|
サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
|
 | ポーランド０−２日本2002年3月27日（水）、国際親善試合NHK-BS1にて観戦。 | 
|
| ポーランド‥‥７０年代から８０年代は、強かった‥‥。ディナ、ラトー、ルバンスキーそしてボニエク。９２年のオリンピックでは優勝したらしいが、 それ以降は低迷。もちろん、今回のワールドカップは予選を勝ち上がってきたのだから、 その後培ってきた実力は高い。先週対戦したウクライナは、失礼ながら目標は２００４年の欧州選手権。 出場国同士の対戦の緊迫感が違うはず。いい勝負を期待しましょう。 |
|
欧州組を全てスターティングラインナップに使ってきた。またも両サイドに攻撃的な布陣。そうなると、トップ下はゲームメーカーがいい。
ダブルアタッカーは当たりに強い鈴木と高原。順当な布陣だ。 左サイドから崩そうとするポーランド。２分、FKだ。
壁にはイチとヒデが手を繋いで立った。微笑ましい。４番ジェブワコフが蹴るのかな。松田のヘッド。
小野が絡んで、中央戸田を経由して市川‥‥。直接行って欲しい。５分。 オリサデベ‥‥スルーパスを通された。思い切り宇宙開発してくれて助かった。７分。 高原のポストを起点に、パスがつながるようになった。 先制！ ヒデのゴール！一旦、サイド市川に出て、グラウンダーのクロス（市川もミス？ 足元が滑ったようにも見えた）をクリアミス、直接突き刺したヒデ・ゴール！ １０分。組織的な攻撃が、 ウクライナ戦のゴール同様に発揮された。これで落ち着くだろう。しばらくはポーランドが押し込むかもしれない。踏ん張りどころだ。 意外に攻めあいになっているようだ。中盤が省略されているのではなく、早く速く経由している。 オリサデベが孤軍奮闘。右サイドに追い込んで、クロスは川口がキャッチ。１７分。 欧州も南米も、上手くいかなくなると個人で打開しようとする。個々の対決に負ければ‥‥体格やスピードでは勝ち難いが、 そこを守りきれば日本のペースとなる。しかも、日本は攻守ともに組織を作る。その分、消耗は抑えられる。 世界でも、このような戦術は日本だけだろう。 ２０分、デュデクが倒れる。爆竹が当たったか？ あ、足元で鳴ったようだ。ぶつかったのではなさそう。スローインで再開。ホームチームの不甲斐なさに立腹したか、それにしても良くない事件だ。 膠着だ。市川が、画面で手前にいるせいか、いい。左サイドの小野は目立っていないが、左右のバランスを考えたか、 引き気味にいるようだ。右が攻撃的で左に守備的。いつもと逆のパターンだ。新しいパターンだ。 ３４分、日本の右CKだ。小野が蹴る。 鈴木が粘ってCK、今度はヒデが蹴って、どフリーの小野のヘッド、さすがリバプールのGKデュデク。３８分。 ポーランドの速攻。倒れる松田。７番と接触したようだが‥‥？ ４０分、戻ってすぐの松田の勇み足の飛び出しからかわされて‥‥市川のカバー。 そして逆襲！ 高原のゴール！４２分。市川のアーリークロスに飛び込んだ高原、一旦は空振りするが、 素早く立ち上がって右足を振り抜いた。着いていたDF２番も、これほど速いリカバリーとは思わなかったようだ。
ポーランドのFK、川口が弾いて‥‥ヒデがGKと一対一‥‥これは決めたかったが（笑）。
後半。日本に交代はなさそう。入って直ぐに代えるのではないか？ 稲本に代えて福西、高原に代えて久保。８分。ポーランドのセットプレーだ。逆襲に突っ走る久保‥‥。 稲本は‥‥日本の攻撃が反対のサイドだったから目立たなかったなあ。 マークの一瞬の乱れから、オリサデベの突進。松田のカットでCK。１１分。 ２番イハンのシュートは川口。ちょっと集中を切らしているぞ。 ポーランドは細かいパスを使うようになって来た。選手交代の効用か。 右に流れた鈴木のクロス、逆サイドで市川が拾って、久保のシュート。１５分。２本目だが、鈴木はセンタリングの精度ガ上がれば面白い。 それにしても‥‥ほとんど、日本のペースと言っていい。ポーランドのいいところが‥‥出ないどころか、空転。いや、ポーランドの特色が全く分からない。 よし、鈴木が倒されてFK。２５分。ここでイチに代えて波戸。 ２９分。前線へ放り込んでくるだけのポーランド。零れ球への反応、味方へのサポート、カバーリング、全て日本が上だ。 このメンバーに、負傷が癒えれば、森岡、名波、服部も加わる。また、常に召集可能なベテラン、中山や秋田、カズも選択肢に入る。 期待できそうかな（笑）。 残り１０分、戸田に代えて明神。守備固めだ。そして、明神と福西のドイスボランチを試すのかな。 逆襲、左からのクロスに１４番のヘッド、川口のナイスセーブ。 CKからヘッドだが、これも川口、余裕を持ってキャッチ。 ３７分、小野が体当たりでも負けずに繋いで、中田コージが拾い、CK。 徐々に下げて放り込む。鈴木とGKが競る。これは策がないぞ。 その後も、ポーランドは日本のゴールを脅かす場面は殆どなかった。 ピッチに飛び込んだボールを、観客が返さないなど、失礼ながらポーランドは不甲斐ない内容だった。 前半に二得点、
これで余裕を持ったゲーム展開が臨めるようになった。１点目のヒデもパルマで苦闘の日々、２点目の高原も、
ボカでは決して活躍したとは言えずに帰国。そういう、活躍の機会の少ない選手が、得たチャンスに対する集中力と執念。すばらしい。さすがプロである。
|
| このページの最初へ | ｔｏｔｏ予想師 | 観戦記目次 | ワールドカップだ！ | ゆにこん一覧 |