目次へ サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

日本 1−1 ヨルダン

4−3(PK)

AFCアジアカップ、 2004年7月28日(水)、NHK BSにて観戦。

ヨルダンは無失点で勝ち上がって来た影の優勝候補ですが‥‥。初戦の韓国戦を見る限り、堅守というより運のよさ(笑)。 韓国の猛攻を阻んだのは、GKの美技に加えてクロスバーとゴールポスト。
日本は早めの先制点はもちろんのこと、 攻撃は必ずシュートで終わらせるように。ヨルダンは確かにここまで無失点ですが、得点も多くない。今の日本の実力なら勝てます。

「君が代」‥‥やっぱり騒がしいスタンド。かき消すように、演奏のチャンネルが切り替わったみたいだ。 中継のアナウンサー氏、「グループリーグと違って静か」と言うが、騙されてないか(笑)? 一方、 ヨルダンの国歌は短いね。

日本のキックオフ。不動のメンバー。そして久しぶりに見た黒服のレフェリー、暑くはないということか。
すぐにヨルダンボールに。おいおい。

ヨルダンのキープ。持たせている、という解釈でいいのかな。2分。福西がサイードを倒して右FKだ。ここは注意したい。短く繋いで‥‥流れが途切れる。

レフェリーのパスカットをシュンスケが拾ってスズキへ‥‥惜しい。スズキへのファールを流すからこうなるのだ(笑)。
右からのクロス、 ヘッドが中途半端に落ちて、13番のミドルを許す。

攻めさせて、奪うと即座に最前線へ、という日本の狙いなのかな。シュートは撃たれたし、 回されてもいるが、崩されてはいないし、ピンチだ、という場面も、10分まで、まだない。‥‥と思ったら!

ヨルダン先制!

大喝采のスタンド。左サイド、3番が抜け出して、フリーでクロス、スリーバックの二人が一度に抜かれたため、中のチェックがいなかった。 フリーで待ち構えた9番シェルバイアのヘッドが決まった。

速攻からスズキが倒されて、FKだが、ちと遠いか。13分。

よし! 同点!

エンドウのフェイントからシュンスケがふわりと‥‥中澤がすらして、GKも幻惑されたか、 こぼしたところにスズキが詰めていた。見事。

激しくなって来た。
中澤のロングパス、タマダが落として田中、右に開いた加地、 クロスはカットされてスローインだ。いい形が出来てきた。18分。

緩急の変化が大きい日本。最終ラインで、 足元のパスがゆっくり回ったかと思ったら前線へのロングパス。これは徐々に効いてきそうだ。

ヨルダンの攻め、 人数がいないから大丈夫と思ったが、中澤のヘッドを拾われて、いつの間にか上がってきたか、右サイドからミドル。ううむ。25分。

スローインから加地が粘ってCKだ。ここで追加点が欲しい! 29分。直接狙ったかシュンスケはボールはGKが弾き、ヨルダンの速攻。宮本のクリア。

ヨルダンの波状攻撃、包囲網。中盤のトラップを奪って日本の速攻。
左サイドからのアーリークロスは‥‥中のタマダのプッシングか。

そのタマダの左よりの位置から縦への突破。シュートは‥‥角度が浅すぎた。タマダとスズキが中央、特に中盤に下がると激しいマークにあう。35分。

壁を作らないくらいの遠い位置からのFKを直接狙う。ヨリカツが落ち着いてキャッチ。17番のアクルかな。

アレックスの左CKを福西がドンピシャのヘッド!  これをGKが弾き返した。正面だったとはいえ、見事だった。その後、恐れずに飛び出したGKにぶつかって、中断。GKと17番が話し合っている。40分。

終盤、ヨルダンの猛攻。加地と遠藤が悪い位置で奪われているような気がする。さあ奪った行くぞ、というところでまたも取られてしまう。 慌てて戻って何とか守っているが‥‥。

そして右深い位置からのFKは大外のアレックス、どフリーだったが、ファーポストに外す。 これは決めたかった。ここでハーフタイム。
さあ、後半。メンバー交代はどちらもなさそう。シュンスケのキープから右サイド、 加地が見違えたように粘る。
右サイド、アレックスが中へ絞っていたためにあいたスペースへ持ち込まれ、ミドル。1分。 でも日本は積極的に仕掛けようとしている。

