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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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青森山田
（青森県代表） | ３−０ |
香川西
（香川県代表） |
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| 2006年12月31日（日）、第８５回高校選手権、 西が丘競技場にて観戦。 | ||||
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第１試合と違って点差がつきました。 前半３−０、後半０−０でした。後半に試合の流れが変わったのではなく、 前半で試合が決してしまい、青森山田が無理をしなくなったからですな。１回戦から出るにしては、点差以上に力に開きがありました。 相手のプレス、スペースへのポジショニングなどには最低でも二人で行う、刑事みたいな約束事を設けているようだ。 仮に相手にサイドチェンジを読まれていても、囲まれても、すぐに次の局面を作ることができる。 本命なき大会だそうだが、もしや‥‥まさか‥‥。 |
 青森山田の２点目が決まった。 |
 猛攻を阻む香川西のＧＫ |
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慌しくキックオフ。第一試合がペナルティシュートアウト９人目まで行ったから‥‥。 香川西のキックオフそして左サイドへ。よかった（笑）。 昨日もさっきも右サイドだったからね。 ３分。青森山田の応援が先に始まった。１分ほど遅れて香川西も始まる。これでやっと「始まった」雰囲気になる。 香川西のクリアが小さい。パスを繋ごうとしているのか。
左サイドの突破、９番のパスに、１１番が突っ込んで‥‥
青森山田は速く、早い。気の毒だが香川西よりレベルが上だ。 早々に先制したので、青森山田の優位は揺るがないものとなった。１１分。
４番の左CKのこぼれ球、拾って繋いで斜めに切り裂くパス、左サイドに抜け目なく詰めていた‥‥
青森山田、左１０番が粘って身体を入れ換えて持ち込み、丁寧にクロス。１１番が飛び込むが‥‥香川西１５番もついていた。１６分。 青森山田に３点目。左ＣＫの零れ弾、ミドル！ ポスト！ 再び‥‥決めた。誰かな。香川西は‥‥為す術がない。まだ前半２５分なのだが‥‥。
両チームの対戦だから相対的に見えるのだが、香川西のプレーが雑に思える。キック、トラップ、全て不正確に見える。タックルもだ。それだけ青森山田の方がレベルが上ということか。 香川西、ＦＫからの速攻。１０番が起点だ。右サイドからが得意な攻めの形かな。３２分。そして香川西、左から攻め込む。青森山田が無理をしなくなったためでもある。 ならば、ここでゴールが欲しいところだ。 青森山田の９番、センターフォワードかな。ポストプレーが速くて正確だ。 味方を活かすのはもちろん、自ら反転して前を向くプレーも卓越している。３６分。 ３９分、青森山田１０番のミドル、ポスト直撃。２１番かな、抜け目なく詰めたが、外へ。反応が速い。これもあるんだよなあ。 圧倒的な力の差だった前半。そして後半が始まるが、１２分までゴールはない。 内容では相変わらずの差。香川西はＣＫすら取れない。 メンバーチェンジもなさそうだ。試合としてはこのままで勝てるだろうが、監督・指導者、教育者としては怒るんじゃないか。 「前半で３点取れて、後半に取れないとは何事か！」と来ないもんかね。 １５分、それぞれに交代。青森山田は１１番から１４番、香川西は１５番に代わって１３番が、それぞれ入る。 青森山田の１４番が目前を走り回っている。大柄には見えないが、重心の低いドリブルでアクセントとなっている。 中米の選手みたいだ。一方の香川西は交代選手も活きて来ないなあ。２１分。 ２９分、香川西に交代、７番から８番。スズキケイタ‥‥周囲からちょっとした感嘆の声。しかし青森山田の猛攻。いや、猛ではない、無理はしないから。 隙あらばゴールを狙う、という感じだ。 青森山田は９番から１７番への交代。３３分。香川西６番のミドル！ 左から持ち込んでのもの。 シュートらしいシュートはこれで２本か３本か‥‥。 青森山田に交代。１０番が下がり、１６番。応援団のコールで分かる。お疲れさん交代だ。
そして‥‥順当にタイムアップ。青森山田、シードすりゃあいいものを。
香川西が気の毒だった。勝負は勝負としても、持ち味を全く出せずに力の差を見せ付けるだけで終わってしまった。
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