サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう! |
日本0−2セネガル2001年10月4日(木)、国際親善試合TV東京にて観戦。 |
ワールドカップ出場国同士の一戦。しかし、両チームともホームでもアウェイでもない、中立地帯での試合。
もちろん、日本もそうだが、それ以上に欧州のクラブに籍を置く選手が多いのだから、集まりやすい。
いいことではないが、普段はない緊張の中でゲームに集中できるかも、いい経験となるであろう。 ところで、現地フランスではこの対戦への関心は無に等しいと、各スポーツ紙ではお嘆きの様子だが、 当然である。日本でも欧州や南米の強豪同士の対決があっても、日本代表の試合ほどは盛り上がらない。 観客動員数は少なくはないが、それはまだまだ日本が一流ではないから、海外のスター選手を見ようというファンが押しかけるのである。 ユーゴスラビア−パラグイア戦など、その好例である。 さて、アフリカの新興国に日本がどう挑むか‥‥。 |
へえ、GKが都築‥‥FWは高原と鈴木。面白いね。後は予想通り。でも、名波がベンチに? ううむ。 さて、日本のキックオフ。そして早速FKを藤本、ディウフが拾って前線へ。下がった位置でボールをまわすセネガル。 早い。右サイド10番から7番カマラに渡ってシュート。 6分、パスをカットされてディウフ!
CKとなるが‥‥ふう。鈴木が競り負けるし、奥も倒される。若いセネガルだが、強い。
セネガルは後半にばてるんじゃないかな?
大きなパスから前線へ‥‥森岡が右サイドをカバーしてクリア。セネガルに拾われて空いた中央に‥‥これは稲本がカバー。
稲本の活動範囲が広くなったように思う。 お、逆襲から中央を割られて‥‥12番から7番へのスルーパス、 都築が止めた! 20分だ。速い。早い‥‥。日本のリズムになってきた。中盤でプレスがかかる。が、最後がオフサイドになる! 中盤でのパスミスを即座にシュートにまで持ってこられる、セネガルの速さとうまさ。 そう、速さが目立つ。でもシュートはうまくない。力任せに蹴っているから、ふかすのかな。 セネガルFKをオフサイドトラップにかける。見事にかかった。27分。
うわ〜稲本がデイウフを倒す! 31分。ほらね、負けてないよ。その直前には松田と誰かが相討ちになっていたし。
稲本が変わったような気がする。 それにしても、日本はシュートがない。例によってFWはサイドに流れて受けているのだが、 その後、トップ下の藤本や奥もどこかに流れてしまっている。もう42分だが‥‥。攻めにインテリジェンスがない日本。 セネガルの流れるような攻撃から、松田がミドルシュートを背中でブロック。大きくそれてGKへ。都築が出て触れなかった判断ミスが気にかかる。 ううむ、ちょっと消化不良、満足できない。両軍無失点のままハーフタイムへ。 後半。どんなハーフタイムだったろう。
選手交代は? 大勢代えてきた。中盤に運動量とキープ力のある伊東テル、高原に変えてこれもキープの出来る柳沢。服部も入る。 あれ、セネガルのFK‥‥でも、セネガルはいろんな意味でシュートが雑だ。ううむ、右サイドから伊東テルが絡んでチャンスがもう2本。 服部が守備に留意し、稲本が上がり目だ。 10分。激しい奪い合い。Jリーグだったら倒れてファールをアピールしそうな状態でも、
みな平然としている。いいな、この雰囲気。 森岡がカットから中央突破、右の波戸に出して‥‥オフサイドか。21分。惜しい。 FIFAランキングでは69位だそうだが、そのセネガルがのびのびとプレーしている。日本は29位? でも一試合だけなら、これは関係ない。 お、福西登場か? 高さとキープ力、そしてセットプレーのヘッドの強さ。これは楽しみ。 26分、オーバーラップの戸田が孤立。稲本に代えて福西。面白い。更に攻勢に出るか。 ちょっと守備の組織が‥‥でもセネガルは力任せに撃つだけ。ここで広山登場。奥に変わる。トップ下かな? サイドだと思うんだが‥‥。 あれ? 松田がゴール正面でファール。いやな位置だが‥‥また宇宙開発じゃないかな。堂々のGK都築。 うわ〜、セネガル先制!壁を巻いて、ネットに突き刺さる。ディウフ。だ。見事。30分かな。
さあ、気を取り直して行こう。 ま、この時期にはこういうぎりぎりの戦いがあればいい。 楽勝できる相手との試合ではなく、出場を決めたチームと勝負すればいい。 右サイド戸田が倒されて、日本にFKのチャンス。44分。 これは決めたい。戸田‥‥中央へ、工夫がない。 ロスタイムは3分。ふう。柳沢が右サイドを猛スピードで突破、CK、 逆サイドにこぼれて繋いで福西のミドル! GKがはじく。これは惜しかった! うわー、18番の強烈なシュート。 森岡が完全に振り切られた‥‥。あ〜あ‥‥。ま、総攻撃の背後だから、これは仕方がない。 そのままタイムアップ。昔のサッカー漫画みたいな終わり方。稲本を下げたのが‥‥まあ、その‥‥。 代わって入った福西との運動量があまりに違い、後半になって好調だった中盤のバランスが失われたのではないだろうか。もちろん、 福西のせいではないが‥‥。次のナイジェリア戦は、もっとコンディションもよくなっているでしょう。 |
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