目次へ サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

ベルマーレ湘南 0−1 アビスパ福岡

2004年11月20日(土)、J2リーグ
平塚競技場にて観戦。

どっちもかつてはJ1で名勝負を演じてきたチーム。それが、久しぶりに見る今日はJ2‥‥とはいえ、長い歴史があればそんなことはざらだ。 百年構想成就までまだ先は長い‥‥。
さて、招待券をもらっての観戦。いつかもあったっけ。 嬉しいんだけど、困るのは文句が付けられないこと(笑)。それに、今日はJ1もJ2も全て14時キックオフ。 自宅のテレビでレッズ優勝(かな?)の瞬間を見るのもいいんだけど‥‥。

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福岡、終盤のゴール!
試合終了間際のミドルシュート! 見事!

ベルマーレのキックオフ。右に深く蹴り込んで、アビスパが同サイドを攻め込んでくる。
中央FKから右へ、 うまくワンツーで抜けてCKを取ったベルマーレ。2分。クリアを拾って左から右へ‥‥実らずアビスパのゴールキックに。

ベルマーレはショートパスをダイレクトでつなぐスタイルになっていた。以前はどうだったっけ? 一方のアビスパは何年ぶりに見るのだろう。特に生で見るのは‥‥初めてかな。

ベルマーレのチャンス、 右サイドをワンツーで入り込んで10番のミドルはクロスバーを叩く。意表を突くロングシュートだった。惜しい。7分。

アビスパの逆襲はGKから、左サイド、26番有光のドリブル突破だが、囲まれるとさすがにどうしようもない。

11分、ショートコーナーのもつれから接触、ベルマーレのFKのチャンスが続く。ゴール前に放り込んだが、ゴールキックに。

ショートのダイレクトパスが多いベルマーレだが、必ず前を向いている味方に出す。14分から20分程。冒険のない展開。
  しかしアビスパの速攻(またも左サイド!)からCKとなり、拾ったベルマーレ20番が右から左へ大きくサイドチェンジのロングパス、いいぞ。

26分、アビスパの攻勢だがやはり左サイドから。ドリブルで持ち込んだりはできるが、密集しているからシュートまでは行かない。 一方のベルマーレも、「前を向いている味方」にマークが着くようになって、パスワークが乱されてきた。

23番の右クロスを13番が左からヘッド、振り回し過ぎてクロスバーの上。ちょっと落ち着きに欠けていた29分、アビスパの攻め。

35分、20番が倒されてFKのチャンス。
そして40分、有光のミドル、左からのスピードをベルマーレは止められなかった。

どっちも特徴が出ていたが、プラスに作用しなかった前半だった。

後半、アビスパの左サイドが目前になる。楽しみにしていたら、 右サイドから崩してきた。ミドルシュートはバーの上、アビスパ13番かな、遠めにも体格のよさが分かる。トップでドンと構えている。 甲府の小倉にも感じた貫禄だ。
ベルマーレのチャンス、右からのクロス、左、 大外からダイビングへッド、これはカバーに入ったDFがクリア。10分。
前半のシュート数はアビスパの方が多かったが、チャンスの数はベルマーレが優った。

逆襲からアビスパのCKだが。そして13番に代えて24番オオタが入る。でかい選手同士の交代か。
左サイドの攻めに勢いがなくなった、ハーフタイムの指示だろうか。

アビスパの交代、34番山形が下がり、11番を投入。選手権高校選抜で活躍していた、 東福岡にいた山形かな。14分。

観客数3926人。こんなもんかな。

24番がヘッドて゛落として右から***(判読不能)一対一ではGKが阻む。19分、後半のチャンスは一つづつ、ここまでは互角だ。

ベルマーレは32番に代わり13番が登場。後半はどちらも最前線のターゲットをポストに使うようになった。同じような戦術になった。偶然かな。
ベルマーレは17番から2番へ。26分。アビスパの応援歌はマイナー進行のためか、悲壮感を覚える。

アビスパ7番の斜めのドリブルからクロス、中央24番のヘッド、クロスバー‥‥。チャンスの数ではアビスパがこれで上回ったようだ。27分。

アビスパは15番メタに代えて22番マツシタが入る。34分。アビスパ24番の肘打ちがファール、FKの場面。これは露骨なファールだった。
更にベルマーレは28番に代えて7番が入る。38分、このままかな。

46分、アマラオのヘッド、 アーリークロス(メモまたも判読不能)放り込みをGKと競り合ってヘッド入ったかと思った。そして治療のため中断。

アビスパ先制! 8番ホベルトのミドル!

ショートパス攻撃、中途半端なベルマーレのクリアを拾ってつないで、叩き込んだ。

逆に放り込んで押し込もうとするベルマーレ、時計は51分を指している。ここでタイムアップ。 記録上は44分のアビスパのゴールから1分も経っていなかった‥‥。

それぞれ特徴の出た前半でした。ショートパスを多用する湘南は、必ず前を向いた味方にしか出さないので、コースが横か後ろに限定され、 福岡にも読まれるとリズムを失うようになってしまいました。
一方のアビスパ福岡は、攻撃が左サイド限定。右からの展開は皆無。

そんな、どっちも特徴を出しながらも、効果の出ない前半から、ハーフタイムの指示の効果でしょう、どちらも戦術を変えてきました。 偶然でしょうか、最前線にでかい選手を置いて、ロングボールの多用。同じようなサッカーになってしまいました。
終盤にそのこぼれ球を叩き込んだアビスパが勝利、3位に踏みとどまって、入れ替え戦に希望をつなぎました。

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