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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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日本 １−２ イラク2000年11月26日（日）、アジアユース決勝ＮＨＫ ＢＳ−１にて観戦 | 
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前回はちゃんと生中継があったのに、今回は準決勝になってやっと‥‥と思ったら、録画である。興ざめだ。
確かに前回はナカムラやタカハラ、イナモト、オノ‥‥綺羅星の如く、でも今回だって、顔ぶれは負けてないはずだ。 それとも、Ａ代表がアジアカップを取り、大会そのものの重要性の認識が低いのか。 そんな世間を見返してやるためにも、ぜひ優勝して欲しい。相手はまたも（！）イラク。ここ数年来、 縁が深まっている気がしますな。 ユース年代は面白い。２点３点のビハインドなどにも諦めない、清々しい闘志を感じるし、成長の度合いも大きい。 １月にイタリアに完敗したときはどうなるかと気をもんだが、チーム戦術やコンディションさえ整えば、 ここまで来られるのだ。そして、次のユース世代は？ |
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日本のキックオフ。今、日本時間で二十七日０時１１分。本当ならそろそろ終盤にさしかかる頃‥‥いやいや、ここは目前のテレビに集中しよう！ ピッチが荒い。芝生じゃないぞ、ぺんぺん草だ。１４番前田の斜めのシュート。イラクＧＫとなる。膝の高さのボールが多くなる。技術は互角かな。 序盤はやや日本優勢。しかし３分過ぎ頃から、イラクＦＫそしてＣＫが続く‥‥。日本は３−６−１のようだ。イラク７番のミドル。 ＧＫ藤ヶ谷がきちっと掴む。 イラクのスピードに乗った右サイドからのクロス、中央フリーでボレー、クロスバーだ。 危ない危ない。６分。 準決勝の中国戦もそうだが、試合の流れ、ペースが一定しない。普通は数分間は攻撃が持続するものだが、 やはりユース年代の面白さかな。 日本は、ここまで組織が寸断されている。イラクの方が速く大きい展開を続けているからだ。 イラク１６番のミドルは力なくＧＫの腕の中へ。やはりピッチがよくないせいでジャストミートしない。 イラクのペースで１３分、右サイド（日本の左）を狙われる。粗削りだが着実に攻め込んで来るイラクに、苦戦する日本。 ごくたまにミドルを撃つが、散発的で、さほど効果もない。 イラク、７番が持ち込んで先制！中盤でのミスから２０番のスルーパス、７番が左サイドからオーバーラップして、押し込んだ。おのれ〜。１６分。多少引き気味になるイラク。中盤にスペースが出来るので、そこでパスをテンポよく回してリズムを作りたい。
２０分、イラクは４人で攻めて来る。やはり引き気味だ。 あ〜あ、下がりすぎてペナルティエリアのすぐ外ががら空き‥‥。 ミドルはＧＫがキャッチ。 必ずシュートで終るイラク。単純なものが強いってことだ。日本がキープするとパスのコースを読んでカットする。 ピッチがよくないからドリブルはしないと、ちゃんと踏んでいるのだ。 もう３０分、前線にボールが出ない。いやな雰囲気。 ３３分、ようやくチャンスが続く！ 左サイドから数度クロスを上げる。跳ね返されながら逆サイドへ、アーリークロスをＧＫがファンブル！ 惜しい。 しかし猛攻、波状攻撃にならない。必ずすぐに攻めかえすイラク、ＧＫとの一対一の危機だった。 １１番からの右ＣＫ‥‥ファーの中澤へというのがパターンだが‥‥あ、ファーに佐藤がいたか。３８分。やはり攻撃は散発的だ。 ‥‥でも、イラクは先手を読んで早めに動いているし、労を惜しまず追って来る。ってことは‥‥後半ばてるぞ。 ここまで、これほど足元が悪いんだから、田原を入れて空中戦を仕掛けた方がいい。 後半、満を持して“２５歳”田原登場。パワープレーで押し込む日本。ここでペースを掴みたい。 でも、どうして彼ほどの選手がスーパーサブなんだろう。 日本はサイドを破られないようにＤＦが開いている。その分守備的ＭＦが絞っているようだ。 ま、局面によるかな。イラクの反撃、スルーパスをＧＫが取る。 ５分、前田の下がってからのドリブル、右サイドに田原へ‥‥。
このピッチだとドリブルは相手の意表を突くかも知れない。 １４番がやや下がって９番田原が最前線に張り付いているようだ。中盤にキープの起点が増え、 ショートパスも通るようになった。イラクがより引いているせいもあるか？ ６番駒野が倒されてＦＫ、イラク１４番にイエロー。 蹴るのは広島の森崎１０番。クリアを拾ったところでまたもファール、これでイラクは自らペースを失うかも。 １５分、 形勢は逆転‥‥でもシュートまで行かない。ここいらでゴールが欲しい。またも駒野が倒される。左サイド深めから。 同点！ 田原の強烈なヘッド！駒野自ら蹴った軌跡は田原の額でコースを変え、ネットに突き刺さる。１８分。これでイラクは再び攻めて来るはず。 流れは日本、畳み掛けよう！う〜ん、後半のこの時間帯になって、日本は組織が安定してきたように見える。全体の動きが、 バランスがいい。やっとエンジンに火が付いたようだ。２１分。 得点を狙うより失点を気にして、両軍とも思い切って攻めきれない。 もう１０分ほどはこの膠着が続くかもしれない。ドリブルも読まれて囲まれるから、今度はパスを意識しよう！ ２６分、 イラクは強引に放り込んで来る。それがゴールに近づくから怖い。日本は中距離パスとドリブルで繋ぐ。互いに疲労とともにカラーが出てきたようだ。 ６番が右サイドで持って潰されることが多いから、フォローをしっかりするか、あ、２９分、そのフォローからクロス、逆サイドのタッチを割る。 このサイドは一人躱すと、次が来るまで時間が少しある。よ〜く狙って田原や佐藤に出せないものだろうか。 ３２分、イラクは足が止まっている。 勝てるぞ！ あ、田原が倒されて‥‥え、フェアかね？ 右サイド、フリーで抜けたが、中に田原一人、イラクは５人も。戻してミドルを狙うなど、 チーム戦術で攻めたい。 お、日本は佐藤に代えて飯尾。日本も足が止まってきたから、ここはいい交代だ。３６分。放り込んで来るだけのイラク、 ３人目の交代。１度、気持ちを込めて攻めれば１点取れそうなんだが。 イラクの右ＣＫ。そういえばあまりなかった。クリアを繋いで‥‥オフサイド。 もったいないな。飯尾から石川、ここで引っかかった。残り５分。 ４１分、ややイラクの流れか‥‥。 延長になる。後半と同じエンド。いいリズムを持続させたい。 右サイド石川のスルーパスをカットして、
イラクの速攻、ひやりとした。しかしイラクのＣＫ。まだまだ。 お、青木のミドル。 意表を突いたパスが右から来て、胸トラップがハンドリング気味だったので、照れ隠しだったのだろう。延長、初シュートだ。６分。 あとはミスパスやミスキックが多い。 次の番組が１０分後に始まる。セレモニーなどもあるから‥‥。 この５分後位にＧゴールが決まるのか？ 嫌な中継だ。 飯尾のミドル！ これか‥‥違った。１０分。 イラクの攻勢からまたも反撃‥‥そろそろか‥‥。 うわーっ！ やられた‥‥。ＤＦとＧＫの連携ミスを突かれた。 やられた‥‥。またも７番‥‥あ〜あ。でも、このアウェー、劣悪な環境下、選手はよくやりました。
来年のワールドユースも楽しみです。 |
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