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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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作陽
（岡山県代表） | ３−２ |
静岡学園
（静岡県代表） |
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| 2007年1月5日（金）、第８５回高校選手権、 駒沢競技場にて観戦。 | ||||
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Honya Club.com | ||||
| 一昨日この駒沢競技場で、ペナルティシュートアウトを制した堅守の作陽と 後半インジュリータイムに先制決勝点を奪った静学の対決。 堅守対猛攻という図式になると面白いが、作陽の攻撃も決して見劣りはしない。 とりあえず、８０分で決着をつけて欲しい（笑）。 |
 作陽の攻勢は止まない。 |
 作陽のチャンスに静学はたじろぐ。 |
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快晴、ほぼ無風、冬のスタンドはこうでなくっちゃ。‥‥明日は暴風雨の予想だけど、
何の何の、明日は明日の風が吹く。今日は今日‥‥。
どっちもセカンドカラーかと思ったが、静学が赤、一昨日勝った色にしたかったのかも知れない。応援団は両方とも緑だ。 その一昨日の件を根に持っているのではないが、作陽の応援席側に陣取った。緑の風船棒をもらった。 その作陽のキックオフ、右へ深いパス。ゴールキックかと思ったら、静学DFがちゃんと拾っていて、繋ごうとする。いいね。 右から攻め込む静学、8番が作陽16番と競り合いファール、どっちも右サイドから、まずは崩そうとする。2分。 一昨日より、作陽はゴールへ向かうパスが多い。しかし静学左CKだ‥‥ヘッド、ポスト左へ。静学も攻める意志を強く持って臨んでいる。 静学9番が中央突破を狙う。20番がその周囲を動き回る、典型的なダブルアタッカーだ。8分。 作陽7番が左から持ち込む‥‥ミドルは味方と重なった。どちらも特徴がよく出ているのではなかろうか。12分。 11番を突き飛ばしてファール、左CKにFKと作陽のチャンス。しかしシュートは読まれていた。じわじわと静岡学園が来るぞ。 左から中へ、しかしミドルは力なくGK正面へ。14分。 静岡学園、左ハーフウェイラインからのFKを横パス。どっちも簡単に放り込むようなことはない。16分。
静岡学園9番が下がってキープ、スルーパスを4番が受けて‥‥オフサイドじゃない！ 両軍とも速い、早い。判断も早いし、スライディングから立ち上がる復元の動作も速い。 パスをカットしてからの味方のポジショニングも速い。そこへのパスも早い。一瞬でも集中を切らせたら即ゴールだ。 作陽がFKを放り込むようになった。静岡学園はやらない。日光を考えると逆なのだが。29分。 作陽24番から20番への交代。32分、怪我かな。DFのチェックばかりか、DFへのチェックも互いに激しいのも、今大会の特徴だ。 密集を抜けるドリブルからパス、28番のシュートはポスト右へ。作陽はミスから三度ピンチがあった。ペナルティエリアすぐ外のドリブルが効果的な作陽。 静岡学園２０番から８番。あと２分。作陽はFKを大きく放り込み、ファール。 終盤ちょっと押された作陽だが、０−０でハーフタイムは僥倖でもあり狙い通りだったろう。 作陽１７番から９番。静岡学園のキックオフから、短く繋ぐ。 珍しく静岡学園が右からセンタリング。はね返す作陽、やや静岡学園が押し込む序盤。 静岡学園10番が左に持ち込む。持って持って引き付けて、中へ。なかなかボールを失わない。高い技術で難なくコントロールせいている。 左から11番のミドル。フリーだったが、クロスバー。作陽はここまでで最大のチャンス、4分。 静岡学園は速攻をサイドから来られると弱い。左からのドリブルに、特にマークがずれる。あるいはタックルに行く選手とゴールマウスにカバーに下がる選手との分担に、 一瞬の迷いが生じる。
１２分、作陽先制！ 多分１１番のゴール。左から素早く繋いで抜け出し、GKの頭上、ファーサイドのネットに決まる。すかさず静岡学園は１８番に代えて１２番、FWが入る。 失点の直後、反撃のFW交代投入なのは分かるが、ベンチへ下がる方の気持ちはいかばかりであろうか。 守備の選手なら責任もひとしおだろうが、挽回の機会はもはや失われてしまった。 作陽に勢いが出そうだが、静学も、自分を失わない。まだ15分。
静岡学園11番の同点ゴール！ハーフウェイライン辺りの左FKを短く繋いで、いつの間にかゴール前へ運んでいた。これで落ち着くかと思ったのだが‥‥ 右CKを、静岡学園は初めて上げて来た。 あと９分。押し込みっぱなしに。静岡学園７番かな、ミドルはバーの上。これも初めて見る。 マークがちょっとずれた。またも右サイド、静岡学園DFのチェックの隙、パスそしてドリブル‥‥シュート 静岡学園の弱点を狙った形で３点めが決まる。２４分。キックオフから左サイドへ、ワンタッチでパスを繋ぎ‥‥ 瞬時にゴールを決めた。静岡学園の同点ゴールから数十秒だ。左が空いて１１番へのサイドチェンジのパス。GKが飛び出して‥‥シュートはバーの上。リードしているからこれでいいわけだね。 そして右CKだ。８番のキックはGKがキャッチ。 激しくなる。 静岡学園がゴール前へ突進する。 どちらも なりふり 構わないサッカーに なって来た。 ２０分の攻防。 作陽はもう１点は行けるぞ。静岡学園は厳しくなって来た。１１番、８番が入る。ここまでで修正できていない弱点を突かれたのだから。 左11番からチャンスを作る作陽。静岡学園はDFに迷いが見える。 静岡学園は押し込んではいるが、要所は作陽に抑えられている。多分、このままだろう。34分。 静岡学園１１番の最後まで諦めない執念と意地のゴール。左から、粘ってキープ、そしてパスで振り切って押し込んだ。あと４分。
静岡学園は落ち着けば取れる。
作陽は慌てなければ逃げ切れる。
39分、静学8番と作陽20番の激突、担架が出る‥‥いや立ち上がる。作陽のFKを、10番が‥‥どかんとバーの上。あと3分。 作陽11番を左足包帯の9番が倒してブーイング。静岡学園10番の突進、しかし‥‥。
一昨日のゴール欠乏症が嘘のような作陽のゴールラッシュ。 |
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