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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
 | アイルランド２−０ ロシア2002年3月27日（水）、国際親善試合NHK-BS1にて観戦。 | 
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昨日のチュニジア−韓国に続いて、今日はロシアをチェックできます。二月に行われたゲームだそうです。NHK BSに感謝。
さて、ロシアは、おそらく力技ではHグループ最強だろうし、パワープレーに徹して攻められたら怖いと思っています。実際はどうなのでしょう。 もちろん、旧ソ連のイメージからは推し量れないでしょう‥‥。 |
キックオフから激しい展開。まずはホームのアイルランドが攻めこむ。先制、アイルランド、７番リードのミドルが炸裂！左からのFK、競ったのは‥‥クリアではなく、マイナスのヘッド、右サイドで合わせて‥‥DFの股間も抜けたし、GKはブラインドだったか。３分。ロシアの守備陣がボールウォッチャーになった一瞬だったが、これは攻撃にバリエーションのある日本に分が出てきそうだ。 ただ、当たりの強さはアイルランドの方が日本より強いだろうから、ロシアのパワーを封じるには、日本はどうすべきか‥‥。 今夜の対ポーランド戦で、何か出てくるかな（笑）？ ロシアは要注意右サイドの仕掛け人８番カルビン、CKを得るが‥‥。９分頃だが、 ロシアの猛攻も止む。セオリー通りだが、アイルランドの方が調子はよさそう。 １０分、キーンの落ち着いたパス、溜息‥‥（笑）。アイルランドの猛攻。 ロシアは防戦一方だ。早いパスで翻弄されているようだ。 １２分、正面のFKを取るアイルランド。チャンスだ。３番ハートンの左足だが、 鋭いカーブはポスト右へ。 ロシアがじわりじわりと攻め込むが、アイルランドは上手く（‥‥巧くかな？）かわしている。スルーパスは殆ど読んでいる。 流れからだが、１点めと同様のパターンから、今度はロイ・キーンのミドル。左をえぐって右に２列目から上がってくる選手のミドル。いい狙いだ。 １０番ロビー・キーンのヘッド。２点目が決まった！今度は右サイドから中へのスルーパス、２番フィナーがターンしてクロス、 左サイドのキーンの走りこみに見たりとあった。１９分。ロシア、早く細かく繋いで、ヘッド！ ロシアの初シュートとか？
こういうパターンがあるんだな〜。流れはロシアか‥‥２番がアイルランド４番を強引に倒して、切れるかな？ チトフがCFで、下がり気味にモストボイ、右に開いているのが８番カルビンだ。 日本が戦うときは、中央はともかく、日本の左サイドに張り出したカルビンを誰が、どう抑えるか、だな。 MFのアウトサイドが着くだろうから‥‥むふふ（笑）。 ロシアのオープン攻撃。右サイドからのクロスはクリア、
しかしダイレクトでミドルを食らう。クロスバーだ。３２分。 ３８分。右のクロスをヒールでスルーパス、
これはアイルランドDFが読んでいた。ロシアはこういうプレーもするんだなあ。しかもアイルランドの老獪なDFはそれも予測済み。
局面での駆け引きも面白い。アイルランドにやや一日の長のような感じがある。 ロシアは、自陣ゴール前の横パスに、DF陣が棒立ちになることが多い。ドリブルには突っかかって来るが、 横パスで揺さぶり（揺れないが）、中央やサイドからオーバーラップする、いわゆるセカンドストライカーに対するチェックが甘い。つまり、 ダブルアタッカーがポストで受けて、動いてスペースを作る日本の攻撃パターンに、ロシアははまってくれる可能性が高い。
アイルランドが攻勢に転じて、ハーフタイム。 アイルランドがまず押し込んで、ロシアとの速攻合戦。 交代のなかったロシアの攻めが、個人技頼みになってきたようだ。 アイルランドは連携が上手くいかない。 クリアを拾うロシア、７分。そして６番ホフロフに代えて１８番イズマイロフが入る。アウェイだし、 勝利よりテスト重視に切り替えたかな。 ロシアは大きなチャンスだった。中央から右へのスルーパスに、外側から入り込んで受けて、シュート。誰だ？ ５番かな？ アイルランドDFは一瞬マークを見失った。１０分。 イズマイロフが入り、ボールを集めてはダイレクトで散らし、 緊張感と速いテンポを生んでいる。 ロシアの猛攻。守備の組織が危ういアイルランド。１８分、ロシアのCK。これはクリア。 右サイドからクロス、アイルランドの正直なヘッドを拾いシュート‥‥でも、ロシアは強烈なシュートが見られない。キック力が弱い？ ってことはないだろうが、ピッチのせいだろうか？ ロシアは１３番チュガイノフが入る。DFだ。２０分。 劣勢のアイルランド、右FKがポストを叩く！ ２３分、ロシアの速攻。 右サイド、カルビンから１３番ベジャストニクへのパスだが、右足で巻いてしまい、シュートミス。ロシアはこんなのが多い。 ここでアイルランドは更に二人を代える。ロイ・キーンは残す。２７分。 ロシア７番のミドル。バーの上。まともな足のシュートはこれが初めて？ ３０分。１５番の中央でワンツーからフリーになってシュート。ロシアの攻撃が良くなってきた。ロシアは意外に細かいパスで組み立てて、 ゴール前でも多用する。 アイルランドの攻め、３５分のシュートはまたもポスト。日本は、 ウクライナを仮想ロシアとして戦ったが、ウクライナの方がこのロシアより大人のサッカーをしていたようだ。正直すぎるロシア。でも、 単純なのが最も怖いのだが‥‥。 モストボイが下がり気味で、イズマイロフがトップ下に入った方が、攻撃に厚みと組織力が加わる。 パス・ドリブルのどちらも上手いので、止めるのに苦労するだろうか。まるでモストボイは逆ホンミョンボだ（笑）。 前半序盤の２点のリードが利いて、 テストに終始できたアイルランドと、押し込みながらシュートがまずく、優勢ながら無得点がだったロシア。 昨日のチュニジアもそうだが‥‥影に怯える必要はないが、今日のロシアも、 これが実力だと安易に判断してはいけないだろう。日本がポーランドに挑む、 そのキックオフの時間まであと三時間を切った‥‥。 |
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