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キックオフから、鹿実の攻勢。押し込むことで全面的にプレスをかける作戦だ。先手必勝と出たか。市船は‥‥しかし３分には早くも逆襲。負けてない。
鹿実１０番の右サイドからのドリブルから１１番へ‥‥その流れからの初シュートは大きく上へ。
７分、鹿実は右CK。
１０番が右ウィング的にポジションを取り、よくチャンスを作っている。
１０分、市船は大きく繋いで来る。
それがある程度通る所に技術の高さを感じる。しかし、４DFの割には両サイドをよく割られる。その大きな展開から１０番のシュート、CKとなる。
そしてその右CKから‥‥ ４番中澤の豪快なヘッド炸裂、市船先制！ ファーサイドから高い打点のヘッド、
会場もどよめく。１３分。鹿実は少々焦り出したか、攻撃が浮き足だっている。攻めさせている感のある余裕さえ見える市船。
セットプレーからじわじわと攻め込む市船。４番のヘッドはことごとく競り勝っている。３１分、またもCKだが‥‥
六対四で押してはいる鹿実だが、守ってカウンターの市船の術中にはまっているとも言える。
試合の流れとしては市船のペースだった前半。
鹿実もチャンスがないわけではなかった。 後半。
同様の展開。市船は作戦通りだが、鹿実は何か手を打たないと‥‥市船も１０番がサイド‥‥
右サイドからドリブルで突破、CK。鹿実もサイドからドリブルで充分崩せるはずだが‥‥ １２分、市船が攻撃のリズム。かなり優勢。１点リードの余裕か。
市船さらにリードを広げるゴール！またも右サイド、２番がきれいなセンタリングを上げ、
今度は中に詰めていた１０番がどんぴしゃのヘッド！ 我に返るともう２８分、チャンスの数でも押されているように見える市船だが‥‥
しかし２９分、やはり右サイド、ドリブルからのセンタリング、ヘディングシュートを弾くGKの反応！ これで２点は防いだか、市船GK。
決定的チャンスはほぼ互角か‥‥しかしそこをきちっと決めたのが市船だ。鹿実はポストプレーもすぐカットされる‥‥打開策はあるのか‥‥
市船は鹿実の強力なダブルアタッカーを封じ、守りながらも得意なセットプレーで決める。２点めも流れの中ならの得点だったが、
形としてはセットプレーのものだろう。 終了間際、鹿実陣内深い所でキープする。こういうことをするチームを今大会始めて見た。
両校ともチームカラーが出たいい試合だった。市船の２ゴールは運が味方したか、それとも一瞬の集中力の差だろうか。
市船の無失点優勝が決まった。
帰宅後、中継を見る。入場者数は２９，０４２人。もう少し入ってもいいと思うんだがな〜。
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