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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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中国 ２−３ 日本2000年10月26日（木）、アジアカップ準決勝ＮＨＫ ＢＳ−１にて観戦 | 
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以前の中国は、大きく速い、例えばオーストラリアや五輪の時のＵＳＡのような、パワープレー主体のチームでした。 しかし、 ミルティノビッチ監督が指揮官となり、この大会に入ると中盤を作る戦術も浸透してきた。ある意味で、 スケールの大きなチームに成長しつつある。翌年のアジア地区予選を勝ち抜き、ワールドカップ出場を決めた。 |
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８年前と同じ準決勝の対中国戦。 日本のキックオフ。あれ、やや引き気味の中国。早速ＣＫだ。右から、シュンスケだ。 イラクと違って高い。そしてナナミにもマーク、ショートコーナーにも俊敏に反応。 攻め込んでいる日本だが‥‥消耗は大丈夫かな？ 日本が攻めているようだが、中国は殆ど引いている。攻めさせて、肝心なところではきちっと守る。 ミョウジンが倒され、右ＦＫをシュンスケ。この辺で欲しい！ ファーにマツダが折り返すが、ＧＫが掴む。 ６分過ぎて、 右サイド６番と１３番が裏や外を狙う。ここはじっくり行こう。 日本、いい攻め。ミョウジンから中、また外へシュンスケ、ぎりぎりまでキープして、
外にナナミがシュートしてアキがコースを変えたが‥‥ゴールラインを割る。８分。 ＤＦラインで回しながら‥‥シュンスケからロングボール、右サイドでニシザワが落として突っ込んだモリシ！ 惜しい。 中盤のカットから右サイドへ中国の速攻、ＣＫとなる。ヨシカツの前で６番、落とした所をモリオカがクリア。ひやりとした。 中国は、中盤の底、ナナミやイナモトにマークをつける。 パスの起点をしっかりと塞いでいる。今までの対戦相手にない形だ。 ハットリの好判断から、虚を衝いてフリーでナナミ、タカハラは‥‥オフサイド。 素早いパス、ワンツーや緩急をつければ突破できる証左である。 よっしゃ！ 日本先制！ナナミから右前線のタカハラ、 綺麗なボレーで、飛び込んできたモリシ？ いや、カバーに入ったＤＦのオウンゴールとも見える？ いずれにせよ見事なアーセナル・ゴールだ！ ２０分！中国も慌てない。焦らずに攻める。日本も慌てない。ラインコントロールは破綻を感させない。 中国の右サイドをやはり警戒してか、日本の左サイドはシュンスケとナナミのポジションチェンジがまだない。 やられた！ 中国同点！左サイドからクロス、折り返した正面にフリーで滑り込まれた。競り負けた右サイドに起因した。３０分。
しかし日本がいいリズム。３４分。イナのミドルがポスト右に外れる。ワンツーを多用すれば、いいリズム、テンポが生じる。 そして直後、右サイドから中央に戻したミョウジンのパスは１０番へ、
即座に右サイドへ通され、中へ６番がフリーで突っ込んで来る。シュートはバー。 日本はひさびさの攻め。 左に流れたニシザワのセンタリングを、逆から折り返して、中央‥‥モリシかな？ バーの上。惜しい。 スローインからニシザワがミドルシュート、 ＧＫが取って、前半終了。 さあ後半。共に選手交代はないらしい。 前半開始より中国が勢いに乗って攻めて来る。しかし、ファールも多いぞ。ＦＫだ。 チャンス！ あれ、工夫がない。壁の外を巻く低い速いＦＫはまだない。 中国、逆転！またもパスミスから。 持ち込まれてシュート！サイドに出されるかと一瞬警戒した、隙を衝かれたか‥‥。焦らずに攻めたい。ニシザワが倒されて正面からのＦＫ。 よし！シュンスケのＦＫがバー！ 飛び込んだニシザワ！ １１分。ここぞという所で取ってくるのが、 ストライカーだ！ 見事！日本が拾うようになった。中国がファールからのＦＫを警戒しはじめ、下がり気味になっている。 この試合では初めてのことだ。ここはチャンスの時間だ！ またも、先程より遠めから、シュンスケ！ 低い速いキックだが、わずかにポスト外に。 惜しい。 日本のペース、中国にファールも多い。 ミョウジン！ パスミスを帳消しにするゴール！ニシザワが中央でためて、右サイドのタカハラへ、丁寧に折り返して、 走り込んできたミョウジン！ 見事な、貴重な追加点！中国は馬明宇を投入だ。１９分。 それにしても、韓国選手の名前はちゃんと朝鮮語読みなのに、なぜ中国選手の名前は“音読み”なんだろう。シュクモシンとは誰だ？ ハンシキ‥‥？ 漢字が分からない。 かなりな時間、日本のペース。２３分。中国は体力が尽きかけたか。タカハラへの執拗なマーク、 イエローになる。 ＦＫをクリア‥‥さらにカットして繋いでクロス‥‥。マツダが競ったが‥‥ＧＫの頭上を狙うヘッドだが、上すぎた。 ２５分。 ２７分過ぎて‥‥やや中国ペースか‥‥。しかしモリオカからのロングボールを、諦めないタカハラ、何とＣＫを取る。 右ＣＫを続けて取る。更にスローイン。 日本はサポートもよく、ボールが走る。中国のプレッシャーが影を潜めたせいもある。
ほぼ中国のリズムを断ち切っている。 ３２分、右サイドをつめられるが‥‥スローインに逃げている。 ちょっと悪い流れだ。選手交代を重ねて、攻めの意識を強める中国。 ええ〜オフサイド！？ タカハラ幻のゴール。惜しい。３５分。 いい形だったのに。 攻守ともに日本のペース。３６分頃のナナミとハットリの左サイドの崩しは見事だった。結局ＣＫを取ったが、 惜しいシュートにも繋がった。 ４２分、ヤナギ投入か？ ここで頑張って欲しい。そういえば日本は初めての交代だ。ニシザワが下がる。 何と、８年前と同じ対中国戦、同じスコアで、勝った！ そして決勝の相手も、同じサウジ！ アジアの王者、復権だ−っ！ |
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