ドイツ	０−２	イタリア
2006年7月4日・ドルトムント・ 57勝者-58勝者、 NHK BS、NHK総合にて観戦予定。

一口予想 １９７４年の死闘を思い浮かべる方も多いでしょう。私は少し若い世代なので、１９８２年の決勝戦を思い出します。 ゲンを担いでヒゲもじゃだらけのドイツ（当時は西ドイツ）に対して、大一番を前にみんなさっぱりと剃って来たイタリア。 ベルゴミとか、誰だったか、髭が目印の選手もいたので、誰が誰だか分からなくなったものです。 伝統国が多く勝ちあがってきているから、こういう因縁もあって、楽しめます。

さあ、ドイツのキックオフ。 ドイツはフリングスが出場停止。試合終了後の暴力行為でこうなるのは、損だ。 トニとクローゼ、どちらもトップは競り合いに強いでかい選手。それにセンターバックもでかくて強いのを当てている。 中盤はテクニックのあるバラック、小柄なトッティ。ある意味、似たタイプになっっちゃっているのかな。 クローゼの右サイドのキープから、中へ。バラックのミドルはバーの上。ミドルをふかすのは、今大会あまり見ない。 シュートコースに身体を入れる守備が徹底してきたということか。８分。 １５分過ぎから、イタリアの攻勢。速攻なら２人でシュートまで行くイタリアが、 波状攻撃に近い‥‥あ、ドイツ、ポドルスキのシュート。カンナバーロのカット。ドイツにＣＫだ。 ラームがカモラネーシを倒して、イタリアは右深い位置からＦＫだ。 ２８分。位置も時間帯も申し分ない。グラウンダーを戻して、トッティのミドル‥‥崩れた壁に当たった。 ニュース速報。 北朝鮮が日本海にミサイル発射。ロングシュートは日米を強行論に導くし、アメリカをふり向かせたいから、 ギリギリ怒られないミドルシュートにしたというところか。ワールドカップ期間中にこういうことをするのは、彼の国だけである。前回もそうだった。 友人もいるから、もっとまともな国になって欲しいんだけど‥‥。 ドイツの速攻。 左サイドから‥‥右、シュナイダーのフリーのシュートはバーの上だった。 ３４分。ここまでで最大のチャンスだったかな。 ボールを取った選手が必ずオーバーラップするイタリア。ドイツは、バラックしか中盤に技巧派がいないのが寂しい。 似たタイプにも見えるが、局面ではそれぉれの特徴が垣間見える。 さあ、後半。 ともにメンバーチェンジはない。 ゴール前からゴール前へ。ＧＫのファインセーブが続く。辛うじてファールやオフサイド。そろそろ守備の組織が破られつつあるのか。 ２０分過ぎて、落ち着いてきた。疲労からかファールが増え、ちょっと落ち着かせたい。 トニに代えてジラルディ−ノ。シュナイダーに換えてオドンコル。どちらも交代で戦術の転換を図ってきた。 イタリアは二人を並べる手もあったと思うが。３８分。 ４６分のフリーキックも実らないドイツ。このままかな。 ‥‥ドイツが押し込みつつも、無得点、延長だ。 ドイツのキックオフから‥‥右にジラルディーノ、ＤＦ‥‥あ、バラックか、これをかわして、ＧＫの脇、ニアを抜くシュートは威力もなくしかもポスト。 決定的なチャンスだった。 序盤から攻勢のイタリア。そしてＣＫとなり、ザンブロッタのミドル、クロスバー。 ラームとザンブロッタの争い。 今度はドイツにＦＫのチャンス。 ピルロがカットして、ＣＫだ。ボールはファーに抜ける。 そして延長後半。どちらかというとドイツの攻撃。ともに交代選手が走り回っている。 攻撃の形を作ってシュートまで攻め切るのは、どっちも出来る。この時間帯でどこにそんなパワーが残っているんだろう。 だが、セットプレーのキックのコントロールと意図が合わない。その辺りは興味深い。 １３分、ピルロのミドルをレーマンがセーブ。ＣＫはイタリアだが‥‥。 中央で受けたピルロ、撃てない、右へ、グロッソへ‥‥ 決まった、イタリア先制！ もう１分あるかないか‥‥。 攻めるドイツ、 ジラルディーノが右をドリブル、 そして‥‥ デル・ピエロ！ そしてタイムアップ、キャプテン翼‥‥いや、オーストラリア戦のような結末だっだ。 イタリアが決勝進出、そしてドイツは３位決定戦へ。慌しく放送を終えるＮＨＫ教育（笑）。 さあ、明日は準決勝のもう片方だ‥‥。

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サッカー川柳

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