジュビロ戦と同じ位置、コースだ。城南が放り込んで走り込んで来るので、大連は焦ってファールで潰す‥‥あと10分! おお、大連実徳、突き放すゴール!9番ハオハイドンのドリブルシュート! 右サイドから持ち込んで、切り替えして左足‥‥見事だ。今度は自陣深めのFKを素早く始めて、城南の攻めだが、GKに。大連のGKは反応がいい。でも先に3点めを取っていれぼ、もっと楽になっているだろうに。 16分、城南はアーリークロスを他用。焦っているように見える。大連守備陣は、向かって来るボールだからクリアし易い。ただ、 大連ゴール裏の城南応援団は、試合に無関係に喚声が沸くのでやりにくいかも知れない。 城南、ポストに入った11番が倒されてFK‥‥正面やや右。 19分。7番が、これはクロスを狙ったが、壁に当たる。この位置は苦手のようだ。 城南4番が大連7番を倒してFK。逆の位置だ。 大連のチャンスだが‥‥。21分。14番の速くて低いボールがGKのファンブルを誘うが‥‥。 城南は焦っている。FKは大きくふかす。そして大連は、 ゴール裏での不用意なファールも気になるところ。24分。 30分、何処ともなく、中国の国歌が聞こえてきた。 城南は9番に代えて22番が入る。
少し膠着してきたが、頼れるベテランを下げるとは‥‥。 ここで有料入場者数の発表、9065人。少ないね〜。ま、 平日の夕方に外国チーム同士だから、仕方あるまい。第二試合になると、また増えるのかな。 いつかの東京スタジアムみたいに‥‥。
33分、大連は26番のドリブルからファールを誘う。倒れているのは‥‥14番かな。そして正面のFK‥‥ふかした。 40分、城南の攻めをはねかえす大連の長城! 19番が中央で持って反転、足元に飛び込む大連GK‥‥うずくまるが‥‥大丈夫だね。 城南はアーリークロスが多いが、逆サイドから中へ上がって受ける選手が、ゴールを背にしてのトラップになる。 そこで一拍遅れてしまうのだ。43分。 大連9番に代わり29番が入る。お疲れ様交代だろう。後3分。でも城南のFK。大連は更に8番に代わり17番。これは時間稼ぎだ。 面白い試合だった。大連28番にレッド‥‥これはいかん。あれ、その大連は14番に代えて21番が入る。 放り込む城南、必死のクリアの結果‥‥黄色の応援団は遂に沈黙した。
面白い試合だった。取られたら取り返す、そして取る。面白かった。システムとか、ライバルとか、そういうことではなく、両チームの、
何というか、バイオリズムかな、そういったものが同調して噛み合ったような面白さだった。惜しむらくは、終盤にファールが多く、
カードが頻発したこと。ま、悪質なものではなかったし、仕方ないかな。 |
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