|
サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
| 横浜Ｆマリノス | ０−１ | 山東魯能泰山 |
|
|---|---|---|---|---|
| 2005年3月9日（水）、AFCチャンピオンズリーグ、三ツ沢球技場にて観戦。 | ||||
|
昨日の読売新聞によると、客の入りが悪いらしい。３０００枚程度しかチケットが売れてないそうだ。ワールドカップ予選とはえらい違いと書いてあった。
まあ、無理もないと思うが‥‥。地上波の中継もないし。だから、私がこうして観戦に訪れた次第です。 世界に繋がる大会の一次予選ではあるけど、相手は、中国のリーグのレベルから考えると、マリノスは２軍でも勝てるかも知れない。 でも、得失点差が後でものを言うので、大量点を取りたい。やっぱりベストメンバーで臨まざるを得ないんだろうなあ‥‥。 去年とは違って。 そして、山東省は第二の故郷だし、どっちを応援するか‥‥（笑）。 GKにあいつが出ていたら、マリノスを応援するんだけど‥‥。 |
 CKからのミドル、山東が先制！ |
 Fマリノスは最後のチャンス‥‥。 |
|---|
|
高校選手権以来の春の三ツ沢‥‥いや、まだ冬だね（笑）。 山東のキックオフ。その前の選手の紹介のアナウンス、酷いものだった。それはともかくとして、大柄で、かつ若そうな選手が多い山東。 右へ深く攻め込んでクロスに中でバイシクル。積極的だな。 そしてＦマリノスは、去年のペルシクケデリ戦とは違って、 ほぼベストメンバー。だが、高さに欠けるかな。３分、中盤でシミズが倒される。足技ではマリノスに分がある。 そのＦＫを、左の２番ドゥトラ、 高いボールはカットされる。山東２０番にイエロー。マリノスはドリブルとパスでペースを掴みつつある。素早くゴール前へ、何故かファール。６分。 ゆっくりと最終ラインで回して、山東守備陣の裏を狙う。しかし、Ｊリーグにはあまりない聳える泰山の高さ、うまく通らない。９分。 ６番上野のチェック、スペースを狙った左のドゥトラへのパス、切り返してクロス、１５番のヘッドはＧＫ正面に落ちた。１０分の、マリノスのいい形だった。 山東も右からの低いクロス、ＧＫエノテツがキャッチ。 ドゥトラの左ＣＫから、中央１４番奥が下がってマークをずらし、受けてパス、ヘッド（誰だ？）クロスバーを叩き、 こぼれ球を撃つ（誰？）ＤＦに当たって‥‥ゴールラインを割る。１６分、マリノスはここまでで最大のチャンスだった。 左ドゥトラへのパスは２５番がカット、右のドリブルは３番がきちんと守っている山東。１８番のミドルの後、倒れてＧＫが蹴り出すと、ちゃんと返す。 スローインは８番かな、山東のオレンジ地に白の番号は見づらい。 ２０分、マリノスにリズムが出てきた。パスワークがよくなって‥‥と思ったら、 それが続かない。いかにもシーズン序盤という感じ‥‥あ、Ａ３が‥‥。 ２７分、左から１８番のドリブルシュートはＧＫのセーブにあう。 ドゥトラからのパスを受け、抜け出しての突破だった。 ３１分、左ドゥトラが遅れたタックルに倒されてＦＫを得る、走り寄った１４番オクがキッカーに、 こぼれてミドルは１８番シミズか、入ったと思った。 １０番を倒して正面ＦＫは３６分。壁、クリア、 速攻から１８番シミズのシュートは力無くゴールラインの外へ。 表示はあったのかな、ｌ２分ほどのインジュリータイム、前半終了。 若く大柄な山東、典型的な中国のチームに見える。マリノスの、最終ラインでボールを回し、 １５番や１８番が抜け出すライン裏への浮き球のパスは全てカットされる。ベストメンバーに近いとは言え、高さに劣るマリノスは、足技では山東に勝るが、 肝心のパスワークが乱れがちだ。