サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

国見高校　０−１ 市立船橋高校 2003年1月13日（月）、高校選手権決勝、日本テレビにて観戦。

テレビで見る決勝。何年ぶりだろう。今回の決勝戦は、準決勝の五日後の成人の日。 観客動員数を増やすための措置だそうだ。なら、オレは行ってやらない（笑）。 そして、その五日間で、選手のコンディションはどうか。 疲労や負傷は癒えるだろうが、気持ちの持続は？ 去年に続いて、対戦前に両校校歌が流れる。 テレビ画面には並んだ選手とこれまでの戦歴のイメージが映される。いい演出だ。

	美しい軌跡のミドルシュートが決まる。

国見のキックオフ。左サイドを走らせる。同サイドから市船の反撃。 ２分にはもう国見の攻勢。右からのクロスにヒョウドウ、GKだ。 そして国見に左サイドからのCK。シバザキのキックだが、大きく弧を描いて、逆サイドのゴールラインを割る。この辺りは変わってない。 右からのFK、国見のチャンス。GKが大きくパンチング、シバザキのミドルも、コースに入ってカット。市船がゆっくりと逆襲。 ８分の攻防。やはり、準決勝や準々決勝を見ての通り、 深い位置まで切り込んでのセンタリングでないと、国見は取れないのかな。 国見はアーリークロス、ヒラヤマが落として‥‥CKだ。１３分。 左からシバザキのキックはGK国領。 ゴールラインギリギリからのクロスが封じられている国見。 市船の攻撃も、準決勝までとほぼ同様‥‥いや、チャンスは少ないかな。 でもこのまま無得点の状態が続くと市船の方が、自分たちのリズムと思い始めるだろう。国見ワタナベのミドルもバーの上。 市船の攻勢。２０分、 国見の攻め疲れかな。FK、ミドルシュート、ロングスローと攻めるが、まだ決まる時間帯ではないようだ。 国見の速攻、松橋へのスルーはGK国領が判断よく取る。 ２８分。シバザキのCKはニアに低いボール。これもクリア。 ロングスローを競って落として、ミドル‥‥これも市船DFはコースに入ってカットする。 ３２分、右スローインから8番のシュート、市船は初シュート。 ３８分には市船初のCKかな。オオクボの正面からのヘッドはポスト右に。 どっちのペースとも言えない、無得点の前半だった。 後半インジュリータイムのゴールが特色の市船のペーストも言えるが、 そこまでに国見の体力が落ちるとも思えない。となると国見のペースか‥‥でも国見もセンタリングが相変わらずよくない。ううむ‥‥。 市船、キックオフからロングシュートを放つ後半。 ワタナベの中盤のカットからドリブル、ヒラヤマが正面で受けてシュート。コースの外。 市船、鈴木のシュートはクロスバー。またこのパターンだ。今日はポストやバーを狙わずに、ネットに突き刺して欲しい。 7分、初のオフサイド。国見のヒラヤマかな。市船も引き気味で守っているから？　ラインではないからか。 ヒラヤマのマーカーの１３番マスシマが倒れる。１０分。大丈夫かな。２分後に戻る。 左サイド、スイッチからのクロス。逆サイドにいなかった国見の攻め。 １６分。５１、９８６人だそうだ。 行かなくてよかった。満員だ。休日に行われれば、これだけ集まるんだね。 １７分、ヒラヤマの正面からのシュートはブロック、CKだ。シバザキから‥‥５番オオクボかな、クリア。 市船１０番ハラを倒して中村にイエロー。１９分。ファールではあるんだが、負傷は市船に二人目。国見は当たりにも強い。 そのFKから‥‥零れて７番オガワ、 決まった！　ローングシュートォーッ！ 国見、 ４番と１０番に当たったところにうまくポジションを取っていた。 でも攻める国見。９番ヒョウドウと当たったか、GK国領が倒れる。 ２１分。 国見がペナルティエリアまで攻めこむ‥‥GK国領が活躍し始めた時間帯。 猛攻。松橋、成瀬‥‥しかし市船はシュートコースに身体を入れて止める。CKだが‥‥これも守りきる。２６分。５番園田のヘッドだが、ポスト左。 ３２分。ここから、国見の力を市船が押えられるか。ヒョウドウのミドルはバーの上。まともな位置から枠に飛んでいない国見の攻撃。 どっちも攻めている。中盤で奪うと、パスを繋ぐ市船、ドリブルで突っ込む国見。攻撃に意識が向いており、守りきろうという気持ちが、市船にもない。 ‥‥準決勝から５日間で体力の回復を計れた市船が勝利。もしこの中断がなければ、 後半に動きが落ちたかも知れない。 国見には、優れたプレスキッカーが欲しかった。 おめでとう、市船！ そうか、市船の優勝はあの年以来なんですね〜。

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