サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

横浜Fマリノス　１−０　FC東京 2003年3月8日（土）、ナビスコカップ、横浜国際競技場にて観戦。

Jリーグも１０年、ナビスコカップも１０年。早いもんですね。 ところで、何事も、いつの間にか、気づいたら始まっていた、というよりも、 さあ今日この日に始まるぞ！　となった方が景気がいいし、分かりやすい。今シーズンのサッカーは、いつが始まりなんでしょうね〜。 先月はA３があったから、ジュビロとアントラーズはそれが始まり？ リーグ戦は今月２１日開幕だけど、このナビスコカップは今日から。 余談ですが、リーグカップなんだし、J２を締め出すのはもったいないね。 サッカーくじ・ｔｏｔｏ予想に関してはこちらへ。

	前半は優勢だったFC東京の最大のチャンス。

Fマリノス対FC東京‥‥考えてみれば、首都圏東海道対決だ。そして、Fマリノスを見るのは三年前のリーグ戦、 FC東京は‥‥１９９８年の天皇杯以来かな？　するとまだ東京ガスだった頃か‥‥。 監督は、Ｆマリノスは岡田さん、ＦＣ東京は昨期から原さん。ともに、８０年代の日本代表のＤＦとFＷだ。それも面白い。 選手が整列して、ＦＭキャプテンに激励の花束ぞうてい。何と井原さん登場。FC東京応援席から｢浦和レッズ｣のコール。 苦笑。 儀式も終わり、FC東京のキックオフ。 ＦＣ東京の右サイドからの攻防。風があるので、浮き球の処理が難しそう。 更に１８番が右からのスルーパス。２分。 Fマリノスは、６分、中央突破から攻撃を試みるが‥‥GK小沢が阻む。一転してFC東京の攻勢、 石川の突破だ。 １０分、７番佐藤の右からのクロスをカット、CKだが‥‥これが久保に合うと面白いんだが。そして逆襲、ともかく速いFC東京。 FC東京は２０番の右からのクロス。そしてCKだ。これはFマリノスがクリア。１５分のFC東京の速攻。１９番から１４番と繋いで‥‥惜しい、ポスト！ 更に逆襲。Fマリノスの攻めはGK小沢が防いで、CKへ。 互いに攻め切っているから面白い。それがまた速攻が決まっているから、更に面白いし、 暗示的かな（笑）。 セットプレーで、３番マツダが上りっぱなしになる、これは変わらない。が、４番ハトが、ちゃんと中央に入って締めている。 19分。 20分、ややＦマリノスが押す。26番那須かな？　ミドルは当たり損ね、これをズドーンと決め‥‥たい。 ＦＣ東京は、前線のプレスから、奪ってからの攻めがうまい。ケリーのバイシクル。ＦＣ東京の方が面白い攻め。こちらがＦＭのゴール裏、 ２１番工ノモトの背後から見ているせいかな。２３分。 ２５分、FC東京は右からスローインを繋いで‥‥クロス！　 GK榎本がDF（松田か波戸？）に重なってパンチング、こぼれてミドルはバーの上。 FC東京の流れるような攻めがいい。 Fマリノスはコンビネーションが今ひとつだ。 28分。4番ハト、8番オクのクロスプレー｡初めてだ。ハトが7番サトーにつっかえて上がれないのだ。 そしてＦＣ東京ケリーのループは読まれていた。 ４０分、Fマリノスは、どこへどう出していいのかまごついている様子。パスミスも多いし、 持ったら持ったできょろきょろしている間に取られてしまう。 右スローインを受けた奥、斜めのクロスに追いついて、久保の一撃はバーの上。 彼の得意な角度のはずだが‥‥惜しかった。４２分。 ＦＣ東京、またも速攻。13番のシュート！　いいね。４４分。ＦＣ東京のよさが際立ってきた。 ‥‥と思ったら、 Fマリノス先制！ ４４分、右サイド深い位置から、 競り合いながら戻したボールに詰めていたマルキーニョス。