目次へ サッカー酔いどれ観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

青森山田
(青森県代表)

1−1

PK 4-5
履正社
(大阪府代表)
2014年1月3日(金)、第92回高校選手権三ツ沢球技場にて観戦。
ジャパネットたかた:WEBチラシ

第一試合ほどではないが(失礼!)、優勝を虎視眈々と狙う青森山田と、 近年は激戦区となっている大阪代表の履正社。
後者は初めて見る。どんなサッカーなんだろう。そういえば、青森山田は県外特待生を廃止するらしい。 もしかしたら、優勝の、最後のチャンスになるかも?
所で、「国立最蹴章」らしいが、もし五輪開催不可能になったらどうするんだろう?

履正社のキックオフ、大きく青森山田のゴール前へ。勢い余ってファール。 この時点で気づくべきだった。 名門相手に物怖じしないな。

すかさず青森山田も攻め込む。履正社のショートパスを狙う。そして奪うと直ぐに攻撃のスイッチが入る。

一段落か。履正社も左サイドから押し込む。青森山田は最終ラインからも機をうかがう。もう8分。

お、青森山田は13番が体を張るプレーでコーナーキックを取る。キッカーは10番、しかし履正社のセンターバックは高かった。12分。

パターン化しているようだ。13番が体を張って10番がフリーキック、後は左サイドで5番が絡むと何かが起こる予感? 履正社、先制! 右スローインを青森山田がヘッドでクリア‥‥し切れずに‥‥

落下点に素早く走り込んだ14番カワバタが見事なボレー!

16分。ロングスローがコーナーキックより面倒だと言われる通りだ。

よくなる履正社。右コーナーキック、16番がカット、速攻を仕掛ける青森山田。
しかし16番が持ち込んで11番のロングシュート、履正社に勢い。

履正社の8番がいい。全盛期の稲本、怒鳴ればドゥンガか、と言っては誉め過ぎか。
ピンチの芽を確実に摘み、集まってくるボールを効果的に散らす。

青森山田9番の右からのシュートは、クロスバー。

履正社は、たとえばキックのフォームがよくない。しかしそのためか、青森山田は予測がつかないんじゃないかな。

さて後半。青森山田が押し込む。

左サイド、守備ライン 裏へのパスに履正社サイドバックの16番が 手を伸ばす。触れはしなかったが、そういう挙動が、素人っぽい。

青森山田、15番から11番ハシモトへの交代。心なしかやりにくそうに見える。9分。

青森山田、左フリーキックも活かせない。14分、そろそろ波状攻撃を始めないかな。
‥‥と、思ったら、履正社11番かな、左サイドからぎこちない突破。ぎこちなくても、突破しちゃうところが凄いのではある。
でもその後が淡泊に見えるのが素人っぽい。

サッカー少年団チーム(青森山田)と、でかくて体力はあるがサッカー経験のあまりない大人チーム(履正社)の対戦に見える。 履正社にも10番や20番のように高い技術の選手もいるが。

青森山田に交代、2番から20番、22分。

逆襲から、青森山田は左サイドからシュート、惜しくもクロスバー。 同点。右から持ち込んで決めた。25分。 一瞬、ハンドリングかと思ってプレーを止めたかな?

11番、やっと追いついた‥‥。

青森山田はこれでペースを掴むかな。左から20番がループを狙うが、さすがに大きくはずす。距離もあったからな。

履正社に交代、16番ハヤシから24番カトウ、29分。

青森山田は正面からのフリーキック、7番がポイントに。
履正社、ここで14番から9番。

38分、履正社にフリーキックのチャンス、正面やや右からだが‥‥。

そして右コーナーキック、クリアして、タイムアップ。ペナルティーシュートアウト。
多いなあ、大会。 追いついた青森山田が勢いがあって有利かな?

total
10 6 9 8 24 3 5
7 14 3 20 9 11 4
ペナルティーキックは、ゆっくりもったい付けて蹴るのが流行なのかな。でも時間をかけて集中すれば、主導権は蹴る側だから有利か。青森山田はみなそうしてた。 おまけに、相手が蹴るときにゴールキーパーが大声を上げる。威嚇の効果はなく(そういう意図じゃないのは分かる)‥‥。 そういえば、青森山田のはずした二人は、正面長めの助走から回り込んで蹴ってた。

気持ちの悪い(笑)サッカーが勝ち上がりました。でかくて体力はあるが素人の大人が、少年サッカーに勝っちゃった感じ。
どの辺が気持ち悪いかというと、履正社はほとんどが、キックのフォームが綺麗じゃない!  持ちすぎて潰れるとその場で地団駄、まだインプレーなのに。 頭上を越すボールを手を伸ばして防ごうとするサイドバック。
だがそのおかげで、パスのコースが読みにくかったのかも。青森山田は1点返すのがやっと。
ううむ、いいのか、これで‥‥。

このページの最初へ サッカー川柳 観戦記目次 日本代表選手一覧