目次へ サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！

日本　１−０　イングランド

ワールドユース、2003年11月29日（金）、フジテレビにて観戦。

ついこの間あったはずのアルゼンチン大会ですが‥‥２年ごとの開催というのは、早いですね、すぐ次が来ます。
イラク戦争の影響で半年ほど遅れてのＵＡＥ開催です。時差は五時間。あれ、現地時間２０時３０分キックオフ、 日本時間だと１時３０分のはずだが‥‥地上波は１時５５分放映開始、つまり２時キックオフで放映開始？ でもパーフェクトチョイス（有料）は１時半キックオフ‥‥。おいおい、リアルタイムで見たければカネを払え、ということか。
夜中に起きて声援を送ろうと言うファンの意欲に水を注すようなフジ系列の金儲け主義だ。困ったもんだ。
あまつさえ！　既報に合わせて起きてみると、競馬の特番。大慌てでフジテレビのサイトを見ると、 なぜか急遽、放映時間が25分も後回しになるようだ。

いい加減にしろフジテレビ！　地獄へ落ちやがれ！

おいおい、さらにまた２分も遅れて、仰々しいオープニングとともに開始。怒りや怨みは一時忘れて、試合に集中しよう。

日本のキックオフ。右サイドへ大きく振る。イングランドのFKをヘッドでクリア。パワーで押し込まれてきた。でも競り合いで負けない日本。
どちらも、序盤から圧倒しようとして、攻め合いになりつつある。ややイングランドに押し込まれて入るが。

今野のシュート、4分。 この試合の初シュートだったが、ミドルは少々力不足だった。

クリアを９番が追う。角田と誰だ、挟み込んで何とかカット。５分。 ロングボールはイングランドの方が得意かな。近代的な感じがしないこのイングランド（笑）。

初のコーナーはイングランド、真正直に放り込んできて、クリア、８番が右サイドから崩しにかかるが‥‥。
中盤まで下がって、 阿部のドリブルシュート。日本は二本目のシュート。１０分。阿部は坊主頭になっている。 高校時代がそうだったような気がする（笑）。
逆にイングランド９番の反転シュート。 チョプラの動きを把握し切れてないぞ。１１分。

イングランドのFKを川島がパンチング、鈴木が拾って‥‥速攻は実らない。１５分。 初戦の固さはないようだ。
成岡からのクロス、坂田を狙うが直前でカット。日本のCKだ。小林大吾のキックは「キーパー」の大声とともに手中に。 もったいなかった。

２０分過ぎ、シュートを撃ち合うようになる。どちらも身体が温まってきたかな。中央を破られてチョプラ、 川島が正面で弾いて１０番がダイレクト。助かった。
DFの裏か、間をうまく抜けて飛び込んでくる９番チョプラ、 いやな選手だ。誰がつくのか、マークを徹底したい。

成岡を中心にダイレクトパスを交換、左サイドから裏に走りこんだ坂田かな、 これは辛うじてクリア。日本らしさが出た。２８分。この調子だ。

角田が倒れて、イングランドの応援風景も映る。 そろいのジャージ姿は、高校選手権の応援のよう。

イングランドはまた放り込んできて、零れてミドル。たまたま、 DFに当たって跳ね返る。
あれ、８番オニールにイエロー。何をしたのかな。あ、４番菊地を抱えて倒したんだ。３３分。

２番徳永が右から中に持ち込んで‥‥撃て‥‥スルーパスをカットされる。ううむ。いい形、 パスワークのよさが目立ってきた日本。６番今野が倒れるが‥‥大丈夫だ。３８分。

ああ、３番角田にイエロー。１０番を倒してしまった。４３分、 深い位置からのFKだが、また放り込んでくるだろう。
徳永が頭を出して、CKになる。守り切りたい。６番の折り返しは‥‥そのままラインを割る。

角田が１９番と奪い合い、スローイン、相手に何か食って掛かっている。インジュリータイムだ。何語で話しているんだろう（笑）。
坂田が斜めのパスを追って‥‥クリア、センターサークル付近に落下して、ハーフタイム。
さあ、メンバーはそのままで後半。
中盤で奪い、 ダイレクトパスで相手を翻弄できれば日本のリズム。いうまでもない。

ああ‥‥８番小林大吾からのアーリークロス‥‥阿部！　 競り勝ってのヘッドだが、ポスト。惜しい〜！　６分。お、１８番谷沢がその８番小林に代わって入る。

よし！　坂田のヘッド！

左サイドに持ち込み「ユータロー！」の声がかかって戻し、アーリークロス。 ‥‥逆サイドから正面に走りこんで坂田のヘッドが決まった。

突進した１０番をブロック、日本のFKとなる。 これで猛攻を仕掛けてくるか、イングランド。１０分。

前半は脅威だったチョプラが目立たない。
日本の中盤のパスワークを警戒して、下がって守備に追われているからか。彼はDFの間に入り込んでパスをもらい、反転シュートが持ち味だから、 これなら怖くない。１５分。

正面、成岡のファールからFKはイングランド。低い弾道‥‥壁。放り込んできて‥‥近藤のクリア。

オニールのパスを阿部が下がってインターセプト‥‥で、阿部のファール？　忙しくなってきた。18分。

４番に代わり２０番ライトが入るイングランド。 １９番ジョンソンのシュートはGK川島の正面。２２分。７番トーマスの右サイドからの突破を防ぐ１３番近藤。互いに持ち味を発揮している。

日本は１５番鈴木を下げて１４番山岸。どんな選手だろう。２６分。
そして阿部が倒れて日本のFK‥‥クリア。 ここへ来て坂田の動きの大きさが目立つ。
１３番近藤に対するイエローに、スタンドからブーイングか。３０分。

阿部が中央へドリブル、４人が迎え撃ち、右の徳永から左の山岸へ、中へ持ち込んでシュート。いい流れだ。 大柄な選手がキープすると集まってくる、イングランドの習性みたいなもんかな。

３５分、坂田の長いドリブル、 右に流れた阿部へ、突き飛ばされるがフェア。これにはブーイング。日本のファンか、それとも地元の客だろうか。

ちょっと落ち着きがなくなってきた３９分。焦って放り込んでくるイングランドに合わせなくていい。中盤のパスワークでは日本が優位だ。
シミュレーションで８番オニールにイエロー。ペナルティエリアすぐ外。この位置からでも狙うんだね。４１分。
大きな拍手と共に坂田が去り、 ９番茂木が入る。４３分。もう少しだ。

左からのCK‥‥おお、ポスト右にそれる、あ、触ってたのか、右CKだが、クリア。大きく蹴って、 インジュリータイムに入る。

トーマスのアーリークロスをバイシクル、早めから放り込むイングランド。単純なのが強い。あと４分か‥‥。長めに取るね。
とにかく前線に放り込んでくるイングランド。迷いもないし、全員がそう考えている。

さあ、茂木がキープしてCKを取る。４７分。 谷澤がポイントに‥‥奪われてクリア、成岡が持ち上がって倒されてFK‥‥。

左サイドから二重の突破、川島が防ぐ。更に徳永がクリア。 イングランドの攻め、右サイドに出たボールはアウト、スローインを投げ入れて、タイムアップ！

よし！　勝った！

パワープレーに押し込まれはしたが、余り近代的ではなかったイングランド。やはりコロンビアやエジプトの方が強いだろう。 だから、ここで勝って勢いに乗れる。よかった。今のところグループ首位の日本、次のコロンビア戦も期待しましょう！

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