サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

日本 １−２ イラン 2002年10月13日（日）、アジア大会 NHK BSにて観戦。

強敵タイに圧勝し、勝ち上がってきました。日本代表チームは、 ２０００年秋の秋に行われたアジアカップではサウジを倒して優勝、この大会も決めて、名実と共にアジアの王者！　 としたいところです。 イランはここまでで得点ランクトップの選手が出場停止、エースとして長らく君臨しているダエイ選手が、 突然の帰国（‥‥お父上が亡くなったそうなので、戦力ダウンと喜ぶのは不謹慎ですが）、日本はU21のチーム。 負けても失うものはありません。ここは優勝を決めましょう！

	自らがゴールを決めたボールを手に走る中山！

さあ、日本のキックオフ。イランが奪って‥‥GKだ。初シュートは６番メクナム。右サイドでキープ、流してミドルだった。 イランはそれほど大柄には見えないが、ドリブルを多用しそうだ。 そのドリブルが、懐が深いから‥‥森崎がタックルし、ファール。FKとなる。 これは気を付けたい。 さて、逆襲から日本のCKだ。４分。 イラン９番の粘っこいキープ、池田のタックルで倒れて笛‥‥え？ イエローはカデミヤンに。 シミュレーションだったようだ。ふう。 ８分まで、遠目からのシュートがイランに３本はあったか。でもあまり怖くない。 １０分、 ピンチの後にチャンスあり。イランのFK、小さく出してシュートを読んでいた大久保がカット、そのまま右サイドを強引に突破、 中央にフォローしていた松井に出てシュート。 イランはスピードがないのか。松井のそのシュートはGK正面だったが、それ以降、 日本の攻めが深くなる。 大久保と松井の距離が、いい。１２分。イランは崩すパスがない。 ロングパスも戻し気味のものばかり。 １５分。苦し紛れのミドルの多いイランに対して、日本はいい。中山が右からシュート、 CKはファーサイドへ‥‥三田は競り勝てないが。 右からイランのドリブル突破。ボールにあまり触らないドリブルからミドル。６番だ。初めて枠に飛び、 セービングからCK。１８分。 カットして、深い位置から森崎の縦パス、波状攻撃になる。 あ、GKが倒れている。ミザプールだそうだ。 アベドサデではない（笑）。 GKからのロングキック、中山がヘッドで落として大久保‥‥振り向きざまのシュートは宇宙開発。２３分。 前線でキープして囲まれると、思い切ってバックパス、相手の出方を見てロングパスは、中山のポストに決まる。日本の戦術眼も育ってきた。 ２７分。少々膠着か。 最終ラインで回し、２８分にはグラウンダーのパス‥‥中山が倒れてFK。左サイドに出て、大久保が倒れる。 いい位置でのFKだ。２８分。 ３２分。６番のミドルからCK‥‥流れはイランだが。ゆっくりとボールを回す日本。どっしりと構えている印象だ。 もちろん楽に勝てる相手でもないし、スリルある展開でもあるが、 バーレーン戦のように落ち着きのない冷や冷やする場面はない。 ４０分。右サイドの田中隼麿とイランDFアルモハメデの対決もいい。今のところはカットされているが‥‥。 ちょっとリズムが変わってきたかな。４４分のイランのCK。クリアを拾ってミドルは例によってバーの上。 引き気味のイランに対して、こじ開けようがない時には下げて立て直す。日本のこのリズムは持続するはずだ。 さあ、前半最後のチャンスか、CK。しかし根本のキックはイランGKがパンチして、ハーフタイム。 さあ、後半。２０番青木が入るのか？　いいリズムだったから、交代の必然性はなさそうだが。 ただ、左サイドの守備が不安ではあったが‥‥。鈴木に代えるようだ。 大久保の突進、３番が必死にカットする。CKだ。まだ１分。 おいおい、DFが中央でお見合い、拾われて‥‥ イラン先制！ 見合った２人の間を抜かれて、 ９番カデミエンのシュートが決まった。まだ３分。これが、サッカーというものだが。 日本のMFが下がりすぎた。ミドルはポストに当り、クリア。この試合で一番悪い流れだ。CKだが。黒河がパンチング。 ５分になる。イランのファールで流れが切れる。 森崎から右サイドに開いた中山、戻してシュート、CKだ。まだまだ押し返す力はある。 小さく戻して大久保のミドルは大きく上へ。焦りかな。 日本の猛攻に、イランも逆襲速攻が鋭く見えるようになってきた。 左サイドからのアーリークロス気味のシュートを、黒河が下がりながらのパンチ。見事。１２分。しかしイランのCK、ここは我慢だ。 １８分過ぎ、久々の日本の波状攻撃だが‥‥。スルーパスに抜け出た中山が倒れるが、フェア。リズムを取り返してきた。 大久保に代えて田中達也。２１分。 イランの攻勢が続く。２６分。ゴールで元気の出たイランを崩せなくなった。 スルーパスが読まれてカットされている。シュートやサイドへ一端出すなどの工夫が欲しい。 奪って速攻、中山のロングシュート。ううむ‥‥。 ２８分。中盤でのドリブルを囲まれて取られて攻められる。速いワンツーで、さっきはかわせたのだが‥‥。 日本の最大のチャンスがレフェリーに妨害された。サイドから中央に戻してミドルシュート‥‥のシーン、 絶好のポジションにレフェリーが立ちはだかった。３０分。 イランは落ち着いて最終ラインで回している。 田中が左サイドを突破、 森崎のフォロー。散発的だ。３１分。 阿部を下げて石川直宏。総攻撃にでるか。さっきの一件以来、判定がやや日本寄りに思える（笑）。 ９番のロングシュート。イランのCK。３６分。策なく黒河がキャッチ。 イランも交代か。１３番が下がり２１番アジーサデが入る。 あ〜あ、くだらないミスから失点。 ゴール前のFKをフリーの相手に渡してしまい、そのままゴール‥‥。 でも直後！ 右から崩して中山が捨て身のシュート！ そう、２点をリードされて中山が１点を取り、 ボールを拾ってセンターサークルへ。歴史は繰り返すのか。 ロスタイムは４分だが‥‥。誰も上がってこないイラン。 ゴール前は密集だ。 あ〜あ。詰まらないミスの２失点。うまく崩して１得点。ま、今後の課題としましょう。例えば、 メンバーを固定すべきデェフェンスラインに、色んな組み合わせを試すことが出来て、その反面、１失点目のような微妙なコンビのずれを見たのです。 ともかく、 優勝おめでとう、イラン。 でも次は日本が勝つよ（笑）。 そして、アテネ五輪出場を賭けて再スタートだ！

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ｔｏｔｏ予想師

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