サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

横浜Ｆマリノスユース　４−１　帝京第三高校 JFAプリンスリーグ、2004年5月23日（日）、小机競技場にて観戦。

再び小机、プリンスリーグ。十三時キックオフの試合を観に来た。隣接する横国では十五時キックオフのＦマリノス対グランパスの試合がある。 Ｆマリノスの応援団が、前半だけでも小机を占拠するかと思っていたが、ガラガラだ。 マリノスユースは先日見たが、 帝京第三高校は初めてだ。選手権の出場は何度かあるが、見たことはなかった。Ｊクラブのユースと高校チームの対決、これが面白い。

キックオフ。 下げたボールにマリノスのプレス、しかし右１４番から２番へのパスはミス、互いに顔を見合わせる。何か波乱の予感。 どちらも声がよく出ている模様、好感。２分。 右７番のＦＫはクリアされる、しかしほぼ一方的に攻め込んでいるマリノス。 そのマリノス、左スルーパスから９番が持ち込んで押し込んで‥‥あらら、ＧＫへのファールチャージか。４分。 帝京はマークの一瞬のずれから背後に抜け出される傾向。そろそろ役割分担もはっきりさせなくちゃ。５分。 流れるようなパスワークから、１４番の取った右ＣＫだが、ＧＫのパンチング。素早く拾った胸トラップは、ハンドリングだ。７分。 マリノス、左から持ち込んで１０番のシュート、ＣＫだ。ＤＦにでも当たったかな。しかし、実らない。 帝京第三は長身の選手が守備に戻る。その代わりさほど高くない選手は前線へ。こういうポジションチェンジもあるんだね。 速攻から帝京第三のゴール！ ＧＫとの一対一を冷静に決めた。９番宮脇のゴール、１１分。 マリノスとしては嫌なパターン。帝京は狙い通りかもしれない。 マリノスの逆襲。帝京第三は、ゴール前は高くて強いが、サイドは弱い。 帝京第三の７番にイエロー、打撃音が響いた。２番が倒れる。担架が出動。大丈夫かな、１５分。 マリノス１４番の右からのクロス、 ５番のヘッド。距離はあったが、バーを叩き‥‥ノーゴールか。１８分。 帝京第三は必死の防戦。ただ、ゴール前の守備は固い。 マリノスは両サイドまでは持ち込めるが、シュートは撃てない。２４分。 マリノスは右ＣＫを２本、策がない。いや、バスやドリブルなど、 小細工を弄して自滅している（笑）。３２分。 相変わらず押されている帝京第三、しかし妙な色気を出したプレーはなく、はっきりしている。 狙い通りの展開なのだろう。まさかこの一点を守り切ろうとは思ってはいないだろうが‥‥。 段々シュートまで行くようになったマリノス、 単純な壁パスとライナー性のクロスがいい。あと5分、追いついて終わりたい。 右からのクロス、１２番かな、これはライナー性のもの、 へッドはわずかにポスト右へ。決まっていたら見事だった。 お、インジュリータイムは１分の表示。今日は表示があった。 マリノス７番が15番を倒したＦＫを、１４番が蹴りこんで、ハーフタイム。マリノスは前半で追いつきたかったろう。 後半。 マリノスのキックオフ、早々に右からのアーリークロス、ＧＫへ。 マリノス２番を倒して、７番に注意。そして右深い位置からＦＫのチャンス、 これは帝京第三がクリア。 左サイドでキープして、９番が呼ぶ。裏へのパスは、GKが阻む。帝京第三の攻撃は、シンプルだが効果的だ。３分。 ８分、またもラインの裏を狙うが、ＧＫが出て大きくクリア、帝京第三の守備ラインの裏に９番がトラップ‥‥正面に持ちかえて一対一‥‥一瞬遅れる。 決まっていたら、ＧＫにアシストがつくところだった。 左サイドでキープして、９番が呼ぶ。