サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	鳴門高 （徳島県代表）	０−３	矢板中央高 （栃木県代表）
2016年1月2日（土）、第94回全国高校選手権、 ニッパツ三ツ沢球技場にて観戦。
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初戦を危げなく（？）突破したチームと、 敗退しちゃったチームと、強豪校が二分化しているな。 秋田商に大分と、これは優勝経験こそはないが大会常連の中堅どころを、それぞれ破った同士。 矢板中央はお馴染みではあるが、鳴門はどんなサッカーを見せてくれるだろう。

空いてる三ツ沢。こうでなくっちゃ。 矢板中央は10番と11番が控え。レギュラーナンバーだろうに。温存か。 鳴門のキックオフ。 左を経由してゴール前へ。しかし！ 矢板中央、7番ツボカワのシュートで先制！ センターサークル付近で奪うや、 ゴールキーパーが前に出ているのを見て、迷わずその頭上を抜いた。 レフェリーの笛が鋭く響く。自信が感じられて、いいね。 鳴門、押し込むけどなんとなく落ち着かない。 右からのフリーキックを跳ね返して矢板中央の逆襲。速いなあ。6分。 今度は矢板中央の左フリーキックのチャンス。競り勝ったヘディングだがクロスバーの上。 裏へのボール、鳴門ゴールキーパーが飛び出して防ぐが、がら空きのゴールへ‥‥今度はＤＦがカバーする。 矢板中央の左コーナーキック、11分。ファーに抜けた。 どっちもあまりいい形は作れていない。奪って縦に速い鳴門と、裏へ大きく出す矢板中央と、対照的だ。 20分、11番が倒れて、鳴門に左フリーキックのチャンス。7番と3番が立つ。またいでそのままサイドへ‥‥読まれてたね。実らず。 鳴門14番が倒れて担架が持ち込まれる。ここで矢板は14番から10番ヒトミへの交代。どういう意図だろう。 23分。 一人少ない鳴門、押し込む矢板。クリアははっきり大きくしないと、すぐに放り込まれる。 矢板は青森山田の「Ｓ」ほどでないが、ロングスロー、懸命に防ぐ鳴門。31分の攻防。 13その競り合いの中で、またも鳴門14番が外へ。大丈夫かな？　ついに交代。怪我なら重症でなければいいが。22番ヤマモトが入る。34分。 ロングシュートから左コーナーキックへ、落ち着いてきた鳴門のチャンス。しかしライナー性のクロスはクリア。 このくらいの膠着が丁度いい。矢板中央のキックオフで後半開始、15番に代えて11番モリモトが入る。 当然ながら矢板中央の攻勢、左右とコーナーキックが続く。5分。 1点のリードが、いい緊迫感を以て進められる矢板。ポゼッションで上回り、相手陣内でキープすれば失点はない。 8分。 鳴門に交代、22番から6番オオホシ。9分。矢板中央の余裕が油断になれば鳴門にもチャンスはある。 鳴門のゴールキックから左7番へ、キープ、パスから矢板中央が奪ってミドル、クロスバーの上。一連の流れの中で、攻守が切り替わった。いい場面だった。 矢板中央、8番を下げて20番ヨシザワを投入。15分。 左からのクロス、中央でダイビングヘッド！ 10番ヒトミのゴール。 16分。選手交代が当たった。これで2-0となる。 鳴門、中央7番から右サイド11番への斜めのパス、これは反応が遅れた。足に疲労かな。21分。 鳴門に左コーナーキックのチャンス。そろそろ取りたいもんだが‥‥素早く繋いでシュート、ううむ。26分。 バイタルエリアで奪ってドリブルシュート。 10番ヒトミのゴール。 これで3-0 やはりエースを温存していたか。28分。 後がない鳴門、左フリーキック、壁、コーナーキックになるが‥‥。逆襲から今度は矢板中央にフリーキックのチャンス。 壁の右に味方を並べて‥‥大したことはなく宇宙開発。時間稼ぎにはなったかな。 矢板中央、ファールスローが続く。11番が22番と交代‥‥え、途中で入ったのに？　32分。 インジュリータイム3分。矢板中央のコーナーキックから逆襲‥‥。深い位置からのフリーキックを鳴門ゴールキーパーが蹴って‥‥ラインを割ってタイムアップ。 キックオフ直後、中盤で奪ったボールをロングシュートで先制した矢板中央。その後はいい意味での膠着が続きました。 奪って速い攻撃の鳴門はショートパス、矢板中央は守備ラインの背後にロングパス。対照的だし、そういう意味でも面白い試合でした。 さて、勝った矢板中央は、次は‥‥。

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