| サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
 | 日本 ３−０ タイ2002年10月10日（木）、アジア大会NHK BSにて観戦。 |
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勝ちながら成長して来た日本。タイは‥‥Ｕ２３なのだろうか、オーバーエイジは入っているのだろうか。何だか、
この大会の意義がよく分らなくなってきた。 タイの監督は、ピーター・ウィズ。このチームの監督もそうなんだね。 アジアカップからの長期政権。アストン・ヴィラの時にトヨタカップで来日している。 さて‥‥ワールドカップでも使われたスタジアム。 サッカー専用である。観戦にはこの上ないのだが、テレビカメラは真上からの視線に近づく。背番号などが見辛い。 果たして決勝戦に進むのはどっちか。 |
 中山のスライディングシュートが決まる！ |
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３分。中盤を互角に早く上手く繋ごうとする。これまたこれまでとは違った相手だ。 タイの攻勢。１５番のミドル。右でミスをして、 タイのプレスに拾われた。ミスからのピンチだ。６分。初シュートを許す。 タイは全員が広めにポジションを取るが、パスが正確だし、 安全な位置にいる味方に出す。１１分に力無いミドルだが、２本目を撃たれる。 １３分にはタイのＣＫ。どうも分が悪い。ＧＫ黒河が難なく掴む。 大きな選手がいないタイ。 最終ラインでゆっくりと回す日本。疲労も考えて、前半はタイに持たせようと言う作戦だろうか。 猛然とタイＤＦにプレスをかける場面がまだない。決定的には崩されてはいないが‥‥。 観客席の赤いシャツに青い棒（？）を持った一段。どっちの応援団なんだろう？ お、根本のアーリークロスに中山。１６分。
初めてゴール前に進んだ。 １９分。攻められているのだが、プレスもチェックも、攻めの時にフォローも遅い。 日本は自らピンチを作っているように見える。そんなにコンディションに差があるのだろうか。 ２１分、
タイ１３番のサイドからのドリブルをカットして、大久保‥‥倒されてＦＫ。浅い位置だが、ここで落ち着きたい‥‥。 自陣下がって大久保が止めて、右サイド田中隼麿との大きなワンツー、ＣＫだ。２３分。 これは決めたい。 よし！ 池田のゴール！右からのボールは楽々折り返して、ミドル、これは味方に当り、 中央に零れたところを蹴り込んだ。２４分。劣勢の苦しい時にセットプレーで取れるように、また成長したか。これで、タイもより攻勢に出るだろうが、あと数分を凌げばこっちのもんだ。 中盤の底でのタックルが上手く行くようになった。２７分。出し手がなく、 下げる。それでいい。 ３０分。右サイドから鋭いクロス。辛うじてＣＫに逃れる。 松井の突破。 クリアに来たＤＦの頭に当てて一人ワンツー、右の中山に出したが、交錯してＣＫ。強引にでも撃って欲しかった。中山が出てしまう。３４分。 中央で三田が競り勝って池田‥‥これはラインを割る。 タイは殆どが‥‥ＤＦと中盤は引き気味に守りを固め、しかし攻撃が的確、 少ない人数ながら技術もあるし、パスが正確に味方に合う。どちらかというとパワーで迫って来た中国や バーレーンなどとは、タイプが違う。 根本のアーリークロス、ＧＫがダイブしてキャッチ。３９分だ。 このままで前半を終えたい。 大久保から中山へのスルーパスは読まれていた。松井や大久保がドリブルで持てるようになった。ピッチに慣れたのか。 ４１分、右サイドを粘っこいキープからＣＫを取った大久保。ファーを狙うが、ＧＫが飛び出してカット。 ４４分。 黒河のミスキックからＣＫ‥‥ファーが落として‥‥。小気味いいほどのタイの猛攻。そして、逆襲からチャンス！ 中山の強引なシュートは‥‥あ、 ＣＫか。 タイのハンドリングから日本のチャンス、左からのＦＫとなる。阿部の左足は、ＧＫが押さえる。ここでハーフタイム。
後半にはどうにか修正して欲しい。ちょっと危なっかしい。 おお、 鈴木のロングシュートが突き刺さる！まだ２分だ。見事。いいコース、いいキックだ。解説の岡田さん、 「このチームなら２点を取ったら大丈夫だろう」との舌の根も乾かぬ内に「２点差は危ない」と来る（笑）。ＤＦは悲観的に‥‥？ タイも攻勢に出るが、ゴールに近そうな攻めは日本に増えてきた。６分。初のイエローがタイ８番に。 ただ、大柄な選手がおらず、速く速くそして上手くパスを繋いで、更に効果的にドリブルも多用するタイのサッカーは、 欧州や中央アジアなどにに比べるとまだ大きくない日本にも参考になる。 メンバーは同じなのに、動きがよくなった後半の日本。 やはり前半は押さえ気味だったのか。それとも得点によって元気になったのか。 １３分。２点のリードと流れのよさから、安心して見ていられる。 油断さえしなければ勝てるだろう。 タイの流れるような攻め。中盤が中央に固まってしまい、タイのサイドの選手が自由に持てている。 ７番の強烈なミドルシュートをかわして、田中達也が入る。 ２５分になり、タイも交代。２０番ダサコーンが入り、ビモンが下がる。 １５番のロングシュートはバーの上。 アジアのレベルだと‥‥アジアカップでのバゲリの超ロングシュートには目が覚めたもんだが、 なかなか遠い位置からのシュートに正確性がない。 ３０分。田中達也の突破！ ここから日本の攻勢が始まる。
右サイド隼麿のアーリークロスに中山のヘッド。しかし逆襲。 代って入ったダサコーンのロングシュートが鋭い。 いいキックだ。３５分には三田がシュートコースに入ってカット。これもダサコーンが拾って左足でミドル。これは大きく外れる。一応、 両足で蹴ることは出来ても、コントロールは右足だけかな。 タイの左からの攻め、クロスをカットしてＣＫ。２０番のキック。クリア。３８分。 とにかくクロスを放り込んでくるタイだが、中国などと違いヘッドで競るのではなく、トラップからの反転でマークを外そうとする。 これも、参考になる。 ラインの裏に出た達也‥‥トラップミスをサイドに流して、隼麿かな、
グラウンダーのクロスを‥‥ ここで野沢が入る。決して守備の選手を入れない姿勢もいい。松井に代る。松井の怪我も大丈夫そうだ。 ４４分。根本に代えて駒野。 根本も、初戦の頃はクロスが下手に見えたのだが（笑）、段々と周囲とも合ってくると安定感を見せてきた。 代って入った駒野が果敢にシュート、そしてプレス。 このまま無失点で決勝に進みたい。中山が競って倒れて‥‥この笛は、GKか。 深い位置まで追う達也。倒されてFKだ。森崎に戻して‥‥更に戻して‥‥タイムアップ！ 初の！？ 決勝進出。しかし前回からU21で臨んでいるからだ。その年代のチームで、 U23＋オーバーエイジの相手を次々と倒しての進出は、素晴らしい。とはいえ、そうなると、このアジア大会の意義は？ それだけがよく理解できない（笑）。 |
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