サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

中国　２−２　バーレーン ＡＦＣアジアカップ、 2004年7月17日（土）、NHK BSにて観戦。

隣国で開催のアジアカップ。前回より待遇が悪い。前回は日本の初戦から決勝まで、 ほぼ全試合を生中継してくれた「ぜんぶやる　ＮＨＫ」だったが、日本戦はともかく、開幕戦が録画中継。しかも夜中だ。もう結果が出ている。 とは言っても、内容が気になるから、見ちゃうんだよな〜。 東アジアのライバル中国と、 アテネ五輪予選では日本が勝てなかった（レバノンとは引き分けていたが）バーレーン。これは面白そう。

バーレーンのキックオフ。右に早く持ち込んで‥‥スローイン。序盤から早い攻撃。 中国ＧＫのキックを受けて‥‥ややスローに。 しかしバーレーンのＣＫだ。１２番が３０番を倒したシーンが流れるが‥‥ＧＫか。 早くて激しい序盤は欧州選手権の影響下と思ったが、 すぐ落ち着いた。３分。パスを繋いで隙を窺うバーレーン。 中国の最初のチャンス。左サイドからのアーリークロス、スライディングは２９番だが、 右足は届かなかった。 バーレーン優勢のまま７分‥‥あ、ＣＫだ。１３番がボールをセット。低くて速いボールを狙う。 ボールを受けて反転しようとした９番が倒されて‥‥ファールをアピールする、ハオハイドン。ＦＫだな、ＰＫにはならない。 １８番のＦＫはファーポストを越えていった。１０分。 日本が辟易していづれ食らってしまう中国の放り込み攻撃も、バーレーンも大柄だから通用しない。 そして足元の技術はバーレーンの方に分がある。 バーレーンのＦＫだ。１０番のボールは‥‥クリアして中国の速攻。バーレーンは戻るのも早い。 零れ球をミドル！　しかし拾われてバーレーンがじわりと中国陣内へ。１７分。 バーレーン１７番を振り切り、９番の左サイドからのドリブルシュート。 中国が徐々に攻めの形を‥‥とまで行かないが、シュートまでは持っていかれるようになる。２２分。 １８番に代わって６番が入る中国。負傷交代だ。 バーレーンのFKだが、これはGKに。３３分。 ここまでシュートは中国四本、バーレーン二本だが、中国は９番に何とか預けて強引に撃っているだけだ。 その９番を倒して１６番にイエロー。３５分。 続けて２９番にもイエロー。バーレーンに早くも２枚の警告。 さあ、中国のCKは、 低いボール‥‥９番を狙ったか、GKだ。そして‥‥ バーレーン先制！ ４０分。縦パスを、恐らくGKからの一本、 ２９番モハメド・フバイルが爪先に当てて、ループシュートとなる。中国GKも触ったが、及ばなかった。 中国の攻勢。先制点を奪われて、 固さがほぐれたか。 CKをファーの１２番のボレー、これは惜しかった。ここでインジュリータイムへ。 中国のスローイン‥‥投げかけてハーフタイムへ。 後半。 用を足しにテレビの前から離れていたら、すぐに始まっていた。そうか、録画中継だもんな（笑）。 中国のチャンスが増える。バーレーンの守備の裏、それもサイドにFWが走るようになってきた。 ３０番のカウンター。オフサイドか。 中国の守備ラインの裏へ、うまく抜け出したが、速かった。 そして中国の逆襲。ミドルシュートがDFに当たって‥‥しかし１５番が残っていてオフサイド。 ５分。 中国２２番の攻撃、左サイドに持ち込んで切り返し、１６番のスライディングはかわしたが、手に当たった。 PKをインサイドキックで正面に‥‥あれ、決まったけどやり直しか。 再び５番が決めて中国、同点！ バーレーンのアーリークロス。 苦し紛れか、GKがキャッチ、１９分。 中国５番のミドルからバーレーンのGKだが、ここで交代。８番ドサリに代わり１５番ファルファンが入る。 中国、勝ち越し！ グラウンダーのスルーパス、左に流れながら振り向きざまに当てた２９番のシュートは、 バーレーンGKの視線に見送られ、ファーポストに当たってゴールマウスへ。２１分。 バーレーンも攻めるCKから中国はピンチだった。 そして、バーレーンのスルーパス‥‥接触して倒れて‥‥これはフェア。 中国に交代。９番に代えて１１番が入る。 アナウンサーの音読みは聞き辛い。中国音に近い読み方に、何故しないのだろう。 確かA３ではそうしていたはず‥‥。 ２９分。激しくなってきた。個々の当たりが、です。 厳しいチャージでも何とか持ち込もうとするから、そうなるとファールも増えるけど、怪我も増える。 パスワークでかわすと言う意識はあまりなさそうな両チーム。 左からのCKは中国、逆襲に激しくタックル、バーレーン１９番へのファールとなり、 １４番にイエロー。３３分。 余談だが、解説は井原さん。北京工人競技場（工人は中国語。 労働者競技場という意味なのだが‥‥）で井原さんとなると、日本が初優勝した時のダイナスティカップを思い出します。 ３７分、ちょっと落ち着いたか。中盤、スローインの応酬になる。 そして！　バーレーンは最終ラインからロングパス。しかもサイドに出す。 右サイド、インサイドキックのボレーは意表を突く形になるが、GKがキャッチ。 CKの零れ球を拾って今度はアーリークロス、競り勝ったがGKの正面。 逆襲から‥‥中国１１番にダイビングによるイエロー。 バーレーン１３番が右サイドで粘ってクロス‥‥ファールからFKだ。 ここから同点ゴール‥‥ではない（笑）。 中国の逆襲を更に反撃に繋げて‥‥ バーレーンが追い着く！ 左サイドでロングボールを受けた９番フセイン・アリ、三人のマークを強引に振り切って放ったシュートはファーポスト内側に転がり込んだ。 終盤、中国は動きが落ちたかな。 インジュリータイムにバーレーンに交代。１３番に代えて２番が入る。引き分けでいい、 という交代だ。 異なる年代のチームだが、五輪予選では日本が苦戦したバーレーン、強いね。ただ、 中国がパワーとパスワークを発揮した時間帯には振り回されていた。 地元中国とすれば、前半だけ見れば、引き分けに満足したいところだった。 しかし後半はいい流れになって一時は逆転できたことからすると、惜しい引き分けだった。 さあ、NHK BSでは、次はどの試合を見せてくれるのかな？　 そして中国とバーレーン、共にどこまで勝ち進むか‥‥。

このページの最初へ

観戦記目次

サッカー川柳

日本代表選手一覧

ゆにこん一覧