The Match of the Day

さあ、サッカーを語りましょう!


日本 2−2 中国

1998年10月20日(火)、アジアユースU19グループB
NHK衛星第1放送にて観戦。

強敵中国に対するJリーガー中心の日本である。一戦めを見る限り、中国のスタミナ不足が指摘されているが、それは90分の中でどうにでもなる。 さあどうなる‥‥

キックオフは日本。積極的に攻めるなあ。定石通り、素直すぎる。
中国もカウンター‥‥あまり迫力がないな。 やはりペースを考えているのか。これはどちらが勝つしても3点差はつくぞ。
2分、高原が倒されるが、フェア。パワーはスゴイ中国。お、 逆に播戸が倒されてFKのチャンス。小野のキックはクロスバー‥‥GKも動けなかっただけに惜しい。4分。
日本が積極的に攻める。 両サイドバックのスピードに乗った突破といい‥‥中国がスタミナ温存でなければ日本のペース。
しかし恐いカウンター、CKとなる。 市川が抜かれ、手島がカバーしきれなかった。8分。
10分まで、中国もリズムを掴みつつある。日本GKは榎本。マリノスの副GKだが、 川口不在のリーグ杯では素晴らしいプレーを見せてくれた。大丈夫だ。行こうぜ、ニッポン!

11番にやられた! 12分‥‥CBが一瞬処理をもたつき、ロングパスを通してしまった‥‥

以降、 若さからか初戦のせいか、日本は元気がなく、中国に勢いが出てきた。
中盤の早いパス、プレスを中国が実践している。ここを凌げば‥‥
22分。 稲本にイエロー。高原が左に開きすぎでは? CFの位置に誰もいなきゃ点はとれないぞ!
25分、中国は中距離のパスを素早く繋いで来る。 個人の体格・速さを充分に活かした攻めだ。単純だが効果的だ。
あれ‥‥DF同士がお見合い‥‥そしてCKを与えてしまった。ううむ。
中盤のパスミスからピンチを迎えるが、それは激しい当りに躊躇するせいもあるぞ。及び腰とはこのことだ。
そして中国は奪ってからが恐ろしく速い。
36分、梶に代えて金古が入る。やはりパスミスが多かった。
播戸がGKと競って‥‥イエローか。市川がサイドバックに代わり、 起点になっている。40分。
パスミス‥‥やってはいけないミスの品評会だ。どうしちゃったんだ。

間合いの取り方が違うのかな。 ハイクロスの目測も、多分中国の方がJリーグより10センチ位は身長が高いので迷うのかな。

後半。
1分、本山! 同点。
右サイドで奪ったボールを早く繋いで、小野のスルーパスを一瞬の隙に抜け出た本山の左。さあここからだ。
同点弾と同じパターンで3本ほどチャンスを作って来た。そしてCK。合わない。
8分。硬さが取れてきたかな。 ハーフタイムの指示もよかったのか、さすがドーハ経験者の清雲さん。
9分、市川がセンタリング、高原! ‥‥ボレーは宇宙開発だが、 初めてシュートらしいシュート、これはこれでいい。前半開始直後とは違った、手応えのあるペースを日本は掴んでいる。 右サイドの市川の攻めがいいなあ。交互に出て来る本山も。あとはゴールだ!
12分、またも本山!
中央、小野から左に本山、中に切り込んで狙いすました見事なシュート。
市川が上がり目、CBの金古がしっかりとカバーしている。
ああ‥‥稲本にレッド!? 17分。これは痛いなあ‥‥
あれ、中国は3人目の交代。
うわあ‥‥守備が混乱している。 大丈夫か? この時間は中国のペースだ。
手に汗握るこの時間帯。26分。守れ〜
え、小野のファール、PKか‥‥。28分。
これを決めて中国同点。

32分過ぎてから左右から攻め出した。ここで決めろ!
36分、 一進一退だな。
交代出場の平松が左からチャンスを作る。CKだ。
40分、小野が右から放り込んで、高原‥‥惜しい。
ここで中国は足を釣ったり、急に体力が落ちた。日本は波状攻撃だ。

ううむ、後半終了間際の、あんなへろへろ中国から点がとれないのか‥‥
まあ、初戦、若さ‥‥よしとするか。

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