サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	国見 （長崎県代表）	１−４	藤枝明誠 （静岡県代表）
2010年1月2日（土）、第８８回高校選手権、 西が丘競技場にて観戦。
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古豪、国見。伝統の青と黄色ではなく、白黒の縦縞。小峰監督の前任校、島原商業がこの白黒縦縞だったっけ。 対するは新興かな、藤枝明誠、静岡はどこが出てきても強い。 こりゃあ、スタジアムも混むかな（笑）。

藤枝明誠、とどめの一撃。		結果が全て。

まさかと思ったが、満員だ。ゴール裏も一杯だ。驚いた。どちらも二試合め、固さはないだろう。 国見のキックオフ、左サイドへ、８番がオフサイド。笛よりも旗よりも早くスタンドからの声。さすが静岡。 右から国見のロングスロー、この武器も最後まで活かすことは出来なかった。 「ロングあるよ」の声は藤枝明誠、ちゃんと研究しているわけだ。４分。 藤枝明誠、先制。 ミドルの当たり損ねが右サイドへの恰好のスルーパスになり、そのまま前へ持ち込んで決めた。 １３番か、イイズカユウキのアナウンス。 藤枝明誠、右から突破して中へ、反転シュート右へ逸れる。 しかし‥‥ １５番オカザキのゴール。 同様に右サイドから、クロスを逆で繋いで、正面へ、落ち着いて撃った。 違う選手、違う形から開始１０分で２点。藤枝明誠は初出場？ そうは思えぬ落ち着きぶりだ。 国見８番かな、苦し紛れのミドルシュート。 第一試合にはなかった場面だ。 更に点差を広げる藤枝明誠。 左サイドから持ち込んで、個人技で奪ったゴール、１５番だ。 １４分。 国見は元気がない。２０分前後の時間帯だが、少し落ち着いたかな。藤枝明誠は急ぐ必要はない。点差もあるが、国見に覇気がないからでもある。 右に展開してクロス、中央８番の打点の高いヘッドは身体が伸び切っていた。バーの上。２２分。 ３１分、オフサイドが多い。ラインを上げている国見、まだ終わっていない。 ３６分、右スローインから、国見８番のボレー、キーパーがパンチングで逃れ右ＣＫだが‥‥ゴールは遠い。 藤枝明誠のキックオフ、Ｊリーグならこのままのスコアでタイムアップも有り得るが。 早速、藤枝明誠は手前の左サイドから 崩す。 国見に交代。７番に代えて１９番、まだ３分。意図は？ リードもあるし、前半ほど活発とは行かなくなった藤枝明誠、そうすると 国見にだってチャンスはできるはず。９分。 藤枝明誠は守勢でも必ず１１番が前線に残っている。国見もマークを要するから‥‥二人は残ってなければならない。 長身DFが攻め上がれないから、 攻撃が手薄になる。 これも第一試合にはなかったことだ。 国見、右CKを短く繋いで、オフサイドか。 そして交代、１０番に代えて１４番イノウエ。 前半、目の前で淡白なプレーを見たが、それが理由じゃなかろう（笑）。 国見、追撃のゴール！ １６分、左サイドから強引に持ち込んで、正面から押し込んだ８番。 自分の周りが藤枝側だったので、無反応。気持ち悪い（笑）。 国見の動きが活発化。ゴールこそ良薬なのだ。 ２４分、CKいや、ロングスロー、スルーパス、藤枝明誠も集中して守る。 しかし‥‥ 藤枝明誠１３番イイヅカのゴールが決まる。 左サイド、狭いエリアを抜け出して中央へ、マークがずれたかな。２９分。多分、これで決まった。 藤枝明誠の交代、９番から１８番、３７分。初の交代じゃないか。 国見の攻撃を跳ね返し、藤枝明誠は１１番から２２番ヤマモトへ。もうインジュリータイムだろう。表示がでないが。 国見は全員一年生、藤枝明誠は全員三年生だろう。それくらいの差があった。以上。どの選手がどうとかではなく、全体的なレベルの差を覚えた。 高校チームは三年経つと全員が入れ代わるから、国見は選手権経験者はいない。藤枝明誠は初出場。 しかし、チームとしての伝統があるはずの国見がまるで初出場のような元気のなさ。 藤枝明誠の圧勝だった。それ以上に、国見がここまでやられたことにビックリ。初めて見た。 さあ、明日は駒沢でこの藤枝明誠と第一試合の勝者・岐阜工との対決だ。

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