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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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鵬翔高校 １−３ サンフレッチェ広島全日本ユース選手権準決勝、2004年10月10日（日）、国立競技場にて観戦。 |
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台風の襲来。オマーンへ発つはずの代表も、一日遅らせるそうだ。これで、どうなるか‥‥しかし、
今の代表は逆境に強いから、大丈夫でしょう。 さて、今日は、 東京五輪の記念試合を観戦しようと決めていたのだが、何と全日本ユース準決勝が台風のせいで順延になってしまい、 記念試合の２時間後にキックオフ。これは、観戦しろ、という天の配剤でしょうな。 鵬翔高校は、 ８ヶ月前に選手権で見ました。当然、選手は入れ替わっているでしょう、どんなチームになっているかな‥‥。 |
 広島の同点ゴール！ |
 ３位の表彰。 |
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高校選手権ではよくあるし、A3がそうだったが、これらは同じ種別の大会。
全く異なる大会のダブルヘッダーは滅多にないな。 鵬翔のキックオフ。序盤から速い展開だ。日本対ハンガリーとは違う、 これが若さか（笑）。 スルーパスを鵬翔５番がカット、広島１０番前田俊介が拾って左から持ち込んで‥‥。そして右サイド、 鵬翔は７番から９番へと繋ぐ。速い鵬翔の攻め。 右スローインを１３番興梠が受けてライナーのクロス。歓声と溜息。 しかし押し戻す広島、６分、アーリークロスを多用し、こぼれ球を狙う。また、グラウンダーのパスも、FWの足元にきちんと収まる、面白い。 ９分、互いにシュート１本づつ。鵬翔は興梠が中で繋いで右から９番のシュート。ラインの裏、左から走りこんで広島８番のシュート。 対照的な攻撃シーンだった。 左から見事なパスワークで崩した広島、中でスルー、ＧＫすらゴールマウスからはずされたのに、
シュートはポスト外へ。溜息。 鵬翔のファールから広島にFKだが、 何故か鵬翔１２番がベンチ‥‥ではなく、ロッカーに去る。怪我ではないようだし、何だろう。 １４分。 広島の攻撃。１０番前田のシュート。 鵬翔、先制！中央から浮き球のスルーパス、 ６番が反転しながら胸でトラップ、ＧＫの動きを見たかな、冷静に流し込んだ。乗って来た鵬翔。８番の突破から右ＣＫだ。 広島も力で押し返す。どちらもシュートを撃たれたらすぐに撃ち返す。攻撃にメリハリがあって面白い。でも広島エース１０番が消えつつある。 広島、同点！ １０番前田俊介のゴール！左サイド低い位置からのクロス、きちんと繋いで、 １０番前田。振り向き様に狙い済まして蹴りこんだ。広島の攻撃のアイディアに感心し始めた矢先のゴールだった。 鵬翔が押し込んで、長い笛。観客が「あれ」と電光掲示板を見ると、前半終了。時間を忘れさせるいい内容だった。 広島のキックオフで雨の後半。 鵬翔１０番の左からのクロス、走り込んだ１３番興梠の流麗なトラップからのシュートはポスト。頭を抱える。１４分、いい形、 久々の鵬翔の攻めだった。 広島ユース、逆転に成功！２１分、１０番エース前田。密集地帯をすり抜ける、 足に張り付くようなドリブルから抜け出して決めた。このドリブルは‥‥まるでマラドーナ！ すごいね。 鵬翔は押されていたから少し厳しい情勢かな、と思ってたら、左を崩されて広島のＣＫだ。鵬翔は５番のミドル、苦し紛れに見える、バーの上。 広島１９番が右から回り込んで強烈なキック、ゴールポストを叩く。２８分、広島のパワーは凄いね。
広島は個人技とチームプレーのバランスがいい。 鵬翔の攻撃は３９分、やはり１３番興梠が基点。中盤でキープしてスルーパスを狙った。右に出して左からのオーバーラップに‥‥合わなかった。 広島はリードを広げる。11番纉cのドリブルシュート。右方向から斜めに切り裂くドリブルから決めた。40分だ。あれ、決めたのは１０番前田なの? １１番じゃないの? ここで９番冨成と２５番遊佐が入り、１５番木原と１９番平繁が下がる。 広島のチャンス。ＦＫから‥‥これは鵬翔も防ぐ。44分。更に広島は２３番植野が１１番に代わって入る。時間稼ぎの交代かな。 ここでインジュリータイム２分の表示。攻め込む鵬翔、しかし自陣ＦＫから広島の猛攻が始まる。ゴールキックを大きく蹴って‥‥タイムアップ。 ３位の表彰式。そうだった。９０分で決着がついてよかった。帰りが遅くなるから（笑）。
鵬翔の選手たちの表情は遠くて見えない。悔しいだろうな。でも、選手権を目指して、また頑張って欲しい。
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