目次へ サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

日本 8−1 ウズベキスタン

2000年10月17日(火)、アジアカップ
NHK BS−1にて観戦

共にメンバーを多少変えて来ました。
今大会、番狂わせ‥‥まだ序盤ですが‥‥が多いようです。 中国も韓国と分けてインドネシアに大勝、韓国はクウェートに敗れる‥‥。 第一戦に勝って油断したんでしょうか、イランがタイと分けたり。 しかし、日本はチーム内の競争が日常化してますから、その油断はないでしょう。
さて‥‥。

キックオフ直後、早速右サイドからクロスを入れるウズベキスタン。狙ってますね。左はハットリ、中央モリオカがクリア。右ナカザワが、 A代表レベルで通用するか?

お、ナナミからタカハラへ、ペナルティエリア右の角当たりで、GKブガロがファール。PKだ。 ジャンピングアットだね。4分。

あらら、ニシザワのPKはGKの読みに弾かれる。右CKだ。う〜む‥‥。

よし! モリシ!

右下がり目の位置からシュンスケのFK、ニアに飛び込んだニシザワ、ゴール前にすらして、 モリシ! ナイスシュート! PKをはずして嫌なムードを断ち切るだろう。

しかしウズベキスタンも早い攻めを仕掛けて来る。 ここ数分は注意したい。

ニシザワ、ゴール!

14分、左からのグラウダーを、中央に詰めていたニシザワ。 アシストはタカハラだ。

ダブルアタッカーのタカハラとニシザワ、そしてセカンドストライカーの位置にいるモリシ。 この3人と、サイドから‥‥右ミョウジンらとのコンビネーションがいい。左はナナミとシュンスケが交互に。 この左右非対照の美しさ

よし! 右CK、シュンスケからタカハラ。

前でナカザワがすらして、バックステップ気味に冷静にヘッドで押し込む。18分で、もう3点差。

ウズベキスタンの焦る逆襲を止めて、

タカハラ独走。

言うことないね。20分。前に出てきた背後をロングパスでも攻め込める。

おお、21分、ウズベキスタンの強烈なヘッドはポスト。CKとなる。この点差だからヒヤリともしないが、出来れば無失点で行きたい。

ウズベキスタンにファールが多い。このCKのあとのレベデフ(かな?)のキープがファールとなったが、これは逆。レフェリーも、 焦るウズベキスタンがファールしがちと先入観があるのか。

ニシザワ! 浪花のホットライン。

モリシが中央突破、 中をちらりと見て(これがポイント!)、ロビング、ちゃんとそこにいるニシザワのヘッド! 25分。

28分、やられた。

ピヨドロフ、いや、ルーシャン。右CKから、大外を破られた。気づいて競ったのは誰‥‥しかし走り込んできた勢いにやられた。

30分になるが、ここはウズベキスタンにペースが移りつつある。しかし、4点差だぞ。ウズベキスタンが中盤で回すようになる。 ここは守備を‥‥中盤の守備をしっかり!

時折、ウズベキスタンが攻め込む。ミドルをヨシカツが弾いて、右CKとなる。

その逆襲‥‥またウズベキスタン、ルーシャンにイエロー。DFのようだが、下がり気味の位置からパスやシュートなど、また守備にも奔走する選手だ。

中央から綺麗なワンツーでタカハラ‥‥力んだかシュートは右へ。この、中盤で早くパスを回して、リズムを作っている。40分、 シュンスケのFKはバー上、ネットの上に乗る。GK動けず。惜しい。

ニシザワとタカハラが左サイドへ流れ、空いたスペースに、常にフリーでモリシ。 正確なクロスを上げる。シュンスケとナナミから、前線へ正確なパスがでる。その後ろは滅多にポジションを崩さない。見事な組織。もう45分だ。

ウズベキスタンの攻めかな‥‥いや、イナモトがいる。ミョウジンもいる。奪ってからも余裕を持って前線にフィードできる、技術と経験がある。

さあ、後半。

さあ、日本のキップオフで後半開始。ううむ、交代出場のシュクビリンが前線で踏ん張る。立ち上がりはウズベキスタンが攻め込んで来る。

奪って、イナモトがシュート。押し返せ!

よし! ニシザワ!

モリシ中央から左ナナミへ。冷静に切り込んで、あ、 タカハラが潰れて、ニシザワ。更に外にモリシが‥‥。8分。

これでウズベキスタンの勢いも止まるかな。

お、イナモトのミドルに、コースを変えてニシザワのゴールは‥‥オフサイド。ここでモリシに代えてオノ。同じポジションかな。 だとすると役割が異なるが‥‥。

タカハラ!

ナナミの左アウトサイドのパスを冷静にコントロールして、 落ち着いて決めた。15分。
その前、中央で倒れていた日本選手のせいで、イナのシュートコースが消され、 左のナナミに流した展開だった。
そして、タカハラはキタジマと交代。

ウズベキスタンはいいところがない。シャムラドフ投入。 リードされて追いつけず、背後を突かれて失点を重ねる。意気消沈しながらも、攻めては逆襲を食らう。いいところがない。

キタジが右サイドに位置を取って、いいところまで行くんだが‥‥。オリンピックのサモラノのような、 “動かないストライカー”を、ここはキタジに期待したい。

21分、 シャツキフ‥‥カシモフ‥‥宇宙開発。後半初めてのシュートでは?

日本はナナミが左ウィングまで上がる。前線右にキタジとオノが交互に、 中にニシザワ、バランスがいい。

さあ、キタジが倒されてFK。やや左足の位置だ。オノ! GK正面。素直すぎたかな。25分。

ウズベキスタンの右CK‥‥シュクビリンと、ヨシカツがつり出され‥‥ゴールラインでヘッドでクリア。モリオカかな? 30分。 やはり高さは驚異だ。

逆襲から、キタジ‥‥シュンスケのパスにウェーブの動きで突っ込んだが、ファールを取られた。

よし、キタジ!

中央で横パスでマークをずらしたかな? そしてオノからのスルーに、キタジマ。 GKブガロを冷静に躱して、ゴール。

ここでイナが下がりモチヅキ。キープからオーバーラップして、シュート! 上にそれたが、調子もよさそうだ。

終盤、オノが積極的にシュートを狙う。いろいろなパターンで狙う。キタジマも代表初ゴールで波に乗れば、 また攻撃のオプションが増えつことになる。

ナナミと左サイドで組んだことにより、 シュンスケのプレーの幅が広がった気がする。視野が広くなり、正確なロングパスが冴える、守備にも献身的だし、またファンとしての楽しみが増えた。

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