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さあ、サッカーを語りましょう！

アル・シャバブ １−２ 水原三星

2001年8月13日（月）、 アジアスーパーカップ
ＮＨＫ ＢＳ−１にて観戦

アジアクラブ選手権とカップウィナーズの勝者が競う。これに勝てば真のアジアクラブ王者となり、世界クラブ選手権への出場権を手にする‥‥はずである。 そういえば、カップウィナーズは鹿島がアル・タラバを破り三位入賞したのを、国立で見た。 日本のチームが優勝したのは、去年清水の優勝をテレビ観戦。 しかしスーパーカップではその清水がアル・ヒラルに惜敗‥‥
２年前には磐田がアルイテハドを下したのをこれもテレビで見た。
今回は、 常連だった日本のチームが勝ち進めなかったのは淋しいが、これもサッカーである。好ゲームが期待できるでしょう。

そんな中、次回２００３年の世界クラブ選手権へ、今回出場が決っていたチームに出場権はない、とのＦＩＦＡ発表があった。 相当額の補償金が払われるそうだが‥‥情けないね、ＦＩＦＡ‥‥。

そう言えばＨ＆Ａだった。初戦は引き分けだったらしい。水原のキックオフ。そうか、コジョンスがいるのか。それから、 たしか磐田戦でも決めた（かな？）ドスサントス。シャハラニなども。

３分。ラクチノフの右クロス、 逆のドスサントスがちょっとトラップを失敗。水原の方が押し気味。
ほほお、右サイドを一人で裏を破ってシャバブのチャンスだった。シハン？ 他にもシャラニ等お馴染みの顔もある。

あ、また出た！ 正面。でも水原のＧＫがＰＡを飛び出して倒す。ＦＫか。６分。鋭い突破。 ＦＫはこれまた大きく曲がって、ライン外へ。

１２分を過ぎて、ちょっと落ち着いたか。コジョンスの左足のシュートは力がない。 水原は４人のＤＦがラインを揃えようと意識すると、速いシハンが飛び出す。モロッコのハッダがシャバブにいる。

１８分、 右サイドのハッダがＤＦを引き付けて、中央でややフリー気味のシハン‥‥でも、速いけどテクニックはなさそう（笑）。

水原が放り込んでシャバブが跳ねかえす。９０分このままなら、アウェイゴール二倍となるので、シャバブの優勝。 水原はどのタイミングで攻勢に出るのか‥‥。

２６分！ 右サイドからまたまたシハン！ しかし強烈なシュートは外へ。 中にフォローがいれば‥‥というのは日本人的な考え方かもしれない。

２８分、右サイドからのクロスに、ラプチノフ！ これはマークにあい、不発。

疲れたような遅攻を水原。攻めてがない。３０分。一息入れたくなったようだ。

攻めが散発的で雑になってきた水原。焦れてきたかな。 そうなるとシャバブの思惑通りだ。もう３９分。シャラニが倒れて、担架‥‥小型の自動車で一旦退場する。ＣＫ‥‥水原の攻めだが‥‥

４２分、 水原はシャバブのお株を奪うような速攻、コジョンスから中央、ドスサントスへ‥‥潰される。いいチャンスだったが。 ボールを持ってからちょっともたついた。

水原はロスタイムに入ってよくなってきた。受け手の走るコースにパースが出るようになったからだ。 正面やや右からＦＫ。コジョンスが決めるか。ああ、ポスト右へ‥‥。

後半。水原が中盤でダイレクトパスで組立てる。前半にはなかったことだ。 マンツーマンをはがしてチャンスを作るには、これだな。

そして２分、シャバブ先制！

シハンを３番が倒して、ＦＫ。 右サイド遠めから放り込んで‥‥シャハラニが一瞬マークをかい潜ってヘッド。

直後、水原が追いつく。

リプレーを見ている間に、 ソジョンウォンが、右４５度から強烈に突き刺した。ちょっと分からなくなってきた。

８分、水原の波状攻撃！ 左右からのクロス、 飛び込むＦＷ。これならいつか点が取れそう。

１１分、ソジョンウォンのゴールで逆転。

リフティング気味のトラップでマーカーをはずして、ボレー。これがよかった。

これで立場が逆転。落ち着いて守備を固める水原。 ソジョンウォンが右サイドから走り込む。そのパスはコジョンスが出す。ドスサントス頼みのロビングが少なくなった。１６分。
だが、 ＤＦがシャバブのシハンのスピードとハッダのキープを止めきれていない。これはもしや‥‥。

１８分、シハンが強引に突破、 ＧＫともつれて残って‥‥決ったかと思ったが、その前にファール。あ、１９番が持ち込んだ時にハンドリングだ。

あ、７番キムジヌが退場。２４分。ボランチの選手だ。これは苦しいか‥‥。背後からのタックルがファールとなったが‥‥それほど悪質とも思えないが。
そしてシャバブは正面ＦＫ。これはわずかにバーの上。

トップを下げて守備的な選手を早く入れるべきだ。マークもずれるし、 中盤のバランスが崩れるぞ。

退場から６分経って、やっとキムヨンスンを入れる。ラクチノフ下げた。

ちょっと画面が小さくて見えないのだが、ハッダにコジョンスをつけてないか？ 相殺でインテリジェンスのない内容になっているんだが。

アルシャバブも前線を増やす。ハッダを下げた。ゲームメーカーは要らないということだ。７番カナイー。知らない選手だ（笑）。テクニックがある。 ３５分。左サイドでもたついて、クロス、待ち構えたカナイーがヘッド。

ここでオワイラン登場。まだやってたんだ‥‥３４歳か‥‥。 砂漠のマラドーナ‥‥今やロジェ・ミラみたいだ。下がり目に位置しているようだ。でもあと１０分、何か出来るだろうか。いや、 中盤の数的優位を活かして、攻め込んでいる。

アルシャバブも総攻撃を仕掛けるが、慣れていない風情だ。水原は単純に、守り切って前線へ、 シュートで終える。４５分、放り込んで競って‥‥水原のクリア。

ドスサントスがコーナーでキープ、戻したボールを奪って‥‥ホイッスル。
しのぎきって、韓国、水原三星の優勝！ちょっと悔しい（笑）。

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