サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

湘南ベルマーレ　２−２　ヴァンフォーレ甲府 2003年11月8日（土）、Jリーグデヴィジョン２ 平塚競技場にて観戦。

久しぶりのスタジアム観戦。もしかしたら、５月のオリンピック予選以来ですな。そうか、 去年は８月にＩＮＡＳ−ＦＩＤワールドカップがあったからな〜。 地元ベルマーレ対躍進ヴァンフォーレ。 パラシオス対小倉の攻防が見たい。残念ながら、昇格の可能性は潰えた両チームだが、その分、邪念や雑念なく、選手たちも、 観る我々も純粋にゲームに没頭できるでしょう。 サッカーくじ・ｔｏｔｏに関してはこちらへ。

	湘南、終了間際のゴールに歓喜！

序盤、左サイドから甲府が攻め込む。２分、自陣深めからのＦＫ、１６番小倉が競って‥‥背後に落とすが、オフサイド。 そして、小倉のプレスにパラシオスが右サイドへ逃げるパス‥‥タッチラインを割る。いいねえ、この攻防。３分。少し落ち着いたかな、早いね（笑）。 ６分、パラシオスが小倉を倒してFKとなる。左足で柔らかく上げて‥‥クリアを１４番かな、ミドルを狙うがバーの上。もったいなかった。 湘南ベルマーレ、先制！ ９分、３２番カキモトのシュートが決まる。 中央からサイドに出た甲府のパス‥‥中に欲しかった小倉は天を仰ぎ、ルーズボールを拾って１９番イシハラに繋ぎベルマーレの逆襲、中央、 右にドリブルでマークを外して撃った。GKの存在も物ともしない威力だった。見事。 劣勢の湘南が逆襲から先制する。だからおもしろい。 そして、湘南のペースになった。と思ったら‥‥。 甲府、小倉の同点ゴール！ １３分、左サイドの起点は小倉、 丁寧なクロスを１９番が入れて、中でワンクッションおいて、正面に廻りこんだ小倉が、これまた丁寧に蹴り込んだ。 一点づつ取って、 激しくなってきた。イエローカードが出る。誰だろう。１５分。ベルマーレのFKとなるが‥‥。 ヴァンフォーレ、 ８番クラヌキが６番ナカザトを倒してイエロー。そして正面からFK‥‥クリアを拾ってからが早いベルマーレの攻め。 甲府は左に出てくる１４番イシハラが‥‥パスミスをしてピンチを招く。サポートが遅いようにも見えるが、キープ力や突破力が信頼されているからだろう。 球離れが悪いわけでもない。２３分。 ベルマーレ、９番のアーリークロスを３２番がバイシクル失敗。これで会場が沸くのが、 よくない。決まれば拍手というのはともかく、見た目が派手なプレーに過剰に反応するようで、よくない。ま、 選手はゴールへの意欲を見せてのことだから、いいのだが。観客がまだ成熟していない気がする。 湘南の19番、いいね。最前線でちょこまかと、相手を撹乱している。 視野の広いサッカーをしている甲府。 サイドチェンジを常に意識しているようだし、リターンパスもない。そのため、組織という点でもいいサッカーをしている。。 今期好調の要因を見た気がした。 ２９分、サイドに位置する小倉を気にしてか、パラシオスが右に偏るポジションを取っている。 最終ラインの穴を守備的ハーフが下がって埋めて‥‥中盤にスペースが出来ている。 ３６分、守備ラインの裏へのボール、ベルマーレ１９番が飛び込み、 GKにぶつかる。早くも激しくなってきた。 １９番を倒して６番にイエロー。４０分。 インジュリータイム。ベルマーレ９番に二枚目のイエロー、 これで退場だ。味方が胸で落としてくれたボールをコントロールしそこない、甲府４番に身体を入れられ、ひっかけてしまった。 カードは多いが、悪質なファールではなく、それは激しさの象徴である前半だったと、書こうと思っていた矢先だった。 