GK小沢より一瞬早くインサイドで合わせたが‥‥ポストに当たって‥‥ 風で戻されてゴールイン。サイドをえぐったのは７番かな。よかった。 ラッキーなゴール、そしてハーフタイム。FC東京はショックだろう。 後半。アジアの不発弾、久保のゴールを見たいんだが‥‥。いいボールがなかなか来なかった前半。交代はどちらもなさそう。これでいいのかな。 ５番ドゥトラの左FKからこぼれて、ミドル。枠に飛ばないね。そうこうしているうちに、FC東京のペースになっちゃうよ。 ４分、右クロスに中央アーセナルゴールか‥‥ＧＫ小沢がライン上のボールを掻き出す。いいＧＫだ。 52分、ＦＭのチャンスが続く。手詰まりの右ではなく、左のドゥトラの上下動が利き出した。そうなると、今度は、右からの絞り込みもよくなる。 ＦＣ東京の攻め。ケリーから、いいサイドチエンジのパス、左８番フジヤマのシュ一トは‥‥ううむ。１０分。 Ｆマリノス７番サトーの右サイドから中へ切り込んでのシュート。８番オクの左のキープから、引いて受けたのは、９番かな。 クボがここにいてはいかん。で、７番サトーに代えて１１番シミズ。６１分、ＦＭは攻めの交代だ。 ６７分、ＦＣ東京が攻めてはいるが、 Ｆマリノスのむしろペースだ。攻めに焦りが見える。無理もあるまい。 Ｆマリノスは、前線で奪われなくなってきた。パスコースを作る動きを意識して、 攻め切っている。から余裕もある。FC東京はボールを取ることは出来ても、攻めを焦ってしまう。 １３番トダに代えて３３番オが入る。 ６８分の交代。 クボが倒れて、でもシミュレーションを取られてイ工ロー。７０分。 観衆１７１１５人。 二階席も開けているから、少なく見えるが。 ＦＭドゥトラが左サイドを猛然とドりブル、 中へ‥‥クボがキープして落として‥‥味方がいない。その辺りのコンビがまだだ。８１分。 84分。中盤のインターセプトから、中から左へ出してシュート！ ＦＣ東京は最大のチャンスだったか‥‥Ｆマりノスは遂に9番クボを下げて19番帰って来たヤスナガだ。 インジュリータイム３分。 無理に攻めないＦマリノス、しかしあわよくば得点を狙いたいような攻勢も。ま、そりゃあそうだ。 ＦＣ東京も、執念までは感じさせない。 やがて、攻め合いになるが、ファールが多いのは、シーズン初戦だから、仕方ないか。 でもちょっとホーム優位かな（笑）。 GK榎本が大きく蹴って、タイムアップ。同姓異人だったんだね。そういえば、試合開始直後、 FC東京側から「エノモト、偽者！」コールが沸いていたっけ（笑）。落ち着いて守りきった。 ＦＣ東京は、負けた気がしないだろうね。 前半はFC東京のペース。前線のプレスからボールを奪うや否や、 味方のサポートも完璧。対するFマリノスは組織になっていなかった。 しかし、前半インジュリータイムに、右サイド深く切り込んでの突破から、 よく詰めていたマルキーニョスのゴール！ ニアポストに当たったが、風で押し戻されるようにゴールイン、これで後半のマリノスに落ち着きが生じました。 焦って攻める必要もなく、またFC東京も、シーズン初戦のカップ戦のグループリーグだから、無理して攻めて、逆襲から失点してもつまらないし、 リーグ戦自体の開幕も２週間前であり、無用な怪我も避けたいところ。 一進一退の後半‥‥やや大味な展開になりましたが、試合を通してみると、 ハマの風がホームチームに味方した、といったところか（笑）。 実はFマリノスに移籍した久保選手を楽しみにしてたんですが、前線で孤立。 「アジアの不発弾」と名づけたくなった（笑）。でも‥‥。

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