サッカー酔いどれ観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

	東北 （宮城県代表）	０−０ PK 1-4	情報科学 （大分県代表）
2008年1月2日（金）、第８７回高校選手権、 ニッパツ三ツ沢球技場にて観戦。
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東北は宮城県代表。名前のスケールが大きいね。OBの今野選手みたいだ。 一方の情報科学‥‥大分県代表だが、どういう応援チャントが出るのだろうか? そもそも新設なのか名称変更なのか。高校の統廃合や新設など、サッカー界にも影響が出ている。 東北９番に情報科学１０番と、攻撃のエースナンバーがともにＤＦ登録だ。 大胆なコンバートがあったのだろうか。その辺りも注目したい。

前半の情報科学ゴール前の混戦。		情報科学は全員が決めた。

情報科技がバルセロナで東北が東北だとレアルマドリードだ。成り行き上、情報科学側に応援席に入ってしまった。 スポーツは中立よりどちらかに加担した方が感情が加わるので面白いのだが。 第二試合はあっという間にキックオフとなる。東北が攻め込んで、情報科学も押し返す。 中盤のプレス‥‥いや、もう守備、マーク、容赦のないチャージとタックルというレベル。 ゴール前並みに厳しい。いや、ゴール前はペナルティキックを警戒して守備側は慎重になるから、 中盤の攻防はそれ以上に情け容赦なく厳しくなる。怪我もファールも増えるわけだ。 情報科学、右クロス、センターフォワードが１２番か、折り返して‥‥ＧＫへ。２分。 第一試合と違い、大きな展開、あれ、三十一日も同じようなことを書いたような気がする。 東北、左からのシュートはポスト、リバウンドは‥‥オフサイド。31分。 東北の方が体の使い方が上手い。持った時もマークする時も、パスの時も。9分。やや東北が優位かな。 右サイド裏へぬけた情報科学11番のシュート、力みすぎた。足先だけじゃなく、体全体を使わないと。 落ち着いて情報科学、5番のフィードを右からクロス、ヘッド。少し距離はあったな。15分。 ２０分、やや情報科学優位のまま膠着。 パスを丁寧に、というのは分かるがボールの勢いが弱いので、相手に読まれてチェックにあってしまう。 正面やや右からのFKは東北GKが横っ飛びパンチ、続くCKもクリア。29分。 体の使い方がうまい、パスワークもいい、ルーズボールへの寄せも勝っている、そんな東北が押されているの不思議。 情報科学の7番が、もう二割ほど上手ければ打開できるんだが。 囲まれると潰されるし、周囲のサポートも遅い。 情報科学は左ＣＫを、キッカーは５番、いいところまでは行くんだが。３７分。 後半。 東北が攻め込んで、情報科学反撃。右サイドに7番がいる。小柄なのが難。すぐつぶされちゃうんだよなあ。 左7番が持って、スタンドも沸く。この声援に惑わされてはいけない。大したチャンスではない。31分。 どう見ても 情報科学の方が各下(失礼)なんだが、東北が攻めきって点が入る気もしない。 このままペナルティシュートアウトのような気がする。まだ5分なんだが。 東北12番から3番。東北、5分の 交代。これがどっちにとってどう出るか。 右CKはセンターバックが競り勝つ情報科学。バーの上。 粗削りな情報科学がこの試合を通して成長する物語が待っているのだろうか。 東北7番へのパスを10番がうまく体を使いブロックしてゴールキックへ。 10番がリベロか。いま気づいた。 キャプテンマークもつけている。 シャツはバルセロナ。ベルント・シュスターか。 9分。 情報科学に交代、14番から6番。 10分。これで一人づつ。どちらも現状を 打破したい。 16分、情報科学、右CKを‥‥実らず。 中央の高さでは東北の方が上。 それを必要以上に警戒している。クリアのこぼれ球を拾う意識が高まればいいのだが。 東北5番に代わり20番。 騙されないぞ(笑)、5番はFWだった。 番号だけ見るとDFを減らして攻撃を増強したように見えるが、前線のリフレッシュだ。19分。 ２３分、情報科学の右ＣＫだ。クリアからレアルの速攻、どっちも中途半端だ。 情報科学２番が交代。スローインを行おうとしてレフェリーに告げられた。８番が入る。 バックスタンド側にいたのだが、直ぐに外へ出てシャツを脱ぎ再開を急ぐ。 素晴らしいゲームズマンシップだ。２８分。 情報科学の１０番がいいね。見とれている間に東北のＦＫからヘッド、ポスト左へ。 もう４０分を過ぎた。 東北19番が交代、情報科学6番と並んで何やら話しながらピッチを去る風情、何かと思った(笑)。 14番が入る。32分。 そして情報科学も12番に代わり9番。 情報科学10番をもっと見ていたい。 正確な読みとポジショニング、 適確なカバーに味方への指示。 いいねえ。 東北の攻撃を跳ね返して左サイド11番へ‥‥ここでタイムアップか。 ペナルティシュートアウト team 1 2 3 4 5 total 10 20 5 11 - 4 10 8 13 - - 1 東北の二人目はキックが弱くGKが阻み、13番はポスト。4-1で情報科学の勝ち。 勝つべきチームは東北だと思ったのだが。 成り行き上、酔った勢いか、情報科学側に紛れ込み、旗まで借りた。バルセロナの情報科学は、ボールへの寄せが甘く、味方のパスの受け方もよくない。 にも関わらず、体の使い方がうまく大きくて技術もあり守備も固い東北、レアルマドリード東北よりやや優位に進めている。 チャンスの数は互角か。スコアレスのまま決着は後半へ。 もしかしたら‥‥。予想通り。 勝つべきチームは東北のようにも思えたのだが‥‥。 最後に一言。 明日は攻撃に進歩を現しつつある鹿島学園を相手に、情報科学ベルントシュスター１０番がどう立ちはだかるか、注目です。 更に、この三ツ沢球技場へは三月に観戦に来るのであった‥‥。

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