右アーリークロスを３２番が、守備ラインの背後に飛び込んでヘッド、落ち着いてバックパス。GK‥‥ここでハーフタイム。 湘南のキックオフで後半開始。 人数に優る甲府は、最終ラインまで下げ、全員を経由してボールを前線左サイドへ。 甲府４番の中央突破から左へ、 １４番がアウトサイドにかけた思い切りのいいシュートがわずかに外れる。２分。この１４番が、時間を経るに従ってよくなってきた。 ６分、 中央突破に固執する湘南。小倉が倒れて初の担架。中央の狭い範囲で潰しあいになるから、接触プレーも増える。 小倉が戻り‥‥甲府の深い位置でのドリブルがファールで阻止されてFK、ここでベルマーレは１１番に代わって１４番が入るが、甲府のペース。 しかし速攻からシュートまで、持って行けるのもベルマーレだ。 湘南が速いショートパスをまわし、左から右へそしてクロス、 これは甲府ＧＫツルタがおさえた。ここへ来て、特色が出てきたか。 甲府は37番に代わり26番が入る。16分の交替。 少し退屈になってきた２０分過ぎ。互いのゴール前へ、速い展開ではあるが、迫力に欠ける。 ベルマーレは１０番ヨシノに代えて２０番タナベが入る。 どっちも引き分けでいいとは思ってはいないようだ。 そして観客数のアナウンス。５２５６人。少ないね〜（笑）。 湘南は20番に代えて18番スドウが入る。膠着したゲームだが、その流れを打破したい。 そしてベルマーレは３２番の速攻からのシュート。先制点と同じようなパターンだ。流石に二度目はなかったね。29分。 ３１分、甲府も速攻、 ２６番のドリブルだが、４番が、身体をうまく預けてGKへ。 そして左ＣＫに小倉から低い速いボール！ 誰かが飛び込んだようにも見えたが、 アーセナルゴールとは行かなかった。３３分。 そして３４分、甲府６番と湘南１５番がもつれて、イエロー。その直後！ 甲府、 石原のシュートが決まる！ FKからの展開、１４番イシハラのシュートが、恐らくDFに当たってコースが変わり、ゴールへ‥‥。３５分。 ベルマーレは19番に代えて18番加藤が入る。どちらも知らない選手なので、交替の意図が分からない。そして甲府の見事な波状攻撃、 楽しそうだ（笑）。 しかし逆にベルマーレ２０番のミドル、詰めるのが遅かった。余裕を持って決められていたろう。４０分。 甲府は、 １３番を２６番に代える。時間稼ぎの交代かな。残り、インジュリータイムは３分の表示。 ベルマーレの攻勢の４４分、１８番が左に持ち込んで‥‥ 決まっていてもおかしくないシュートだったが、わずかにポストの外。もしこのまま負けていたら悔いの残るシュートになっただろう。いや、 勝てなかったから、同じことか‥‥。 甲府は２６番が下がり１３番が入る。時間風稼ぎの交代かな。ここでインジュリータイムの表示が３分と出る。 しかし！ 湘南、熊林が何と同点ゴール。 左サイド、スピードに乗った突破からのシュートが決まる。8番クマバヤシ。参ったね、 こりゃ。 キックオフ、甲府が攻め込む。中盤を越えて‥‥タイムアップの笛。１５番アライールが苛立ったように大きく蹴上げる。 そりゃあ、そうだろうなあ（笑）。 終盤１０分は面白くなった。その時間まで同点だったせいもあるが。 リターンパスをせずに３人以上の組織で攻める形の出来ているヴァンフォーレ。速攻から決めるベルマーレ。どちらも攻めの形を確立している。 ただ、湘南は、他のパターンがないのでは。先制されて、後半に甲府が引いて守備を固めていたら、どうなったか。

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ｔｏｔｏ予想師

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