目次へ サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう!

バーレーン 0−0 イラン

2005年2月10日(木)、ワールドカップ・アジア地区予選
NHK BSにて観戦。

時差の関係で、同日に実施だが日本対北朝鮮の6時間後にキックオフ。
アジアカップではイランが3位決定戦を制したが、バーレーンもホーム、どちらも守備に難があるが攻撃は強力。 点の取り合いになって、3−2くらいでイランかな、と予想してました。
希望としては、日本3−1北朝鮮バーレーン0−0イラン。 そうなれば日本の単独首位、バーレーンとイランは勝ち点1だが得失点差も0となる。でも、まさか本当に0−0になるとは、ねえ‥‥。
さて、0−0という結果は分かったが、内容が問題。攻め合った結果か、どっちも慎重にそして初戦の硬さが要因か‥‥。 気になるところ。
テレビなどもそういう見地から報じて欲しいんだが、北朝鮮チームが帰国したとか、 試合後に焼肉屋に行って最高級和牛や冷麺をたらふく食ったとか‥‥。どうでもいいよ。やれやれ。

イランの注目はザンディ12番、カリミの8番はアジアカップと同じか。バーレーンはAフバイルが出場停止。

序盤は押し込むバーレーン。速攻、 ダエイを倒してFKのチャンス。しかし策がない。2分。

左からのパス、中央で受けたカリミが反転シュート。ジャストミートせず。こういうタイプか。

左右のサイドからの速攻が見られるバーレーン。3分。
4分、中盤の攻防、イランの密集の守備をなかなか抜け出せないバーレーン。
イランのカリミはトップ下かな。この選手はパスよりドリブルがいいんだが、このポジションでは活きないのでは?

細かくすばやくパスを繋ぐイランだが、 バーレーンは引き気味でもあって、ペナルティエリアまでは進めない。ホームの癖に慎重なバーレーン。10分。

バーレーンが右サイドからクロス、跳ね返されて、 正面、ミドルは当たり損ねた。

どっちも引き気味の慎重な展開。ショートパスのイランとロングパスで裏を狙うバーレーン、対照的ですな。 イランは12番ザンディが加わって8番カリミのポジションが動き、ちょっと攻めのコンビが不安定になったよう。

20分。 守備の不備(洒落じゃない!)をからりなところまで修正しているバーレーン。バランスのちと悪いイランだが、バーレーンの中盤からの囲い込みは効果的だ。 その代わり、攻撃が散発的だし、鋭さが欠けている。

CKからバーレーンのチャンス、ミドルが壁に当たって‥‥ゴールに転がり込みそうになった。28分。 やっとゴールに近づいたシーンだった。いや、GKの頭上を狙ったシュートか。

そしてイランにFKそしてCKのチャンス。イランにはキッカーはいるのかな。クリアをロングシュート、 バーレーンはラインを上げてぶつかって‥‥イランの選手が残っていてオフサイド。

42分、イランはネコーナムのロング、大きく弧を描いて‥‥外へ。 イランも本調子ではないのか。そしてバーレーンの右サイドからの速攻、平行のパスはカット。このまま、同様の展開なのかな‥‥寝るか‥‥。 ビデオに撮っておいて、後でじっくり見るとしよう‥‥。





思惑通りのドローでした(笑)。
おそらく、勝ちたかったアウェイのイランに、硬さが見えたような‥‥。 謎のザンディが中盤に入り、ドリブラーのカリミが居場所をなくして‥‥。かといってトップにはダエイがいるし、サイドにはマハダビキア‥‥ 形や大きさの違うピースを、無理やりねじ込んだような印象のイランでした。

バーレーンは身体を張った守備、それも組織でイランの攻勢を阻止するなど、 侮れない印象ではありましたが、その分攻撃に鋭さがなくなったような‥‥。あまり枠に飛ばないシュート。

どちらも初戦の硬さでしょうか。 どちらかというと、バーレーンの方が怖いようですが、次節、これは北朝鮮に平壌でやっつけてもらい(これも0−0ならなお可)、 日本はテヘランでイラン。イランも調子を上げてくるでしょうけど‥‥日本も!
日本は、引き分け狙いではなく、勝利を希求する日程になってます。 サッカーの神様がそう仕組んでますね。

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