目次へ サッカー酔いどれ観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

桐光学園
(神奈川県代表)

2−2

PK 4-5
青森山田
(青森県代表)
2016年1月3日(日)、第94回全国高校選手権ニッパツ三ツ沢球技場にて観戦。
サッカーのチケットは!

立場上、どこかの学校・チームの敗退を願うようなコメントは出さないのだが。地元が勝ち上がると、混むんだよなあ。
大晦日がそうだったように‥‥それ以上に混むだろうなあ。
後は、青森山田のロングスローもいいんだけど、聖和の「セクシーフットボールの系譜」の方が見たかったのも本音。

地元神奈川代表の試合なのに、 大晦日の方が混んでた。謎だ。
桐光のキックオフ。 右からの攻め。一応は初シュートか。

よし、青森山田は背番号Sが投げる‥‥しかし奪って桐光の速攻‥‥2分。
サイドチェンジのパスから桐光3番のスローイン、ロングスローではないな(笑)。4分。

右、スローインから‥‥コーナーキックだ。桐光のチャンス。

桐光学園9番には3番と4番のどちらかが着く。受け渡してポジショニングのバランスにも注意しているわけだね。

青森山田左コーナーキックのチャンス。ファーに3番か、しかしヘディングシュートはゴールキーパーへ。

桐光学園9番へのスルーパスを、4番が読んでインターセプト、拍手が沸く。14分。

7番が18番を倒して、桐光学園にフリーキック。9番が活きるか、17分の好機。14番と13番が立つ。クリア。

ドリブルを使い出した桐光学園、3番や14番かな。華麗なテクニックを見せてくれる。桐光学園の3番と7番のスイッチがうまく行かない。この二人、実は仲が悪いのかな(笑)?23分。

桐光、右コーナーキック、※※※※※(メモ解読不能)スルーして‥‥しかしポスト右。25分。

左からアーリークロス、7番が飛び込む。ううむ。

桐光のセットプレーを跳ね返し、地上戦をスルーパスを狙う青森山田が調子を掴む。

しかし桐光7番の中央からのドリブルシュート! いいね。9番へのパスを警戒していた、裏をかいた。31分。

そんなこんなと膠着か‥‥いや、やはり決めたのは‥‥。
中央をドリブル突破は7番かな、右へ。二度の横へのタッチでマークをずらした 一瞬の隙。

ファーのネットに突き刺す9番の右45度!

32分。

慌てない青森山田、右コーナーキックだ。 ふわり、ではなくシュート性の速いボールなんだよね。

S が左サイドのロングスローにも来るようになった。前半のうちに追いつきたいんだな。38分。
緊張した膠着のまま、ハーフタイムへ。

青森山田のキックオフ。

右サイド、スローインからシュート、零れ球を反応よく拾う。

4分、右から持ち込んでクロス、左から合わせてヘディング!

9番のヘッド炸裂!

一瞬の隙をついてノーマークになっていた。

青森山田は右ハーフウェイライン付近からのフリーキック、単純に放り込んではこない。9番から16番ヨシダへの交代。5分。

桐光学園13番のドリブルシュートがクロスバーを越えて、交代。青森山田は19番から11番タナカへ。続けて8番から13番。

いつしか桐光学園が押し込む。14番から15番カトウ。15分。

桐光学園は9番以外のシュートは枠に行かないね。

そして、一瞬の隙、フリーになった9番がゴールキーパーと一対一に‥‥ペナルティーキックだ。あれ、クロスバーの上に‥‥。

これで流れは変わるかな。桐光学園7番へのスルーパスはオフサイド。

17番ナルミから18番ナリタ、10番から16番タナカ、両チーム同時交代は紛らわしい。22分。

10番のドリブルから11番が狙う、コーナーキックだ。26分。せっかくのチャンスだが、ポスト右へ。

青森山田はハーフウェイライン付近からのフリーキックを、ゴールキーパーが蹴る。ここで桐光学園は18番に代えて8番ニシカワ。

青森山田10番の持ちすぎ、奪われて桐光学園の速攻、9番のシュート!

青森山田はバラバラだなあ。5番が右サイドからロングスロー、こぼれて10番のしゅーとは外れる。ああ、キャプテンが6番か。やっと分かった。

インジュリータイム4分か。左コーナー付近でキープする桐光学園、しかし ゴールキックとなり、青森山田が攻め込む、右コーナーキックだ。

最後のチャンスか、青森山田はゴールキーパーまで上がっていく、飛び込む!

押し込んで決めた!

誰だろう、これで1点差だ。

活気づいた青森山田の応援席。しかしじっくりと追い込む桐光学園。11番から12番への、恐らくは時間稼ぎの交代。

しかし! 5番のロングスローが襲いかかる。

押し込んだのは16番ヨシダ!

これで2−2となる。

キックオフの直後にタイムアップ、キャプテン翼みたいだ。さあ、今大会(私の目の前では)初となるペナルティーシュートアウトだ。
これがサッカーだ。 大社もやられた「S」ならぬ5番のロングスローに、そしてサポーターではなくゴールキーパー12番にやられた。

total
13 9 4
10 12 5 5
先攻は桐光、8番は冷静に、5番はポストに当てながらも確実に決める。青森山田はこの対決に突入した立役者が活躍する。 ゴールキーパー12番ヒロスエだ。順当に決めた4番手に登場し、大きな拍手を背にこれも決めたばかりか、桐光9番オガワのキックを再び止める。
そして青森山田の9番が終止符を打った。

9番オガワ、凄いなあ、と書いてレポートとしようと思ったが。青森山田GKの方が上手だった。
9番に2ゴールは許したが、試合中とペナルティーシュートアウトの2本を止め、自らもネットに突き刺す。 その前に、追撃のロングスローにはゴール前に詰めるなど、完全に主役の座を奪った。
私の目前、桐光はまたもペナルティシュートアウトで散る。

さて、青森山田はどこまで?

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