サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

日本　１−０　シンガポール ワールドカップ一次予選、2004年11月17日（水）、NHK BS1にて観戦。

本当はよくないのですが、こんなにリラックスして見られるワールドカップ予選なんて、初めてではないでしょうか。功労者を招集するとか、 AFCからベストメンバーを出せと言ってきたとか、例によって（笑）ピッチ外でいろんなことが起こる我らが代表。 結局は、 これまで控えだったメンバーを出すようですが、某専門誌のジーコ監督の発言、「彼らの実力は理解している、試合でテストする必要はない！」とのこと。 ごもっともです。確かに、２月のオマーン戦でも３月のシンガポール戦でも、 危機を救ったのは途中出場のクボタツやトシヤだった。 ジーコを信じていいと思います。もちろん、駄目だ、という意見の人もいて、賛否両論、 バランスが取れるのです。

シンガポールのキックオフ。あっちも若い顔が多い。 日本は予想、予告どおりのメンバー、四人の守備陣にマツダが復帰。 小笠原から左のアツ、蹴り損ないのクロス、トシヤ？　いや小笠原がつめてシュート、ＣＫだ。惜しかった。まだ１分のチャンス。 右サイド、シンガポールが持ち込む。守備がちょっともたついたが‥‥左のアツへ。シンガポールは下がるのも早い。4分。 さて、日本のＦＫだ。小笠原か‥‥アツのキックが見たかったが。６分。ＣＫも入れて３本を小笠原が蹴ったが、どれもＧＫを目掛けて蹴っている。 小笠原のミドル、ＧＫがファンブル、詰めた本山が‥‥空振り！　これを決めないと、またベンチに逆戻りだ。今日は試合内容が重視される。 そして、玉田！ ワールドカップ予選初ゴール。中から左サイドへの斜めのランニング、 ボールを受けて反転して流し込んだ。１３分。 乗ってきたか玉田、今度は右から中に持ち込んで撃ったが、宇宙開発。 中盤、ちょっと選手間の距離が遠い。もっと強い相手だったらパスを掻っ攫われるぞ。 ＦＫから飛びこんでフリーのヘッドは松田！　 でもＧＫが辛うじてかき出した。これはＧＫを褒めたい。ＣＫだ。１８分。 そしてシンガポールの速攻、倒した加地にイエロー。 シンガポールのＦＫとなる。 正面からアツのＦＫが炸裂、ＧＫが零すが、ＦＷの詰めもなかった。２３分。やっと出番だった。 シンガポールの溌剌さが目立ってきた３０分過ぎ。 加地の中を見て‥‥縦に抜ける所を倒してＦＫだ。突き飛ばしたように見えたぞ。 放り込むと見せて真横に流す‥‥トシヤ、ちょっとだふった。そしてまたＦＫのチャンス。ファーにスライディングした玉田‥‥。 シンガポールも攻め込む。右サイドから２番がどっかで見たようなフェイントからクロス、カットしてＣＫだ。３５分。 土肥のパンチングから速攻‥‥トシヤが倒されてＦＫだが、遅らせれたような気分だ。 トシヤが倒れて、あ、外だ。ＦＫだね。 後方からの走りこみとスペースへのパス、これで日本はリズムを取り戻せる。さて、誰が蹴るのか。３８分。遠藤‥‥おいおい、 ファーポスト遥かに越えて行った。一応落ちるボールだったけど。 セットプレーのキッカーはいるが、鋭さがない。シュンスケのような？　 いやいや、三浦アツがいるのに。 ４４分。前半で追加点が欲しいが、攻め込むのはシンガポール。左サイドからＦＫのピンチ。 右でゴールに向かうボール、クリア。逆襲‥‥にならない。左サイドを破られて、大ピンチ。 ＣＫかと思ったら、ＧＫかな、大きく蹴ってバックパス、 ここで笛。ちょっと消化不良の前半だった。 そして、メンバー交代はどっちもない後半。 シンガポールはともかく、ジーコ監督は、 このままでよい、ということか。まあ、相手は徐々に動きは落ちると思うが‥‥。 まずは右サイド、加地の突破だがわずかにゴールラインを割っていた。 どうも動きもコンビもよくない日本。 まあ、オマーン戦から９人も入れ替えたら、そうなるかな。 でもこの試合は１−０で勝って結果が出たからよし、というゲームではないと思う。 ５分、シンガポールのＣＫが続く。 １５番が負傷退場、 ２３番が入る。初の交代はシンガポールだ。 １１分、右から加地のアーリークロス、玉田が首を振るヘディングだが、惜しい‥‥オオクボなら決めたかも。 その大久保が準備ＯＫのようだ。 正面でアツが倒されてＦＫとなり、シンガポール６番にイエロー。ここで欲しいね。１３分。 お、 トシヤに代えて大久保だ。歓声が沸く。ＦＫは壁に阻まれてＣＫだ。 業を煮やしたようなマツダ、右からのクロスはカットされてＣＫとなる。２０分、 ここでシンガポールは１０番に代えて８番が入る。 ４年前のアジアカップで見たようなプレー、真横に出してミドルだが、あれ以来うまく行ってない。 ＣＫからマツダのヘッド！　ここで鈴木が用意しているようだ。２４分。前線のターゲットがいないとボールが収まらない。２５分。玉田に代えるようだ。 ターゲットの鈴木と動き回る大久保のコンビ、しっくりくるね。 三浦アツのクロスをカット、ＣＫとなる。スズキが中央でＧＫと競る！　 ２８分。シンガポールも交代だ。 大久保のロングシュート！　わずかにポスト右だった。いい狙いだった。押し込まれる日本。ここでアレックスが準備。 大久保が持ち込んで‥‥３人に囲まれる。サイドから深く入り込んで切り替えしてマーカーをはずしてシュート、 お馴染みのパターン、釜本さんなら「自分の形」というもの、だったが。 アレックスは小笠原に代える模様。 日本、パスの包囲網。三浦アツのＦＫが火を吹く！　‥‥ポストを叩く。飛び込んだ大久保も合わなかった。うまく行かない日というのは、 こういうものかも知れない。４０分。 右サイド速攻から大久保、振り向いてシュート‥‥オフサイド！？　幻のゴールがもう通算３点かな。 インジュリータイムは４分。そんなにあるのか。日本に点を取れということだよ。これで取られたらアホだぞ（笑）。 あらら、 ＧＫ土肥が一対一を凌いでＣＫだよ。クリア。ふう。 ふう。消化不良な消化試合でした。 でも、 ワールドカップ予選であることは確か。９０分戦って勝ち点３を取りました。やれやれ（笑）。

このページの最初へ

観戦記目次

サッカー川柳

日本代表選手一覧

ゆにこん一覧