サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	室蘭大谷 （北海道代表）	０−０ PK 2-4	作陽 （岡山県代表）
2007年1月3日（水）、第８５回高校選手権、 駒沢競技場にて観戦予定。
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快晴の駒沢。風がややあるけど、開幕戦の日ほどじゃない。どちらも久しぶりに生で見る、いや、 作陽は初めてかな。いつだったか、県予選の幻のゴールのミスジャッジがあったが、何年前のことだったっけ。

前半１０分、室蘭大谷の攻撃。		作陽は９番が決着のゴール！

応援の数は不利な室蘭大谷のキックオフ。 左サイドに、１０番が粘ったが、ゴールキックか。コーナーかと思った。 やや室蘭大谷が押し気味。左スローインから２０番のシュートはバーの上。作陽も鋭い逆襲を度々仕掛ける。４分。 室蘭大谷、右からのクロス‥‥中と合わない。作陽のクリアミスを奪ってものもだった。こういう展開が目立つ。油断大敵だ。 9分、作陽も右CKだが、ヘッドで流して‥‥クリア。作陽が攻め込むようになる。 左FKからCKとチャンスは続く。GKキャッチ‥‥ファールで止まった。 室蘭大谷に中盤でのファールが多い。そこからのFKを作陽が活かせるか、14分。しかし高さに自信があるせいか、策なく上げるだけだ。 10番同士のぶつかり合い。室蘭大谷にFKだ。しかし8番のキックは直接GKへ。どっちもセットプレーに工夫がない。隠しているのかな。16分。 24分、いつしか作陽が押し込んでいる。ラストパスの精度か、工夫が足りない。 右から崩す作陽、ドリブルとパスの併用はアルゼンチンみたい。でもゴールには届かない。28分。 作陽そして室蘭大谷と、パスが回り始める。足元ではなく、走るコースへのパスになってきた。ってことは、今まではやはり意識的に足元へ？　やはり手の内を隠していたのか？35分。 39分、作陽3番のファールでFKを取った室蘭大谷、8番のキックは‥‥実らない。 パスワークが冴えてきた作陽、室蘭大谷8番がたまらず倒してイエロー。さあFKのチャンスに8番と10番が立つ! だが‥‥キーパー正面へ。7分。 しかし逆襲から室蘭大谷、GKまでかわしてシュートはクロスバー。助かった作陽。9分。 もう手の内を隠しておかなくても、いい。 どっちもそうだが、味方がボールを持ってルックアップした時に、動いていない。 だからパスは足元、相手にも読まれてしまうのだ。 わざと動いていないのなら、手の内隠しだろうと思うのである。11分。 第二試合の静学のブラバンに強制退去を命じられる。観戦難民騒動だ。集中が途切れる。20分。ピッチでは室蘭大谷5番が負傷。 作陽17番に代えて9番が入る。大型FWのようだ。ゴール前、せっかくその9番がからむが、戻してしまった。26分。 右11番、作陽の突破。倒れて、20番がPKのアピール。レフェリーがすかさず首を左右に振る。ちゃんと見てるよ。28分。直後に9番が倒されて、FKだ。 室蘭大谷、6番から15番へと交代。34分、1点勝負だ。作陽はもっと積極的に行けば取れるぞ。 作陽、左からのクロス、シュートはクロスバー。ここで室蘭大谷に交代、12番から16番。38分。 作陽、深い位置からＦＫをゴール前へ‥‥クリアして、タイムアップ。 またペナルティシュートアウトしかも、また０−０で、か‥‥。 序盤、ハイレベルの攻防の予感がしたのだが‥‥。 パスは足元か相手へ渡す、セットプレーはハイクロスの 工夫のなさ。どちらも手の内を隠していたとしか思えない前半。徐々に牙を剥いてくるかと思った後半、 作陽の有機的なプレーがチャンスを生むようにはなったけれど‥‥。 最後まで手の内を隠したままの選手が何人もいた。 その結果、スコアレスのペナルティシュートアウトとなりました。いや、隠していたんじゃなくて、あれが‥‥実は‥‥。 でもその作陽は、雨中の準決勝を勝ち抜き、決勝まで進みました。戦うことで成長するのかな。

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