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サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！ |
 | 草津東高校 ０−３ 国見高校2001年1月8日（月）、高校選手権決勝国立競技場にて観戦。 |
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昨日の曇天から夜には雪‥‥どうなることかと思ったが‥‥。三年前は大雪、二年前は好天、
去年は曇り。今年は‥‥そして来年は？ 準決勝を見る限り、国見優位かな〜。国見の７番と草津東の２番が当たるだろうが、 スピードでは７番が遥かに上。このサイドの守備に、草津東は準決勝で難渋していた。 しかしそのままの形で来るだろうか‥‥。 草津東は、交代のパターンなどのゲームプランが固定化している感がある。 この大舞台で自らの殻を破れるだろうか。個人的には草津東に優勝してもらいたい。 |
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草津東のキックオフだが‥‥。ある程度予測はしていたが、押し込む国見。まあその方が草津東もカウンターを仕掛け易いだろう。
草津東の反撃！ １０番藤原のハンドリングで国見にＦＫ。気になる国見７番松橋には、草津東６番間所あたりが今の所ついている。
左に回ってスルーを受けるが、オフサイド。 ６分、またも７番松橋が切り込んで‥‥シュート。 序盤の激しさがそろそろ落ち着いて来た頃か。 今度は左サイドから、６番片山から１４番佐藤のヘッド、散発的だが、国見の攻勢が続く‥‥。 国見先制！左サイドを抜けた７番松橋の丁寧なクロスを、１１番山崎が折り返して１０番大久保が決めた。 １１分。後にセレッソ大阪に入団、Ｊ２を経験したシーズンは得点王に、 更にアジア大会準優勝を勝ち取ることになる選手だ。また１２分、同様の展開から、これはポストに跳ね返る。 国見は先制点で勢いづいた。 国見７番松橋のスピードを、チームメイトが理解し、必ず追いつくと信じてギリギリのパスを出し、 必ずクロスボールが来ると信じて、ゴール前に詰めている。さすがに草津東は予測が出来ず、まさか、との思いがマークを外してピンチを招いてしまう。 もう１５分。 押されている草津東。しかし右サイドのタッチライン際、必死に追いついた９番森のクロス！ ＧＫ徳重がキャッチ。 さすがこの世代の代表で世界を戦うキーパー。ＤＦのカバーもよかった。１９分、このプレーで活気付くか、草津東！ 草津東は‥‥ＦＷが互いの距離を考えたい。国見ＤＦのチェックは今までのチームよりも、速くて強い。 国見も７番松橋１０番大久保１４番佐藤のトップの三人で攻撃の形を作れる。だから他の選手は草津東の攻めを防ぐことにのみ集中すればいい。 その面では同じタイプのチームなのだろうか。 国見リード。８番川田のミドルが強烈に決まる。２５分、右からのパスを受けて、豪快、爽快なほど躊躇なく撃った。見事。草津東は、 前線に９番森と１１番井口のダブルアタッカーだけが残る。１０番藤原や７番近江までが中盤でマークに追われている。 これでは攻勢に転じることが難しい。 ３７分、国見の攻勢が続く。個々のパワーに差がある。特にキック力が違う。 国見はどういう鍛え方をしているんだろう。この時間帯、疲労はないのであろうか。 続く３９分。草津東はようやく攻撃の形が作れた。
７番近江のクロスのクリアを拾って短く繋ぎ、６番間所‥‥８番中川かな、シュートはバーの上だったが。チャンスはまだありそう。 後半。 それでも４分、国見のＣＫに継ぐＣＫ‥‥。う〜む。
左６番間所から右７番近江への草津東の得意のサイドチェンジのパスも、阻まれる。 ９分、草津はショートパスを繋ぐ、本来のペースになりつつある。８番中川がポスト、
１４番内林のダイレクトシュートはバーの上だが、チャンスだ。 国見は２点のリードで安心したか。攻めは個人プレーで散発的。草津東がペースを掴みかけているようにも見えるが‥‥。２１分、もう一息。だが‥‥。 ３０分、クリアを拾うようになり、国見のペースとなる。草津東は６番間所に代えて１５番松長だ。攻めろ！ １０番大久保のミドルが炸裂！３３分。草津東はカットされて持ち込まれてミドルを撃たれる傾向。国見の反応と寄せが非常に速い。草津東の攻めも国見１５番春川が、ベッケンバウアーのようなカバーリングで防ぐ。草津東は‥‥打つ手が無い‥‥。そういえば後半はＣＫすらなかった‥‥。 調べてみると、観客数は１２，４５７人だったそうだ。関係者が早朝から雪かきをしたらしい。その影の努力にも敬意を表したい。 |
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