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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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国見高校
（長崎県代表） | ０−２ |
鹿児島実業高校
（鹿児島代表） |
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| 2005年1月8日（土）、高校選手権準決勝、国立競技場にて観戦。 | ||||
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開幕戦以来の国立。毎年楽しみにしていることがあったのだが‥‥。
千駄ケ谷駅に当日券の臨時販売所が設けられる。
「ブロック指定」とあるはずの掲示が「ブッロク」になっていた。「いた」のです。去年までは。今年は、よりカラフルなものに生まれ変わってました。
楽しみにしてたのに（笑）。 さて、鹿実は準々決勝から続けての観戦。あの後半の戦い方が出来れば勝機はある。
国見は‥‥今大会では初めて見るが、超高校級の運動量と攻撃力は健在のようだ。 |
 ロングスローから鹿実の攻勢。 |
 １２番がついに決めた！ |
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鹿実のキックオフ、左サイドへ‥‥ぶつかってファールになる。ＦＫをヘッドで落として‥‥国見のチャンスか、と思わせる鋭さ。 ３分、ゴールキックの瞬間に、国見のＤＦもラインを下げる。蹴る瞬間までは上げているから、わずか１０メートル程の幅に全員がいることになっている。 これはもうお馴染みだが。 右スローインから鹿実の攻勢が続く。ロングスローから右ＣＫとなる。無風なのにトンデモナイカーブをかけるぞ。 だからファーのゴールラインを割る。５分。 ９分まで、押し気味の鹿実。ロングボールとロングスロー、１１番かな、これには国見は相当てこずっている。ＣＫだ。 とにかく何でも、国見の陣内にボールを出す。サイドでいい。いや、サイドの攻防になって、タッチラインに逃げられたら、超ロングスローのチャンスだ。 持ち味を発揮している鹿実、しかしここで点が取れないと厳しくなるな。１１分。 鹿実、先制！１６分、ゴール前に入れたロビング、 ＧＫの手先とクロスバーの間隙に滑り込んだ。２０番のラッキーなゴール。しかし、チームとしての狙いが実ったものだ。国見が初めて押し込む展開。火をつけることになるのか。あと数分間をしのぎたい鹿実。そうすれば‥‥。 国見の攻勢。グラウンダーの浅い角度のクロスを斜めに抜け出すトラップでマークを外す、国見１０番の反転シュート。このパターンも、 鹿実はちゃんと理解して守っている。２３分。 ３２分、何とか攻め込んでいる国見、やりにくそうだ。シュートらしいシュートが、国見にはあったか。 鹿実９番が倒れて‥‥どっちも出してくれない（笑）。立ち上がったが、頭を押さえてふらふらしている。やっとスローイン、偶発的に出たのだが、一応はボールを返す鹿実。 ３５分。９番は大丈夫そうだ。 国見１５番から８番に交代。３９分。インジュリータイム１分、ＦＫからの展開だが鹿実も焦ったかな。ＧＫを大きく蹴ってハーフタイム。 準々決勝では少々貶してしまった鹿実だが、今日の前半の試合運びは完璧ですな。国見のよさを消すことと、 自分たちのよさを発揮することの、どちらも実行できている。ただ、国見がこのまま終わるとも思えないが‥‥。 国見のキックオフ。押し込む。左スローイン、 ５番からかな、ミドルシュート。鹿実はシュートのコースに体でブロックしている。 右アーリークロスを胸トラップ‥‥国見の初めてのチャンスらしいチャンス。 左ＣＫは鹿実が冷静にクリア。 鹿実の猛攻。左からの速攻、クロスは右サイドへ。追いついてまた中へ。しかしシュートはポスト左へ。５分。鹿実１２番が何本か外している。 きちんと決めておきたい。 鹿実５番にイエロー。正面ＦＫは鹿実１４分。壁！ 鹿実９番がＧＫの前で合わせて‥‥蹴りそこなった。ポスト右へ。応援団からはため息に似た悲鳴。ここで国見は１７番に代えて１４番。２０分。 ２８分、鹿実ＣＫとなり、攻めのリズム。ゴールになりそうなのは鹿実だ。そういえば、鹿実は後半になってロングスローを使わなくなった。 国見は何とＧＫが交代。１２番が入る。３０分。この意図は？ まさか１点はとれるだろうからＰＫ戦を見越してのものかな？ この展開では楽観過ぎる。それとも来シーズンのための経験か？ あきらめる時間でもないと思うが‥‥。 鹿実１２番の会心の一撃！９番のスライディングシュートから左ＣＫを取る。これがファーに流れてトラップ、中に持ち込んで右足を振り抜くシュート！ ３３分。止めの２点目となるだろう。鹿実９番のキープからハンドリング、ＦＫのチャンス。キッカーは１２番、そして９番のヘッドはバーの上。 国見は足が止まった。３５分。鹿実９番に変えて１５番が出場する。 国見正面からのＦＫは、交代で入ったばかりのＧＫがキック！壁に直撃。強さを感じない今日の国見。
ゴールキックを大きく‥‥ここでタイムアップ。
準々決勝では守備に不安があると思えた鹿実が、見事な戦術で完勝でした。攻撃に力のある国見に対し、
序盤から攻撃で押し込んだのが功を奏しました。国見のよさを消しながら、鹿実は自分たちの持ち味を発揮しましたね。鹿実はサイドに大きく出して粘る、
スローインでももらえれば、超ロングスローという武器がある。さもなければ、ＧＫめがけて癖のあるボール。風を意識してのことか、国見のＧＫが弱点と見たか。
先制点もこの狙いから生まれました。 |
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