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さあ、サッカーを語りましょう!

ジェフクラブ

3−1

ロッソ熊本
2006年11月19日(日)、JFL、市原臨海競技場にて観戦。
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一応のお目当てはマリノス・ユース出身のGK氏なんですが、 JEF千葉のアマチュアチームというのもトップとの選手の入れ替えなどもあるなど、面白そう。
昔、ヤンマディーゼルの育成用のファームチーム(今ならサテライト)「ヤンマークラブ」をJSL2部に参入、 天皇杯だったかJSLカップだったかで、トップチームを破るという波乱をやってのけたっけ。
予報では雨。それもよかろう。


ロッソ熊本、幸先よく先制したのだが‥‥

前半44分、ジェフの同点ゴール。

ホーム、黄色のジェフクラブは、これだ。円陣ダッシュ。そして白のロッソ熊本が、雨中のキックオフ。
大きく蹴り込んで、序盤を制する策のロッソ熊本。しかしジェフクラブも負けじと速攻。ボールはGKへ。

素早く左サイドへ、中へ、裏へ。速さ溢れる攻撃だったが、ジェフクラブGKへ。この目まぐるしい展開は終盤まで続き、どちらも集中を切らすことはなかった。 そして13番マチダの突破か、これはオフサイド。このオフサイドも、象徴的だった。

5分までにFKを二本づつのチャンス。四分六くらいで押すロッソ熊本。速攻で脅かすジェフクラブ。順位通りの内容になっている。

しかし左右のCKはジェフクラブのチャンス、左CKをクリア、拾われて四十五度からのシュート。GKが一瞬の判断でパンチング、見事。6分。

互角の押し合いになった。雨、ホームのジェフの選手も足を滑らせている。10分。

ジェフクラブは手前の左サイドのウィングが面白い。細やかなタッチのドリブル、視野の広いパス、ゴールが生まれるとすればここを起点にしてだろう。 14番かな、23番が流れてきたのかな。

過去二試合に比べて、ロッソ熊本の守備陣が長足の進歩を遂げている。安定している。積んだ経験の賜物だろうか。 一対一の強さ、マークの受け渡し、何よりクリアを味方FWに繋ごうとする意識が顕著だ。20分。

27分、膠着。どっちも打開策はない。プレーの一つ一つを正確にすることだ。 パスが弱くカットされる、トラップが流れて体勢が崩れるラインを割る、などなど。

そして‥‥右サイド、深い位置からのFKをゴール前に放り込み、拾って‥‥ループシュートを狙ったものか、

ロッソ熊本先制。

29分。誰だろう、タカハシだそうだ。見事。

ロッソ熊本に交代。6番に代わり33番が入る。34分。
40分、ジェフクラブの攻めをカットした30番かな、そのまま上がってパスを受け‥‥損ねた。いい形だったな。 前半終了まであと何秒だったのか‥‥。

同点!

左サイド(ジェフの右)から決められた。ジェフの左側で混戦、右に出たところを、 飛び出したGKの鼻っ先でチップキック。GKの前に出る特長を逆手に取られた野澤のゴール。
そしてキックオフ直後にハーフフタイムの笛。ロッソは悔やまれる失点だ。

同点ゴールの勢いのまま、ジェフクラブのリズム。右からロングシュート。自信が乗り移っていた。

8分、右クロスにバイシクル。やはりまだジェフクラブに勢いがある。この右サイドを何とか止めたいロッソ熊本。

ジェフクラブ14分の攻勢、左クロスを中央でのヘッドはかぶり気味だったが、落下点でボレー。危なかった。

DFとGKの連携ミスから右CKを与え、これを決められて、

ジェフクラブは14番の逆転ゴール。

18分。混戦から右サイドへ、更にごちゃごちゃとなり、蹴り込まれた。 ロッソ熊本31番に代えて32番が入る。

ピンチを恐れずにラインを高く保つジェフの守備陣の裏を、なかなか取れないロッソ熊本。ぎりぎりでオフサイドにかかっている。焦燥感が見て取れる。

正面からのFKはジェフクラブのチャンス。 一人目は囮、6番小沼かな、右足インフロントの軌跡‥‥

右隅に決まった!

24分。これはキッカーを褒めよう。

左クロスをGKがパンチング、(メモ判読不能)ここでロッソ熊本に交代、8番から27番。29分。

押されるロッソ熊本。速攻もオフサイドにかかり、リズムを掴めない。逸るな、FWよ。でも、お、CKだ。 38分のチャンスだが、ゴール前混戦の中でのファール。焦って自らチャンスを潰している感がある。

ロッソ熊本がここへ来て遠めから撃つようになり、ジェフクラブのDFラインが下がりつつある。その畳みかける攻めも‥‥43分、 しかし前線がFW二人だけ。サポートが、三人目のシャドーが欲しい。

J2昇格には二位以内との条件を公式に提示されたロッソ熊本。しかし下位チーム相手に「絶対に負けられない」試合を落としてしまいました。
序盤はロングパスを多用しジェフクラブを押し込み、新加入とおぼしきFWのポストプレーという新しいオプションも披露、GK飯倉を最後尾に置く守備も安定して、 これまたいい時間帯に先制点。しかし! 時間を追うごとに悪くなってしまいました。
体を張る守備はファールを取られ、前線は果敢なジェフ守備陣にオフサイドトラップの連打を浴び、逆転負け。
ただ、前半終了間際の同点ゴール、これさえなければ‥‥。これが勝敗の分岐点になりましたね。

ロッソより上位は着実に勝ってます。ロッソはここへ来て下位に取りこぼし。 可能性の有無は別にして、この結果は下位チームのパターン、昇格は来期の目標とすべき戦いぶりですなあ〜。

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