| サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
| ポルトガル ８−０ 日本2002年8月12日（月）、INAS-FIDサッカー世界選手権平塚競技場にて観戦。 |
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確か日本が準優勝したワールドユースで対戦してましたね。で、今回の、今大会はグループリーグでの対戦。
A代表の対戦だけが、まだなんですね。 決して、全員攻撃全員守備のトータルサッカーではなく、 むしろ不動のポルトガルでした。ラインも揃ってない（笑）。走るのはサイドアタッカーの６番くらい。しかし、重心の低いキープ、 安定したボディバランス。その一語に尽きます。いろんなサッカーがありますね。勉強になりました。 |
 ポルトガル、CKから先制！ |
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９日と同じ平塚競技場。しかし、観衆の数が違う。
メインスタンドが埋まりつつある（バックスタンドやゴール裏は閉鎖だが）。やはり日本代表の試合は違う。こうでなくっちゃ。
さあ、日本のキックオフ。突如ロングシュート！ 堅さを解すには丁度いい。 ポルトガル７番シルビーノが組み立て役かな。 鈍重な感じもするが、独特なリズムからパスを出す。１３番シルバがミドル。日本は劣勢だ。 ポルトガル先制！3分、 左CKをショート、戻して上げたクロスをヘッドで合わされた。13番シルバ。ポルトガルは、 その13番シルバと17番ゴメスのダブルアタッカーだ。やられた！ 更に‥‥ ポルトガル２−０日本左サイドからよく破られると思っていたら、逆に右サイドから来た。丁寧に繋がれて、DFが門になってしまった間を流し込む‥‥13番シルバ。 またこいつか（笑）。すばしっこいね。先日も思ったが、この大会、各チームのレベルの差が大きい試合がある。 それはつまり、知的障害者が、サッカーに打ち込めるような社会かどうか、という差なのかも知れない。 9分、
クリアからパスをつないで‥‥日本らしい攻めになるか！？ ボールが足元に止まる。これはトラップではなくストップだ。焦りかな。 ポルトガルのFWは、
足元のボールを強くシュートするのが苦手らしくて助かる。エウゼビオならドカンと来る持ち方なんだが（笑）。 競り合いから７番ヤブイが倒れるが‥‥大丈夫みたいだ。１７分。さっきの訂正。ポルトガルはずんぐり、どっしりとしているが、その分、 重心の低い安定したキープが出来るのだ（笑）。 日本のエンドで、ゲームの殆どが進み、給水タイム。早い再開。ポルトガルのスローイン。
そして、９番のクりアミス‥‥スルーとなってボールを拾って突進‥‥ここも、 ねえ〜。２５分を過ぎて、元々が動きの多い方ではないポルトガルに対し、日本のチャンスは増えてきたんだけど、ねえ。 身長差は、あまりないようだ。 １０番ササキが４番ティシェイラを難なく倒してFK。日本の前線では、こういうパターンが多い。攻めに焦りもあり、 それを上手くかわしてファールを誘うポルトガルの巧みさもあるだろうか。８番ワタナベが蹴るが‥‥セットプレーに策がない日本。２９分。 ううむ‥‥ ポルトガル４−０日本。１４番マルシアの右からのアーリークロスを、フリーで飛び込んだ１１番ビトール、ヘッドで綺麗に決めた。３３分。お、 ７番シルビーノがまた上がってきている。 サイドのスペースへの、１７番ゴメスの無情なヒールパス（笑）に走りこむ８番フェレイラ。 慌てて止めにかかった日本の４番クロキが側して、ＦＫ。７番フェイガも基点となりだした。３５分だ。 日本は１２番に代えて１３番。３６分。 その直後‥‥。 ポルトガル５−０日本右サイドを１７番ゴメスが巧みな切り返しからのシュートを突き刺した。３８分。ポルトガル、６番ティアゴが入り８番フェレイラに代わる。日本もやや攻めつつはあったが‥‥そのままハーフタイム。
ポルトガルのキックオフで後半開始。 １０番ササキと１１番ワタナベが二人で、ポルトガルの４人のDF陣に挑んで行く。中央に寄っているので、
右サイドの３番クロキがフリーになりがちだ。 ８分。
ポルトガルは４番ティシエラに代えて１６番クラウディオが入る。ニッポンコール一色だったスタンドからも、
大きな拍手が送られる。 「鈍重な」ポルトガルは、シュートのモーションも速くないので、 コースをカットすれば防げる。問題はその後。カットしてクリア、それをパスにつなげたい。 ポルトガル６−０日本１２分、 鈍重なはず（笑）のポルトガルが、早いテンポに変わった。右サイドから切り込んで、７番フェイガ、インフロントの技ありのシュート！ 緩急のつけ方も巧みだし、シュートコースもよかった。後半１６分。つまり、時刻は１８：１６。そろそろ気温も下がる頃かな。 この時間帯から、GKオオモリのキャッチ、ロングキックに突進する１０番ササキと１１番ワタナベ。 ロシア戦と同じパターンだ。つまり、日本の戦術と言うことだ。 ２１分、日本もスペースを意識してパスを出すと、 ある程度まで崩せる。 ここで給水タイム。水分補給も大事だが、試合のリズムが崩れないか。少々気になる。 ほら、さっさと水を飲んですぐにピッチに散るポルトガル。 ポルトガル７−０日本案の定‥‥でもないが、 右スローインから崩された。２４分、１３番シルバのゴール。日本の狙い通りの攻めに、 GKぺレイラも幾度となくペナルティエリアから飛び出す。１点はまず取れそうな気がする。 少なくとも初戦のロシア戦よりは、いいシーンが増えた。それでも点差は大きい。サッカーの面白さだ。 ２９分、１３番シルバかな、右サイドからロングパスを日本のDFラインの背後に落とす。走り込んだFWだが、合わなかった。 名波のような見事なロングパスだった。 ３７分。共にミスが目立つようになる。涼しくはなったが、 これまでの疲労は蓄積されるのだ。折角インターセプトしても、直ぐに取り返されたり、拾われたり‥‥互いに増えた。
混戦から左に出たクロスを、１１番シトルが折り返すが‥‥腰が入らずゴールラインの外へ。 ポルトガル８−０日本日本は左サイドから速攻、 一度スローダウンして丁寧に繋ぎ‥‥と思ったら、カットされて決められた。43分。6番ティアゴ。至近距離から容赦なく撃ち込んでくれた。観衆は１１８４人とアナウンス。いつどうやって数えたんだろう（笑）。 |
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