サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

韓国　０−０　ヨルダン ＡＦＣアジアカップ、 2004年7月19日（月）、NHK BSにて観戦。

NHK BSもやるね。「ぜんぶやる」の「やる」ではない。 初戦の録画中継が午前１時放映開始、 次が０時３０分から。そしてこの試合が午後１１時。開幕戦は、 ちょっと遅いけど見ようかな、という気持ちになるから、放映開始も遅め。段々と、じわりじわりと早めて来た。 明日の日本戦は生中継、１９時だもんね。いいよいいよ、その手に乗ってやるから（笑）。 監督が代わったばかりの韓国と、影の優勝候補ヨルダンの一戦。虚心に観戦させて頂きます。

さあ韓国のキックオフ。 余談だが、ヨルダンを優勝候補と書いたのは、別に冗談でも揶揄でもなく、 オマーンのマチャラ監督がそう言ったと報じられていたから。「優勝候補は日本、韓国、ヨルダンだ〜！」と、報知新聞に。 でも練習場所が整備されていなくてカッとなった挙句の発言だから、「影の」と付けときました。それ以上、他意はありません。 縦パスの応酬から、ペースダウン。アンジョンファンの右クロスをヘッドでクリア。静かな序盤だ。 そしてアンジョンファンのミドル。 GKをゆっくり始めるキーパー。攻め込む韓国。しっかりと受け止めているヨルダン。２分。 ここまで、サイドはともかく、中央の守備は堅いヨルダン。 サイドからのクロスが上がるのは仕方ないが、その分、中央で待ち構える選手にはDFが、後方から詰めてくるMFにはボランチがしっかりとついている。 左からの深いクロスをイドンククが胸トラで落としてアンのシュート。ふかす。５分。ヨルダンの攻勢。しかし‥‥。 右からのアーリクロス、 三人が呼ぶ。一番外のイドンククが左足のボレー、ポスト右に外す。余裕を持ちすぎた。こういうのを決めないから‥‥。７分。 ヨルダンのチャンス。１０分。右からのクロス、３番からかな、９番のボレーは足が足りなかった。 一番スタンドが沸いたぞ。しかも「加油！」の声援。中国語だ。山東省の皆さんは韓国が嫌いなのだろうか（笑）？ どちらも様子見のまま。血相を変えて眦を決して何としてもゴールを取らねば！　という状況ではないので、 得点をすることよりも失点をしないことを考えている両軍。 攻めも散発的。イヨンピョのミドルが１７分‥‥でも苦し紛れ。いや、あわよくば、 というシュート。 結果は０−０と分かっているから、内容がこのままだったら、前半で寝よう（笑）。 引いて守るヨルダンを、 個々の力で突破しようとしていた韓国は悉く阻止される。が、３０分、ソルギヒョンが右サイドにパスワークから抜け出してのクロス、 １４番チョンギョンホのミドルは‥‥無情にもバーの上。 ほぼ全員が引いて守るチームに対して、どうやってこじあけるか、 日本にも参考になる。（まさか準々決勝で当たるとは思ってませんでした。） インジュリータイムにシュートを一本づつ。そして、前半終了。 結果はもう分かっているし、恐らくこのペースのままでしょうね。 ビデオにとって明日じっくり見ます。明日の日本戦に備えて、もう寝ます（笑）。 え、クウェート３−１UAEか。どうせならそっちを見たかったな（笑）。 ‥‥結局、最後まで観てしまった（笑）。 攻め込みながら、 フィニッシュが決まらず‥‥GKの好守にも阻まれて無得点。引いた相手を最後まで崩し切れなかった。 早い時間帯にゴールがあれば違った展開だったでしょうが。ボール支配率もシュート数も、完全に韓国ペースに見えたけど、実はヨルダンの術にはまっていた。 まるで中東の国と戦う日本と見まごうようだった。（まさかこのヨルダンと日本が準々決勝で対戦するとは、 ねえ‥‥） 今夜のオマーン戦がそうなりませんように‥‥。

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