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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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チャイニーズ台北 ２−１ ラオス2002年5月8日（水）、アジアユース予選西ヶ丘競技場にて観戦。 |
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今朝は、レアルマドリード対日本代表を未明に観て、そして出てきた。西ヶ丘は十五年ぶりくらいか‥‥。
専用競技場は、いいもんだ。 四チームの総当り。一日おきに二試合ある。しかも、日本代表の試合は必ず第二試合、 十九時キックオフです。考えてますね（笑）。応援に来やすいように、ということでしょう。 いつかのジャパンユースカップもそうだった。この第一試合はスタンドもガラガラ。 第二試合（日本対モンゴル）の前にどれほど増えるだろうか。
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 FKが決まる！？ |
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青いラオスのキックオフ。右サイドそして左‥‥両軍ともやる気が見える。ラオス、中央のＦＫからスルーパス、いいムードだな。
小柄だが運動量がものを言う。 ８分、ＣＫ２本。台湾（チャイニーズタイペイと呼称すべきだが‥‥）のパワーとスピードを活かした突破。 右サイド１３番が転げずにトラップできれば大きなチャンスだった。 大柄でパワーのありそうな台湾と、小柄だが速いパスでいつの間にかリズムを作るラオス。 中国対日本の試合のようだ。となると、ラオスを応援したくなるじゃないですか（冗談）。 ラオスは中盤の横パスを早く運んでのマークのずらし方がうまい。台湾がグラウンダーで合わせているが、これがパワープレーで来られると、 ラオスは苦しくなるかも。 ラオス５番のミドル！ １０番が右サイドでフリーで受けて、グラウンダーのクロスから。 ミドルシュートはインサイドキックだった。丁寧にという意図があったというより、ラオスのパワー不足、筋力不足の証左かも知れない。 １５分、ラオス、右ＦＫ。そして左ＣＫとチャンスが続く。キック力に欠けると思っていたが、クロスは大きく蹴る。 が、正確ではないかな（笑）。 ラオスの１０番、ＤＦ登録だが、中盤から前線の左サイドに張り出している。 何度か‥‥ここまで２点はチャンスを作っている。２０分。 台湾１４番が下がる。怪我かな？ ５番が入った。 ラオス、 ＰＫで先制！左サイド、例の１０番が切り込んでシュート、零れたところを台湾ＤＦのトリッピングとなったようだ。 起点となった１０番が決めた。いやあ、ラオスのペースだね〜。台湾は当初チャンスに絡んでいた１３番に、ラオス２番がマーク、 ドリブルとスルーパスも単調で、攻めが読まれている。 台湾は１３番が右に流れ、７番が中央よりに来るとマークをずらすことが出来る。 戦術的な意図はなさそうで、流れの中で何となくやっている。４１分、ＣＫだが‥‥ 台湾の同点ゴール！１３番が右で粘って、 併走してきた１７番のコースにラストパス。丁度ラオスＤＦの裏に通った。ラオスＧＫも飛び出してきたが、一瞬早く流し込んだ。４４分。９分、右から台湾の攻め。GKが一瞬戸惑い、中へ。フリーで打たれたシュートはバーの上。これが入っていたら、 ここで決まっていたかもしれない。決定的だった。 ラオス１０番も、前半ほどフリーではやらせてもらえない。５番が注意を払っている。 １５分、台湾のFKのチャンスにラオスはセオリーを破る選手交代。１４番に代えて１１番、猛ダッシュで壁に入る。そういう真面目さが、 この年代のいいところだ。その台湾のFKは、GK正面だった。 両軍とも細かい丁寧なパスが、少し影を潜めてきた。大雑把になってきた。 台湾１１番を下げて２１番が入る。２２分。 ラオス、混戦から決めた！ 後半。ラオスゴール前に移動する。ラオス１０番と、台湾１３番１７番の、それぞれ動き方や攻防を見たい。
７分まで。台湾のＣＫが左右から。 三十分、 台湾のＦＫからの競り合いで、３番が倒れる。足がつったようだ。台湾１７番が足を伸ばしてやるが、ラオスＧＫは無視‥‥ではなく、 プレーが切れたところで、レフェリーを呼ぶ。スポーツマンシップってやつだね。 猛攻ラオス。この数分だけで、三つのチャンス。 もっとも、点差がどんなに開いても諦めないこの年代だから、なまじリードが広がるより、いいのかも知れない。 台湾の逆転ゴールが決まる！右サイドからの攻め、中央に詰めていた１３番のシュートはポスト、零れたところを押し込んだ。１３番、すごいね。 後半はマークにあって動けなかったのに、ここぞというときにやってくれる。このゴールで勢いづく台湾。７番の突破からＣＫ。 台湾の気迫と執念の逆転劇だった。ラオスは攻勢の時間帯も長かったが、点が取れなかった。あれがノーゴールか‥‥。その背後へのパスでやられた。 キックオフ前の集合写真を、控えの選手たちが撮っていた。和やかだと思ったが、一転してキックオフ後は激しい試合となった。 長引く不況、決して楽ではない日本の暮らしだが、それでも、その日本が属するアジア地区予選を見ると、遥かに物資に恵まれていると思う。 二十歳そこそこの若者が、生活の心配をせずにサッカーに専念できるのだ。その日本Ｕ２０代表の出番は、 今日の第二試合である。 |
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