サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	佐川急便東京	０−１	ロッソ熊本
2006年5月14日（日）、JFL、江戸川区陸上競技場にて観戦。
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入り口で配布されたメンバー表を見てびっくり。ロッソ熊本の控えにあいつの名前がない！ ベンチからも外れたか！？ いや、レギュラー１番の名前があるぞ。ということは‥‥恐る恐る視線をスターティングラインナップに持ち上げると‥‥いるじゃないですか。 もしや初先発、初出場かな。頑張れ、発表は明日、まだアピールの機会はある（笑）！

佐川のＣＫを阻む堅守。		ロッソの決勝ゴール！

２１番、本当に先発だ。ミスするなよ〜。出たら出たで心配だな。 ロッソ熊本のキックオフ。左に出して‥‥２０番、フリーで足元なのにトラップミス。 佐川東京のスローイン。ピッチかな？ 幸先が悪い。 そして佐川東京のＦＫが、ゴール前でバウンド、GK２１番がパンチング、 しかし身体が伸び切っていたため弱い、シュート、バーの上だった。１分。ふう。 前回と同様、ピッチの中央は荒れている。どっちにも足を滑らす選手がいる。 ということは、サイドをどう使うか、となるのだが。4分、やや押し気味のロッソ熊本。 ロッソ熊本、右からのクロス、13番のヘッドは身体が伸びてしまった。11分、しかしこれが初シュートかな。 しかし、佐川東京の攻勢、18番が相手にのしかかってしまい、FKとなる。一転してロッソ熊本のピンチ。 さあ佐川東京の左CKだ、GK21番の腕の見せどころだ。16分、いやファーに出されて、ヘッド、バーの上。ミスキックだったかな。 佐川東京左FK再び、18分。これは21番がキャッチ。いいぞ。サイドの裏を互いに狙っている。左サイドに抜けて‥‥ロッソ熊本6番がカバー、 クリアを指示する21番、いいぞいいぞ。指示も的確だ。 24分、右サイドからのクロスを許すロッソ熊本。 GKが二本続けてピンチを防ぐ。これで本人も(見てるこっちも)落ち着いたし、周囲の信頼も得られただろう。 佐川東京がCKから逆襲。6番が13番を倒してFKだが壁を一撃、GKの指示が飛ぶ。ボールはゴール前へ。ヘッド、ポスト右へ。34分の攻防。 どちらも最後の一手に欠ける。惜しいチャンスはあるが、惜しいシュートはまだない。ロッソ、右クロスを20番がヘッド。やや力なく、ポスト左へ。これもだ。 時折見せる佐川東京のパスワーク、必ず最低三人がボールの動きに連動し、サイドに展開する。そしてそれにロッソは翻弄されている。 シュートは何とか防いでいるし、散発的だから、ロッソは助かっている。43分。 オフサイドの笛の後にボールを蹴って佐川東京の選手にイエロー。 そのFKを大きく蹴って、ハーフタイム。 佐川東京のキックオフで後半。 スルーパスを見切ってゴールキックに。GKが代わると守備陣が不安定になることもあるが、 もう大丈夫だ。後はゴールだが‥‥順位が下のチームからはちゃんと勝ち点を取りたい。 佐川東京10番のファール、ロッソに初めていい位置からのFKは3分。 ヘッド、追いつかない、バイシクル‥‥ポスト右か。 佐川東京、11番13番と左からつないで、中‥‥14番のシュート、バーの上。危なかった。 7分、そして裏に出た13番のシュート、オフサイド。ロッソちょっと劣勢。 ロッソに交代。14番に代わり10番。10分、 攻撃の流れをつかみたい。しかし、佐川東京のFKだ。2番が5番に覆い被さり、いい位置でのチャンスを与えてしまう。14分。壁、リバウンド、そしてGKへ。 左CKのチャンスは佐川東京、ニアに落ちる速くて低いボール、またいで走り抜けるアタッカーに幻惑されずに、21番が鉄壁のキャッチ。さすがだ14分。 佐川東京の方がチャンスを多く作っているここまでの展開。ロッソ17番に代えて26番。その展開を打破できるか。 すかさず佐川東京も13番から28番。大柄なFWのようだ。ロッソのDFはでかいから、ターゲットマンがいてもいい。 ５１５名。26分の発表。前回と大差なさそうだね。こんなもんかな。ロッソ熊本11番の突進、浮いたボールのバウンドに戸惑い、カットされる。 佐川東京に交代、10番から19番。自爆だったように思えたが。31分。FKはミスキック。ロッソ熊本も20番から8番。あと10分。 佐川東京の攻勢。贔屓目ではなく、ロッソ熊本GKはここまで３点は防いでいる。３７分。 しかし、ロッソ熊本はパスワークが下手、こぼれ球も拾えない、よくない。 ロッソ熊本、先制。11番タカハシだ。 あ、またこの選手だ（笑）。武骨なゴールだった右から持ち込んで、囲まれる寸前に蹴った。41分。 これで流れが変わる。いや、試合の雰囲気が変わる。佐川東京は焦り出した。これまでのパスワークが影を潜める。11番に代えて15番、43分。 早めに放り込むのは、ロッソ熊本DFはでかいから得策ではない。あと2分の攻防。佐川東京のFKだが、壁。シュート、辛うじてバーの上。 そして佐川東京17番が左サイドから持ち込んでクロス、GKを大きく蹴って、タイムアップ。 昇格一年目のロッソ熊本、先月の試合よりレベルが上がったようでした。DFが不用意にキープしてピンチを招くこともなく、 何よりも！ ２１番のGKくんがいい働きを見せてくれました。個の技量で３点は防いでましたね。 味方へのコーチングも万全、後半には相手の左CKが速く低いボールでニアに、瞬時の判断でキャッチ。 またFKが味方に当たってあわやループ気味のオウンゴールか、これも後ずさりしながら冷静にキャッチ。 そして圧巻は後半３４分。佐川の攻勢、正面からのFKが壁に当たり、拾って右サイドへ展開、大外からウェーブの動きを見せた選手へスルーパス、これを飛び出してキャッチ、 真骨頂、面目躍如でした。 ゴールキックのミスが三本ほどあったけど、それ以外は完璧に守り切って勝利に貢献しました。 相手チームにも触れておくか（笑）。でっかい9番をトップに、小柄なドリブラーがロッソを撹乱していました。ロッソはDFがでかい分、 ボディコンタクトがファールを取られることが多く、俊敏さで翻弄、こぼれ球も殆ど佐川が拾い、リズムを作っていました。ロッソGKが飯倉でなければ、三点くらい取って勝ったかも。 ロッソ熊本ＧＫ飯倉、明日の午後、ジーコの口からその名が出るか（笑）？ ‥‥出なかった。 さて、その後のロッソ熊本の戦いぶりは‥‥？

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