サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	専修大学	３−０	明治大学
2012年1月5日（木）、全日本大学サッカー選手権大会、 国立競技場にて観戦。
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高校選手権の開幕戦でチラシを配っていた。 大学サッカーは、まだまだ知名度が高いとは言えない。今日は高校選手権の準々決勝だが、 趣向を変えて、大学日本一を決める試合を見ようじゃなイカ。

メンバー発表の際に出身チームも紹介してくれる。ありがたいね。 高校選手権経験者もいるだろうから、あとで観戦メモをひもといてみよう。 明治大のキックオフ。右サイドを深く抉って、ゴールキックだ。 専修大も右サイドからチャンスを作る。 目の当たりにしてみると、やはり女子よりパワフルでスケールが大きいね。 高校、大学女子、大学男子と、そういう順序で見てきている。 専修大１５番が大柄な体躯でブロック、小柄な１０番は テクニックを見せる。 適材適所だ。 さあ右コーナーキック。 専修大、正面フリーキックはポスト右角へ。１３分。 狭いエリアで蹴り合うから、こういうファールからのチャンスは活かしたい。 専修大は全員でボールを回し、機を見て逆サイドへのロングパス。いいね、こういうの。 １４番の右サイドからのシュートはゴールキーパーへ。２３分。 今度は明治がＦＫそしてＣＫとチャンス。どちらにもＦＫが多い。 狭いエリアで競り合い潰し合っているからだ。 そしてどちらも正直すぎる。もう少し策が、工夫があってもいい。 正面からぶつかり合って、どちらも融通が利かない。 ピッチに ボールが二個入る。 プレーが途切れない。 ぽつんとあるボールのスペースに出そうになり、 はらはらする。 やっとゴールキックになり、明治１０番が未使用球を蹴り出し、拍手(笑)。４３分。 専修大、先制。 ５２分。 左からのクロス、繋いで７番か、 ＤＦ の前で隙を突くシュート。 速さと激しさを増してきた明治大の攻め。 これを跳ね返して専修大は逆襲のコーナーキック。 先制して直後を守り抜いたためだろう、専修大の攻めに余裕が出てきた。ミスを恐れずに、ドリブルを仕掛けたり難しいパスに挑んだりする６０分。 明治大、右で回して、回してアーリークロス、１１番のヘッド、 こぼれて２５番のミドル。ＤＦが必死のクリア。６３分。面白くなってきた。 右サイド、フリーで持ち込み丁寧な 横パス、 ＤＦ がブロックするが‥‥ 詰めていた１９番オオニシが押し込んだ。 ６５分。リードは２点に広がった。 明治大の右コーナーキック、 ライナーからロビング、しかし堅実にクリアする専修大の速攻。 その専修大に交代。１９番１５番に代わり１７番９番。 観客数は１４１３４人。サイン入りゲームシャツで釣った(笑)募金総額は ５１９９５６円とのアナウンス。 明治大は１０番ミタに代えて２０番ノセが入る。 右深めのフリーキックを明治大のキック、風に乗って伸びてゴールキーパーへ。 ここでハーフタイム。 後半。専修大が攻撃、左コーナーキックを二本、実らず。明治大が押し返す。 ７０分。二人交代の直後、右からのクロスをヘッドで叩く11番、ゴールポスト左に外す。 専修大、１４番のゴールが決まる。 ７９分。コーナーキックの直後の速攻から、キーパーが前へ出ていたのを、慌てて打たずに抜き去ってから流し込んだ。 こりゃあ決まったかな。しかし諦めない明治、左フリーキックのチャンス。 余裕を持って攻め込む専修。８７分。 時間稼ぎのキープはしない。してもいいんじゃないか。 インジュリータイム３分。 点が入ってから面白くなった。序盤が慎重だったかというと、それほどではなかったのだが。 専修大は時間稼ぎか、１９番オオニシから３０番へ交代。スローインを深い位置でキープ。 周囲の客が帰り始めた。 紫のフリーキック、クリアして‥‥タイムアップ。 前半は共に無得点。 狭いエリアでパスやドリブルを仕掛けるので、ファールも多い。目の前の相手との一対一に負けまいと言うことならいいんだが、怪我をすると困る。 二度チャンスを作ると逆襲、というパターン化した前半から一転して、後半に専修大が先制し、余裕が出てきた。 先制するまでは緊張か安全第一なのか、余所行きのサッカーだったのか。攻勢に出る紫を後目に、速攻から加点し、終わってみれば３得点無失点の快勝だった。 専修大、優勝おめでとう。

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