チャンスは多いが、決め切れない。 マリノスのキックオフで後半。左サイドへ‥‥狙うつもりかな。 ４番那須が奪ってスルーパス、典型的なボランチのゲームメイクだ。しかし速攻から山東のＣＫになる。 混戦。しかし足元にボールが収まる山東がゴール前に陣取る。ミドル‥‥神舟シュートは宇宙開発。やっと途切れた。２分。 山東２９番が粘って、２番ナカニシのタックルにうずくまる。ファールではなかったが、足首を押さえたままの姿に、容赦のないブーイング。ちょっと可哀相だ。 ハーフウェイライン横まで歩いてピッチに戻ろうとする２９番、これまたブーイング、可哀相だな。５分。 そして７番ハユマの、タッチラインを利用したドリブル突破。これは見事だったが、クロスが‥‥。１５番のトラップミスで無駄になる。 左から持ち込んでシュート！ 山東もパスを多用するようになって来た。８分。 マリノスは左からのクロス‥‥ゴール前を素通り。 ＧＫがボールをバックスタンドに蹴り込んでイエロー。背後にマリノスのサポーター、ちょっと苛ついているようだな。１２分。 試合のペースが早くなって来た。おもしろくなっ‥‥いや、ファールで失速。ぶつかり合いには笛を鳴らすタイプのレフェリーだ。 特に背後からのチャージには厳しい。ボールに行っていてもファールにしがちだ１３分。
３０番の肘が１０番に炸裂‥‥ってほどではない、かすったか触れたか、という程度に見えたが、担架で外へ。ドロップボールで再開だが、
２９番がタッチライン外へ蹴り出す。背後のファンから盛大な（笑）ブーイング。分かってないのかな。 山東先制ゴール！マリノスが逃れて得た左ＣＫからのこぼれ球、１６番が蹴り込んだ。恐らくミスキックだろう、妙なバウンドにＧＫもタイミングがずれた。 或いは誰かに当たったか。２３分。３人の最終ラインで回すマリノス。山東も全員が引いている訳でもない。２０番に代えて１４番が入る。２７分。ゆっくりと去る２０番に、またもブーイング。 どっちも、ＤＦにミスが出て来た。ミスからピンチを招く両軍。 ３０分。しかし、ＧＫは集中を切らさないのも共通。 そして左から、振り向きざまにマークを躱してドリブル、１５番かな、倒されてＦＫを得る。ここで交代。 １８番に代えて２７番ヤマザキが入る。ＦＫは横にずらしてズドン、でも壁だった。３３分。 6333人の入場。 昨日の新聞では3100枚しか売れてないと報じていたので、まあ、よかったかな。
山東１０番に二枚目のイエロー、遅延行為かな。スローインをなかなか始めなかった。３５分。ちょっと騒然となる。 山東の速攻を７番がヘッドでカット、右に出ていた２番へ。１５番とのコンビで崩せ‥‥ない。二人のパスワークがない。４０分、笛。山東の誰かがファーサイで倒れている。 ４３分、アーリークロスを多用し、やっとこぼれ球を拾うようになって来たマリノス。左クロスを折り返して‥‥ポスト右へ。 あと４分もある。山東２０番の露骨な時間稼ぎのせいだ、いや、お陰かな？
サイドチェンジのパスのミスに２３番が突進して‥‥何とか潰す。左に出ていた６番上野の股間トラップからクロス‥‥シュートはこれもポスト右へ。
山東は６番に代えて２９番を投入。もう４７分。
失点の場面は、運が悪かったとも思うが、それ以上に、それ以前に‥‥。
別グループのジュビロも負けたそうだから、今冬の世界クラブ選手権は、地元日本のチームの出場がないままで行われる可能性が少し高くなっただろうか‥‥。
さて、次にここへ来るのは‥‥？ そして、この大会の今後は‥‥？
|
| このページの最初へ | ｔｏｔｏ予想師 | 観戦記目次 | サッカー川柳 | ゆにこん一覧 |