前半２０分過ぎにやっと着いた。アクセスが悪いのが駒沢の特徴だった‥‥
プログラムの選手紹介に背番号がない。
グラウンドにも出ていたかどうか‥‥不親切だ。これで６００円は無駄な出費だった。
チケットを買う寸前、歓声が‥‥
日本が先制した瞬間だった‥‥
両者、動きはいいが、コンビネーションが今一つだなあ。
日本は２人までのコンビはいいが、３人以上がよくない。
２３分頃、韓国ユースの時間帯。先制を許したから、早めに追いつきたいという心境かな。
お、日本、柔らかいパス交換から攻める‥‥左サイドから形になりつつある。
ＦＫだ！ ４番が中へ‥‥インフロントのカーブは、
飛び込んだ味方の頭をかすめ、ＧＫも惑わされて弾き、ＣＫに。合えば脅威となるセットプレーだった。
右ＣＫ‥‥逆襲される。右のクロスをＧＫがパンチ、クリアー‥‥ＤＦとの連携も少し心配だ。
２７分、右サイドを抜け出してシュート、
ミスキック、素早く拾った８番がループシュートを狙う‥‥これは韓国ＧＫキャッチ、惜しかった。
概してセンタリングにスピードと飛距離がないのが日本。その分、中盤から早い裏へのパスはよく見られるのだが。
３１分、韓国の猛攻が始まる。前線でパスを細かく交換するようになる。１０番がトップで反転してスルーパス。オフサイドだったが、意図のある攻撃。
アイディアも充分。３４分。
日本、２番が韓国のパスコースを読んでカット。いいねえ、誰だろう。
左サイド、
１０番と７番のコンビがうまく行くとチャンスなんだが‥‥３７分、三度のトライをカットされる。早い逆襲は韓国。
３９分、韓国のクリアミスをカット、即座に前線に‥‥あれ？ ＣＦの位置に誰が入るか、不明確なためにチャンスを逃す。
逆に韓国３番、ペナルティエリア直前でキープ、かき回される。そして逆襲、ああ、ＧＫ。
８番のラストパスがＤＦに当たり、
ジャストミート出来なかったシュートがＧＫへ。
日本リードでハーフタイム。日本高校選抜のキックオフで後半開始。
一時押し込まれて‥‥右サイドに大きく展開、シュートで終わる。積極的で､いい。ピッチでの声もよく聞こえる。こちらも日本がやや優勢か。
おっと韓国ユース、左ＣＫ‥‥ヘッドで繋いで、マークがふられてずれると恐い‥‥大丈夫だ。
２番が攻め上がった背後にボールを出される。
即、ピンチになる。
あ〜あ、ＧＫのクリアを恐れずに飛び込んだ韓国ＦＷのカットにあい、ＣＫ‥‥耐える時間だ。
５分、猛攻の韓国。
押し返す日本だが‥‥ＦＷのファーストタッチのコントロールがうまく行かず。折角のインターセプトも活きない。
また韓国の左ＣＫ‥‥シュートコースを消すＤＦのポジションがよく、何とか凌いでいる。
選手権を終えたばかりで、日本高校選抜は身体的なコンディション、実戦の感覚はいい。
だから韓国ユースの小手先の技は読めるのだが‥‥急造チームの例として、組織的にはどうか‥‥
多分、
近いポジションの選手は同じ高校にするなどの工夫はあるのだろうが‥‥ ７分、日本が逆襲！
１０番がドリブルで右に流れて‥‥クロス！
ゴールキックか！！ もうひと工夫欲しい‥‥
韓国、スピードに乗って突破！ 右サイドを疾走、三対二だ。ＣＫに逃れる。
そしてクリアを拾って‥‥放り込む。ヘディングシュートはＧＫ。「ト・ミ・ナ・ガ」コールが起こる。
韓国は単純・簡単なプレーをきちっとこなす。
１０分、日本は後半初のＣＫ。策なくクリアーされる。しかし繋いで、９番の右からのシュートはバーを叩く。惜しい！
今度は‥‥右からダイレクトパスで抜け出した４番。しかし韓国ＧＫの好セーブ。さすがだ。
押しまくる韓国だが、決定的チャンスは日本の方が優る。
しかし‥‥どちらにゴールが生まれるか‥‥
１６分、韓国が中盤を速く繋いで前線に出すパターン。
日本はセンターサークル附近から一気にサイドを狙う。伝統的な戦法がひっくり返ったようだ。目まぐるしい展開。
１８分、日本７番がうずくまる。
そして韓国は選手交代。顔か、腹部か‥‥あ、ＯＫの合図だ。
日本は３−４−３っぽいシステム。多分、韓国がスリーバックなので、
中盤トップ下が上がり気味になるのだろう。
２３分、日本に攻めのリズム。パスやクリアをカットして、フィニッシュまで行けるようになってきた。
ここで追加点が欲しい。
しかし、気迫で押し返す韓国ユースも凄い。
２５分、再び韓国優勢か、ミドルレンジからシュートを狙う。
韓国ユースは、いろいろな戦術を試しているようだ。
日本９番が足を引いている。おお飛び出しを見せていただけに‥‥しかしキープはうまくない‥‥
２８分、韓国はＣＫから猛攻。この時間帯に走りまくる韓国のスタミナには感服する。脅威だ。
しかし日本高校選抜も左サイドから大きく展開、
右アウトサイドまで繋がり、センタリング。ヘッドはＧＫ正面へ。惜しい。このパターンを繰り返している。精度も上がってきたかな。
３２分、韓国は攻めに出た。ＦＫを素早く繋いで‥‥でもここで中ではなくサイドにドリブルしてセンタリングしてしまうのが‥‥
伝統が発揮されたかな？
右ハーフウェイラインを越えた辺りでの日本のＦＫ、これも速く繋いで７番は中へ、
９番が落ち着いて決めて、日本、３３分に追加点。見事な攻撃！
翌日の新聞によると、７番は豊島（帝京）、
９番は林（滝川二）だそうな。言われてみれば‥‥
そして韓国のキックオフ、瞬時にロングシュート！ 肝を冷やした。
ここから耐えられるか‥‥絶対に諦めないのが韓国サッカーの良いところである。しかし守り切れ！ ここからが正念場、本当の勝負だ。
３番のカバーリングが光る。いいね。誰だろう。韓国ＦＷをブロックしてＧＫへ。いい判断。
日本、１５番が入っている。かなり長身だが‥‥
３８分、韓国！ 気迫のゴール！左サイドから強引なセンタリングをこれも強引なヘディングシュートをねじ込む。
この不屈の精神力が恐いのだ。これで更に攻撃に来るはずだ。
しかし、しかし、しかし！
３９分、日本、
突き放す３点め！右サイド、キープして時間を稼いでいた１３番が、韓国ＤＦ２人を抜いて落ち着いてパス、
シュートは一度はＧＫが弾いたが、詰めていたＦＷ‥‥山形（東福岡）が決めた。やったぜ！
韓国、もうシュートも苦し紛れか‥‥
日本は落ち着きを取り戻した。勝利！
アジアユース、アジア大会での連敗に終止符を打った。よくやった。
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