裏へのパスは、GKが阻む。帝京第三の攻撃は、 シンプルだが効果的だ。３分。 マリノスの交代。足を引いてる１４番が下がり、２５番が入る。そして帝京第三のＦＫだ。１１分。 展開が速くなった。マリノスはパスワークの一瞬のミスを見逃さず、９番が抜け出す。一対一、今度はＧＫがナイスカット。１７分。 マリノスの交代。足を引いてる１４番が下がり、２５番が入る。そして帝京第三のＦＫだ。１１分。 展開が速くなった。 マリノスはパスワークの一瞬のミスを見逃さず、９番が抜け出す。一対一、今度はＧＫがナカット。１７分。 右から出して中の９番へ。 反転してのシュートはバーの上。１９分。マリノスはそろそろ欲しい。６番のミドルもバーの上。 右サイド、 マリノスのクリアが帝京の選手を至近距離から直撃！ うずくまる‥‥「出せ！」「出すな！」ピッチ上では賛否両論、あ、立ち上がった。 ２１分。 そして１５番のミドル、前に出ていたＧＫの頭上を狙う狡猾なシュートだったが、バーの上。帝京第三はサウジアラビアみたいだ。 マリノスに交代。９番が下がり２３番が登場。セットプレーのチャンスだが、クリア。右ＣＫから放り込んで‥‥ホイッスル、PKだ。 これを１０番が決めて同点。 何のファールだったんだろう。２４分。 オトナの試合と違って、 審判を取り囲んだりしなかったので、最初はマリノスのファールかと思った。 後で聞いたらゴール前の混戦でシャツを引っ張ったらしい。そして更に‥‥。 マリノス即座に逆転ゴール！ １０番の左ＣＫを、ファーで合わせたヘッド、２３番キムラのゴール。右から走りこんで決めた。見事。２６分。 ＰＫはともかく、このゴールに帝京第三はがっくりだろう。マリノスの動きがよくなった。ボールを支配し、動かしながら機を窺う。 そして、帝京のお株を奪うライン裏へのスルーパス‥‥ただ、シュートが弱い。 マリノス、勝負を決める３点目！ １３番かな、インサイドとインステップを用いたダイレクトパスをリズミカルに繋いで（カタカナばかりの表現だ）、 最後は右サイドから走りこんで撃った。ボールをこねくり回さなければ、こんなふうにうまく行く。 帝京第三ＧＫのキックは当たり損ねたかタッチラインを割る。ここでマリノスは交代。１４番に代わって２２番が入る。 そういえば、 帝京第三はまだ交代がない。山梨は小淵沢からはるばる来たんだから、多くの選手に経験を積ませればいいのに‥‥あ、 大きなお世話か（笑）。 と思ったら、帝京第三に交代。７番に代えて２７番が入る。初の交代。３７分。 マリノス２番の腕を掴んで倒し、 ２３番にイエロー、マリノスは左ＦＫのチャンス、そして、７番に代えて２４番が入る。キッカーは‥‥１３番だ。４２分。 気温も高くなく交代の人数も多いので、両チームの動きも落ちないが、単なる放り込みになってしまっている。飽きたか（笑）？　 そんな状況下で‥‥。 マリノスは４点めが決まる。 右からの混戦、GKの脇を抜けてネットへ。誰のゴールかな？ ここでインジュリータイム２分の表示。 これほどの点差がつくとは思わなかった。 サイドを起点にスルーパスでラインの裏を狙う帝京第三のパターンを、前半の失点で学んだマリノスＧＫが果敢な飛び出しで防ぎ、 更に殊勲の１２番が、帝京第三の二列めからの飛び出しとスルーパスに的確に対処した。ゴールも彼かな？　ならＭ０Ｍだ。 数日後に問い合わせると、こちらの勘違い、遠かったので、１２番と１３番がこんがらがっていたようだ。となるとMOMにはなりませんな（笑）。 ＰＫの同点ゴールで、帝京第三はリズムを失ったようだ。

このページの最初へ

観戦記目次

日本代表選手一覧

toto予想師

ゆにこん一覧