サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	大社 （島根県代表）	０−３	桐生第一 （群馬県代表）
2012年1月2日（月）、第９０回高校選手権、 ニッパツ三ッ沢球技場にて観戦。
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桐生第一には大型の怪物（笑）がいるらしい。 留学生（アレックスとか以前ならサントス・アデミールなど）が出場すると、その選手頼みになると詰まらないが、チームにフィットすると面白くなる。 対戦相手からするとずるい、となるだろうが（笑）。 一方の大社。松江開府四百年に沸いた昨年、今年は神話博と、島根の年だ。 どっちも頑張れ。

日が傾いてきた。第一試合は風との戦い、こっちは日差しも影響するかも。 桐生第一のキックオフ、右サイドを深く抉ってくる。 大社は左サイドを狙って繋いでくる。初シュートは4分。 桐生第一が右から繋いでくるが‥‥１０番もボールが渡らなければ何も出来ないのだが。７分、風上の大社が押し込む。 桐生第一１０番には大社６番がきちんとついている。大社は風上のうちに取りたいもんだ。１１分。 大社２０番が裏を狙っているが、もう少しいいボールを出してやりたいなあ。１４分。 桐生第一の左ＦＫはクロスバーの上。１５分。 風の計算が難しかったかな。 またも桐生第一の攻めは左サイドから。１０番のポストから１９番がニアへ、シュートはＧＫが防いで拍手。 大社も攻勢に。７番が左からのＦＫを狙うが、大きく曲がってポスト左に。１９分。 やられた。10番に対するファールから、FKを素早く繋がれ右サイドへ、グラウンダーのクロスに合わせて走り込んだのは10番だった。 一刹那のいい仕事をした10番スズキのインサイドだった。 27分。 ３３分、大社、最大のチャンス。桐生第一のクリアをヘッドでカット、これが絶好のラストパスとなり、ＧＫも外してゴールマウスに‥‥入らない。ああ無情 さあ後半は大社のキックオフ、風上の桐生第一が即座に攻勢に出る。 ああ‥‥左で細かく繋いで、ニアサイド、斜めのスルーパス、抜け目なく走り込んだ １０番が反転シュートを決めた‥‥。 ４１分のアナウンス。ＧＫは足元で止めようと、一瞬判断が遅れたんじゃないかな。 内容がよくないと思われた桐生第一だが、風下の時は自重してたのか‥‥そして、桐生第一にペナルティーキックだ！ １０番がハットトリックとなるＰＫを決める。 ５分。風上を利用して攻め込んだ混戦からだった。 実は遠かったのでどんなファールか、詳細は見えなかったのだが。 積極的なプレスから作りかけた大社だが、攻めに人数が足りない。 逆に桐生第一、前線に三人が広くポジションを取っているから、 無言の圧力にもなっている。 大社は１０番の裏へのパス‥‥オフサイド。 １３分。 桐生第一、７番ヨシボリに代えて１１番が入る、１２番。 大社は桐生第一１０番のマークを６番から９番に変えたのかな。しかし、１４番や８番がいいパスを出している。こりゃ厄介だ。 その１４番、最終ラインに抜けて右の３番へ、蹴ろうとするモーションだが、「フリーだぞ」の声に、一歩前進。いいコーチングだ。１７分。押し気味の桐生第一。 大社に交代、２１分、８番に代わり１１番投入。更に２０番から２３番アサズの交代。白も１９番に代えて２１番サトウだ。２７分。 右サイドを持ち込む大社だがシュートが‥‥後半は、まだないんじゃないかな。 速攻。大社の７番がＧＫまでかわして流し込‥‥めない。ついてない。３１分。 大社はＦＫから壁の裏に抜けて、ＧＫと一対二となるが、防がれる。 ３８分、つくづく運がない‥‥。 桐生第一は時間稼ぎの交代かな、２番ミヤザキに代えて１２番ホシノが入る。押し込む桐生第一。 前半を終えて桐生第一がリード。 ポゼッションでは大社に分があるし、内容もいいんだが、例の１０番、ファールを誘い素早いリスタート、消える動きで先制した。 後は大社の６番がきちんとマークしてたのに。これがサッカーだ。と思った前半。 １０番に点を取らせることに特化していた桐生第一。（しかし、もし１０番が出場してなくても、１４番や８番がいるが） 前半は辛抱していた桐生第一が先制したのが大きかった。 後半は完全にゲームを支配。風を味方にしていた。赤城颪の前に神風は吹かなかった。 大社はボール一個分がゴールに届かなかった。運がなかったと言っては桐生第一の守備陣に失礼だが、 大社の日ではなかったんだろう。 勝った桐生第一とは、また明日、大社、いつかきっと会おう！ そして、島根県代表は私が応援すると‥‥。

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