サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

北朝鮮　１−２　バーレーン 2005年3月25日（金）、ワールドカップ・アジア地区予選 NHK BSにて観戦。

試合の結果も含めて、いろんなことが気になるカード。 ０−０で終わってくれれば、日本にとって（イランにとっても）ベストなのだが。 そして、人工芝の謎の競技場が日の目を見た。ボールの走り具合やバウンドなど、今後の参考になる。 対するバーレーン、得点王の負傷に監督の交代。どう立て直してくるか。そして５日には埼玉スタジアムで日本と対決。 この試合で疲弊し切って、ついでに出場停止も出てくれれば‥‥あ、不謹慎だな。

北朝鮮はＧＫが変わり、リハンジェが怪我で欠場など、数人が代わって来た。バーレーンも、監督を含めて３人ほど。赤いバーレーンがアウェイ、北朝鮮はホームだが白だ。 バーレーンのキックオフ。すかさずライン裏へ、オフサイド。 左サイドの裏に、バーレーンの狙いだろうけど、ＧＫに。その逆襲、 北朝鮮も左９番が抜けようとして‥‥バーレーンのクリアを奪って、キムヨンジュンのミドル。ちょっと当たり損ねた。３分。 北朝鮮のいいプレーには歓声が沸くのだが、一瞬だが遅れている。何か指示でもあるのかと疑いたくなる（笑）。 １４番が右から突破してシュート、ＧＫが弾いてＣＫだ。ボールのバウンドが大きいように思える。サイド攻撃を徹底する北朝鮮。 アウェイだから、バーレーンはこれも「想定の範囲内」のはず。 バーレーン先制！ 速攻、右サイド１０番がクロス、 ９番フセイン・アリが中央に走りこんでヘッド、どんぴしゃ。６分。本当に静まり返るスタンド。悲鳴すら聞こえない。 更に続く北朝鮮の猛攻。２３番かな、至近距離からのシュートをＧＫが弾く。 中央突破、バーレーンのＤＦが引き倒して‥‥１６番アドナンかな、ＰＫか！？ 外というジャッジ。１４分。ある意味、勇気のあるレフェリーかも（笑）。 全員で作るバーレーンの壁に当たってＣＫだ。高さではバーレーンに分がある。 北朝鮮のＦＫに、２番モハメドにイエロー。もっと出ろもっと出ろ（笑）‥‥あ、不謹慎でした。 北朝鮮のセットプレーは、高い相手に対して高いボールしかない。シュートは押さえの利いた低い弾道のいいキックなのだが‥‥。 スタンドの反応が、徐々に自然になってきた。 ２７分。バーレーンに負傷中断。 イラン戦でもこういう相手をいらつかせる時間稼ぎはあったような（笑）。 ３１分。これだよ、グラウンダーのスルーパスから裏に‥‥バーレーンＧＫがスライディング、オフサイドだったか。 これなら北朝鮮にもチャンスは増える。 ハーフウェイラインでバーレーンの負傷。今のプレートは無関係ではないか？ 押し込む北朝鮮、バーレーンは防戦一方。北朝鮮は、やや浅いクロスに換えてきたか、たまたまか、これならコースに入れればチャンスになる。 バーレーンの速攻。北朝鮮の守備は、ラインのようでもあるが、裏を破られるし、オフサイドも偶発的なものだ。４人のラインだが、両サイドが上がり気味なので、 そこが空いてしまう。４３分。 バーレーンの初めてのＣＫは４３分。速攻‥‥サイドチェンジのパスは、１５番に‥‥届かない。バーレーンの速攻、 中央から右２９番へのパス‥‥惜しい。 バーレーンのリードでハーフタイム。 どちらも交代はなさそう。 日本戦では早めの交代で先手に出ようとした北朝鮮だが、そのままだ。流れは悪くない。 バーレーンの密集を壁パスで抜けようとする北朝鮮。 明らかに戦術を変えてきたようだ。でも、これがうまくいくのは世界でもアルゼンチンくらいではないかな。