サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	藤枝明誠 （静岡県代表）	１−０	岐阜工 （岐阜県代表）
2010年1月3日（日）、第８８回高校選手権、 駒沢競技場にて観戦。
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西が丘で勝ち上がった両軍。どちらも特徴は分かったぞ。堅実な笠工と柔軟な藤枝明誠。 うん、欧州対南米みたいなタイプかもしれない。 ハイレベルな一戦が期待できる。

ようやく、ゴールが決まる。		終盤、岐阜工の猛攻。

岐阜工のキックオフ、右へ。両チームのレベルの高さは分かっている。 序盤、膠着して見えるが、どちらもチームとして隙を窺っているのが分かる。３分。 FKから大きく左へ、藤枝明誠のチャンス。クロスは辛うじてファーへ切れる。 第一試合より、ボールの動きに出し手の意志を感じる。７分。 岐阜工、左からのクロス、カットされるがすかさずスルーパス‥‥これはオフサイド。 ハイレベルな互角。 岐阜工のセンターバック二人と藤枝明誠１１番の駆け引きも面藤枝明誠い。二人でマークしているから、意識が少しでもずれるとオフサイドが取れない。それどころか即ピンチだ。１６分。 <6> 岐阜工、カットをシュートして右ＣＫへ、零れ球を白１１番がキープ、ファーサイドへ。ＦＫのチャンスだが岐阜工も防ぐ。２９分の攻防。 藤枝明誠、左サイドをショートのワンタッチパスを繋ぎ、シュートまで。こうでなくっちゃ。３２分。 速攻からの攻勢、終盤の岐阜工の猛攻。ＣＫも右左と続く。 第一試合と同じスコアレスの前半だが、失礼ながら内容が違う。 藤枝明誠のキックオフで後半。ちゃんと８０分で決着をつけて欲しいな。 お、早速藤枝明誠にＦＫのチャンス。 これはＧＫ正面。素早いスローイングから右サイドへの速攻‥‥どっちも速くて早い。まだ３分。 膠着を打破するのはやはりセットプレー。 右CKを３番が中央でヘッド。 ＤＦの攻め上がりに、マークが対応できなかったか。後半になってようやく先制ゴールが生まれた。しかしまだ６分。 反撃に出る岐阜工。 左からのロングスロー、クロス、ファーに詰めるが‥‥。 １１番を倒しまた藤枝明誠のＦＫのチャンス、正面からだが、これもＧＫがキャッチ。 岐阜工、自陣からのＦＫだが、このロングキックから昨日はチャンスを作った‥‥ 藤枝明誠ＤＦがミスして‥‥右左とＣＫが続く。 あと一歩が届かないんだなあ。 １４分。 岐阜工の昨日は火を噴いたセットプレーが悉く不発だ。 交代。 １１番ナガイにかえて４番。 藤枝明誠の１１番は相当消耗しているようだ。 もう３０分、 互いにゴール前への応酬が続く。 藤枝明誠の選手が倒れて、担架。 アウトオブプレーになって一斉に膝に手を突くのは、勝っている藤枝明誠だ。 守勢の緊迫感と疲労は相当なものだろう。 ３５分。 岐阜工は攻めの（だろうな）交代。１４番から１３番。 岐阜工は左サイドを起点に猛攻、 藤枝明誠はシュートコースを消すのがうまい。 インジュリータイムは３分。攻める岐阜工。 しかし‥‥。 今大会、７試合を見たが、今だにペナルティシュートアウトがない。（他会場ではもちろんあったようだが） 全国的にレベルの差が出てきたような気がする。失礼ながら、今日の第一試合と第二試合の組み合わせを変えたら、 岐阜工と藤枝明誠が勝ち抜いたのではないか。 その第一試合を勝った神村学園も、昨日は１０−１というスコアだったそうだ。 新設校に（元）Jリーガーが指導者として着任したり、逆に古豪は指導者たちは管理職に昇任し現場を離れるなど、 勢力分布図が年々大きく変わる。特に今年はレベルの差が大きいと思う。

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