サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

ジュビロ磐田　０−２　鹿島アントラーズ 2003年2月19日（水）、A３チャンピオンズカップ、国立競技場にて観戦。

第一試合に続いて、国立競技場でダブルヘッダー。高校選手権みたい。 芝は傷まないのかな（笑）。 でもカードは日本最高のもの。ただ、 いついかなる季節でも強さを保てる（だからこそリーグ優勝を決めて欲しいと思っていた）ジュビロと、 夏の終わりから調子を上げて行くアントラーズ。 激しい、好ゲームが期待できますが、ただ、鹿島の大掛かりな補強に対して、 磐田の少数精鋭は心配になるところ。でも、JSL屈指のDFだった柳下新監督の手腕も堪能しましょう。 リーグを占う一戦でもありますね。

	柳沢選手のゴールを祝福。

先に、かなり先にピッチに出て来たジュビロ。第一試合の結果がああだったから、ジュビロにだって勝てば優勝、 汚名返上の可能性もあるのだ。しかし‥‥怪我のせいもあるのだろうが、中山や服部、名波が欠場と聞くが、 城南戦のような試合は止めてくれ〜。 そしてなんだかＪり−グみたいな雰囲気。と思ったら、審判団は中国だ。 さてジュビロはＦＷを三人に。余談だがアナウンスは日本語だけになった。黙祷のだけは三ヶ国語だったが。 ジュビロのキックオフ。右サイドからの猛攻。やはり凡戦はありえない。鹿島ナラの中央への突破から、ジュビロ１１番二シのロングシュートはミスキック。 ジュビロは８番グラウと１１番ニシが残る。守る時はこうなるのか。鹿島４番オオイワがジュビロ８番グラウに肘撃ちを食らわすが、 素知らぬ顔。昨日の友は今日の敵だ。（笑)｡ カワグチが倒されてFK。ジュビロは最初のチャンスじゃないかな。でもまだまだ３分。 そして磐田の攻勢だ‥‥った。ここまでは悪くないよね。シュートがないだけ‥‥それが全てだ。 ジュビロは左下がりめ山西から、 右前線川ロへの長距離ロングパス。これが綺麗に決まるから、気持ちいい。 鹿島は左FKのチャンス。城南７番の得意な位置。 しかし磐田もそう何度もやられない。クリアして逆襲、８分‥‥でも‥‥。 アントラ−ズ先制！ 小笠原から、左へのパス、受けたエウレルがマーカーをうまく振り切って、ループ気味のシュート。技ありのゴール。 １２分。中へ切り込んだナラハシを１５番ジヴコビッチが倒して、鹿島にFK。激しくなって来た。 １８分、押し気味のジュビロに、 がっちり守る鹿島。ただ、ジュビロの二シがかなりサイドに位置している。中がグラウだけ。ワンツーからフジタの反転シュートはオフサイド。 中へ入って来た、と思ったら、オフサイド。多いね。２７分、本来はセンターフォワードタイプではないからなあ‥‥。 ２５分、ジュビロのＦＫからグラウが競り合いＧＫタ力サキが倒れる。グラウは中央にどっしりと構えるタイプだ。 鹿島の攻め、クリアを拾ったジュビロ、すぐに前線へ出すとオフサイド、と見るや、横パス。こういう戦術眼はいいんだよなあ。 寒いからずっとハンドポケットのまま見ていた。見入っていた。本当に、手に汗握っていた。 41分。多分、 キープ率はジュビロの方が上だろう。が、シュートまで行かない。城南戦では、撃てばいい場面で撃たなかったのが敗因の一つだが、 今日はシュートを撃つ位置にすら行かれない。 鹿島の４ＤＦと、中田コージの守備が、バランスがいい。 そして殆どスローインがない。いいゲームだ。 もしここまでで磐田が０−２でリードされてハーフタイムなら、そこで帰ろうと思っていたが‥‥。 ううむ、そうはいかないようだ。 後半、ジュビロのキックオフからの猛攻。中央でFKを取る。トシヤのキック‥‥GKタカサキが辛うじてキャッチ。 まだ１分。 磐田は右からのクロス、でも中がいない。ＣＫから混戦だが‥‥ううむ。1点でも取ればっ乗って来るかも知れないが。５分。 ９分、鹿島の左サイドがこちら側。相馬の走りっぷりがよく見える。その鹿島のＦＫ、正面から。あれ、ふかした‥‥いや、ＣＫだ。 11分、DFラインから組み立てて、最後はフクニシのミドル。久しぶりのジュビロらしい攻め。 ２０分。やはりシュートがないジュビロ。 鹿島も押されてはいるが、受け止めている感じだ。ＣＫも、ターゲットがいない。ファーサイドから大岩が折り返すハターンごと、 鹿島に持って行かれたね。交代するなら頃合だが。 25分に発表。20176人。 第一試合のほぼ倍。でも、城南応援団の数百人は既に帰ったんじゃないかな（笑）。 ２６分、 ジュビロはトシヤに代えて１８番マ工ダが入る。ゴールが欲しいところだ。 ２９分、鹿島に久々の右サイドからのクロス、ＧＫのセーブに、 ２番のクりア。鹿島は前線が動かなくなったかな？ 鹿島、やな〜ぎさーわ！ 逆襲から。右サイドでうまくキープして、 左から上がってきた柳沢。３０分。 ジュビロはピカソの絵のようなサッカーだ。芸術的だが、 ちぐはぐな‥‥ちぐはぐだが芸術的‥‥。 FK、CKとジュビロのチャンス。３３分、ここで１３番カワグチに代えて、２６番西野が入る。 柳沢の後輩に当たる、トミイチ出身のストライカーだが、遅いよ。あと１０分だぜ。 その２６番西野の、 中盤の激しいチャージから、１１番ニシに繋いで‥‥ファールか。 ３７分、西野がオガサワラをぶっ倒して、鹿島に交替の機会となる。 １６番フェルナンドに代わって石川。そして38分には8番オガサワラに代えて２５番ノザワ。守備固めと、お疲れ様交代だ。 左深い位置からのFKだが、 前田のヘッドはクロスバー。無情の結果だ。そして鹿島は２４番が交代‥‥いや、接触プレー、担架が入る。運び出されるのはヤナギサワか。 FKをジュビロ陣内に蹴りこんで、タイムアップ‥‥。 今期のＪの行方を占う一戦でもあったが、もしかしたら、 久しぶりに他のチームが王座に着くかも知れない。それどころか、 守備重視のつまらないサッカーをするチームが上位に来るかも。 今日の鹿島の試合運び、 得点パターンはどれも速攻から。磐田に攻めさせて、逆襲から得た二ゴールだった。 互角の実力だから、「攻めさせて」になる。今期から延長のなくなるＪリーグ、実力的に劣るチームは、端から守備固め、あわよくば速攻から一点、 と来るだろう。「攻められて」からの、逆襲、速攻だ。「攻めさせて」も「攻められて」も、速攻は速攻。ゴールはゴールだ。 鹿島を相手に、他のチームもそう挑んで来るだろう。圧倒的に攻めこんでシュートで終われば、打開策になるんですが、 そんな場面は、今日の鹿島にも磐田にも、あっただろうか。守備を固めて速攻を狙うチームへの対策は見られなかった。 リーグ開幕のちょっと前に、ナビスコカップから始まる。どうなるだろうか、 特に今シーズンのジュビロ、大丈夫かな？　どちらにしても、楽しみですな。 また、次のアジア地域の大会も、チャンピオンズリーグやこのＡ３などが整備されつつあります。これも、楽しみ。

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ｔｏｔｏ予想師

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