４分。 中央の強引な突破から、左１８番に、 バーレーンのＧＫが何とか防ぐ。３番の裏を抜かれた。 右サイド９番がフリーで持ち込んで‥‥シュートはミス。７分。 相対するサイドの選手の裏を狙ったバーレーンのチャンスだった。互いにアウトサイドの裏を狙っている。 バーレーン、９番のゴール！ １２分。中盤の底でパス交換、北朝鮮の注意が集まったのが分かると、裏へ。 右サイドに出ると、慌てて寄り気味になるところを、中央に抜け目なく走りこんだ９番が２点目を取った。 またもバーレーン、治療による中断。７番かな。 これでバーレーンの流れになる。１５分だが、試合巧者ぶりを発揮する。３番マルズークに対してイエロー。 ２５番パクのヘッド！ 右サイドからのアーリークロス、中央から、２人のディフェンダーの背後から走り込んでのヘッド。 うまく決まった。１７分。まだ分からなくなったかな。 バーレーンも、北朝鮮のエンドに押し込むようになった。１０番が転げ回る。相手もイラつくが、 自分たちも集中を切らすことになる。バーレーンのＦＫのチャンス。 逆襲から北朝鮮。考えてみれば、どちらも守備を固めて速攻のタイプだった。 ２１分、北朝鮮のＣＫだが‥‥こぼれ球を慎重にタイミングを測って７番のミドルもカット。ＣＫだが、バーレーンＧＫが倒れる。 右ＣＫからヘッド、ゴールマウスに入ったＤＦがクリア。集中は切れてなかったバーレーン。 でも、鋭さを増す北朝鮮。 試合ごとにチームとして成長している気がする。 ２８分、２３番ナセルが入る。２得点の９番に代える。 アジアカップの日本戦でもゴールを決めた選手だな。 ７番ムンに代えて２１番チェが入る。３０分。どちらも攻撃の交代だ。 １４番のＣＫが映るようになった。３３分。これを取った北朝鮮の攻撃も、直線的ではなく、曲線的に構築した成果だった。 ２１番の飛び出しをケア出来ないバーレーン、しかし速攻のバーレーン、左でゆっくりと持ったかと思ったら、右の１３番がフリー。シュートからＣＫに。 バーレーンの７番にイエロー。３７分、北朝鮮のＦＫのチャンス。何か、コールが起こるスタンド。 右からのクロス、ＧＫが競り合いながらキャッチ。 ３８分、中央にドリブルで割ってはいる北朝鮮（誰だ？）、 右に出して‥‥虚を突かれたバーレーンの動きが止まった瞬間だが、活かせない。 ２９番フバイルに代わって２４番が入るバーレーン。 左からのアーリークロス、ヘッドで落として‥‥背後からに見えたチャージに倒れるが、笛はない。４０分。 １３番ユーセフにイエロー。 ４３分、久しぶりのバーレーンの攻勢から、北朝鮮のロングキックからの逆襲だが‥‥。右からのクロス、ＧＫを越えたが、何とかかきだすバーレーン。４４分。 インジュリータイムは４分。サイド攻撃にバーレーンは破綻をきたしつつある。しかし‥‥ ‥‥猛攻を凌いで、バーレーンの勝利。 日本やイランにとっては、０−０だとよかったのだが（笑）、これも想定の範囲内ですな。 ４チームのリーグで、混戦になると身体に悪いので（笑）、どこかが抜けるか落ちるかすると、特に１チームづつ落ちると、ドラマは生まれないが、順当に順位は決まる。 バーレーンはＭＦ７番とＦＫのキッカーで幅広く動いてチャンスを作る１３番が、日本戦は出場停止になったはず。アウェイ連戦で移動の苦労は少ないかもしれないが、 メンバーの補充は難しいだろう。誰にカードが出るかは想定できないからなあ。 ま、とりあえず、イラン戦に集中しましょう。

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