押し戻すヨルダン。右にいたアレックスが強引に奪ってシュート、こぼした所にスズキか‥‥惜しい。5分。

そしてサイードのミドルはバーの上。ヨルダンのミドルが徐々にゴールマウスから遠ざかる。

スズキを倒して17番アクルにイエロー。
遠藤のキック‥‥ヨルダンはラインを上げるが、5人が残る日本。泡食ったかGKがファンブル。ヨルダンGKのファンブルも増えてきた。

ヨルダンの攻勢。左にアレックス、パスをカットされて‥‥防いだ中澤のファール。後半はアレックスからのパスが読まれている。
遠藤に代えて中田コウジが入る。福西と遠藤が揃って上がってしまい、危険が訪れることも前半は多かった。11分。

18番がゴール前で倒れる。 シュンスケのFKからのチャンスだったが‥‥どこでぶつかった? リプレイでは出てこないぞ。18分。
タマダのシュート、 アウトサイドにかけたいキックだったが‥‥。

アレックスがサポートがなくブレーキになっていると思ったら、加地がよく粘るようになっている。

23分、シュンスケが倒されて‥‥そのまま‥‥加地が倒して、笛。そしてヨルダンに交代。10番に代わって11番が入る。スピアヘッドかな。

ここでタマダに代えてモトヤマ。タマダは足を引きずっているようだ。
日本にCKのチャンス。横倒しになってのボレー、中澤のファールになった。27分。

ヨルダン、9番が下がり23番ディーブが入る。守備固めかな。29分。

23番の右からのクロス。中が‥‥あわずに抜けていった。ふう。 そして拾って‥‥リプレイの間にまたヨルダンのFKだ。36分。

加地が6番を飛び越えてスペースに出ようとして、引っかかり、 これはいくらなんでもカード。37分。さあ、決めろシュンスケ!
ファーへ走りこんだ中田コウジ、辛うじて前でカットされて、CKだ。 しかしクリア‥‥今度はヨルダンにFKのチャンスだ。

41分。ピンチの連続。

シュンスケのアーリークロス! 大外から飛び込んだスズキ!  惜しい! 45分だ! さあ、延長戦だ‥‥。

ここでの交代はなさそう。30分ある。しばらくはこのままで行く。選手の輪にジーコ監督も入る。 日本のキックオフ。
終盤とは変わってゆっくりと回す。ヨルダンは追って来る。

スルーパス、宮本がブロックしてヨシカツがキャッチ。

さすがにヨルダンも波状攻撃やロングシュートに力がなくなってきた。宮本のカバーリングで防ぐ。クリアを、少なくともヨルダンに渡したくない。 パスミスをなくして欲しい。

モトヤマが中盤で受けてウラへのパス、いつの間にかシュンスケ、しかしカバー、CKのチャンスだ。 正面遠い位置から中澤のヘッド! GKがパンチング。

ヨルダンにもCKだが、スズキの背後から飛び込んで4番が負傷。鼻血かな。14分。 珍しくヨルダンが最終ラインで回す。ここはこのままで、ということか。

日本、ドリブルとパスから‥‥中田コウジのヘッド、遠かった。1分。 ヨルダンにミスが出て来た。パスワークが、わずかに‥‥。

3番サイードに代えて14番シュブールが入る。3分。守備を固めるつもりか。 いや、攻めて来る。

CKからの速攻! 危なかった。ズブーンのシュートは二人でコースを消したスライディングもあったか、大きく逸れる。ふう。6分。 チャンスとピンチが瞬時に訪れる。

え、松田が入る。誰に代える? その前にヨルダンのFKだ。田中に代える。足を引いている。この交代は‥‥どうかな。

ロングシュート! ヨシカツ! CKだ。

加地がアーリークロスを放り込んで、タイムアップ。そうかあ。でも、ペナルティシュートアウトだ。‥‥。

そして、日本は準決勝、対バーレーン戦へ。

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