サッカー勝手に観戦記 さあ、サッカーを語りましょう！

横浜Ｆマリノスユース　２−１　浦和レッズユース JFAプリンスリーグ、2004年4月25日（日）、小机競技場にて観戦。

先週の日曜日は女子の五輪予選、今日は横浜Fマリノス対浦和レッズです。といっても、ユース。 昨シーズンから整備されたプリンスリーグ、故高円宮様の遺産です。 マリノスの試合は、 アジアチャンピオンズリーグで見たばかりでしたが、面白いことに、どちらもトップチームを模したような印象でした。 そして印象に残ったのはマリノス１０番と１４番のコンビ。前半は共に右サイド前線をコンビで突破するなど、いい形を作っていたのに、 何故か後半は両サイドに別れてしまい、攻めのリズムが乱れました。 そして、レッズの２６番。入場料は無料だったので、その代わりにと求めた７００円のパンフレットを開くと‥‥。 乗ってなかった。追加登録されたのかな（笑）？

レッズ先制、前半２９分。

マリノス２５番のドリブルシュート！

キックオフ、猛攻のレッズ、大きく速く見える。ともにＧＫまでボールが回って、レッズ１２番が左に切り込んでＣＫだ。何とかクリアするがスローイン。 左サイドからレッズの攻勢、３分。 マリノスは１０番から左２１番かな、短くつないでミドルシュ一ト、これはバーの上。 中距離のパスを繋いでペースを掴むマリノス。右深めから逆の左サイドへ、斜めのロングパスというパターンでうまく行っている。５分。 マリノスにオフサイド。そのＦＫからちゃんとシュートまで運ぶレッズ。何だかイタリア対ポーランド（白だからオーストリアか？）みたいだ。 レッズは右CKを１０番、しかしキックはGKがパンチング。即座に攻め込むマリノス。 レッズの選手の方が、 へディングのフォームは綺麗だ。１０分。 試合は進んでいるが、互いに攻め合っては落ち着き、 また攻め合うというインターバルだ。 マリノスは右１４番と１０番が近くなると、面白い攻撃が見られる。 マリノス１０番のシュートはわずかにバーの上。壁パスで中へ割って入ってのものだった。１４分、惜しかった。 １５番か２６番のシュート、 レッズのＦＫは１８分、しかしチャンスは活かせない。 マリノスは右サイド１４番の粘りからクロス、中でヘッドは２０番か、少々威力に欠け、 GKが取る。スタンドからは流れるような攻撃に拍手。２２分。 競り合いから5番が倒れて短架。全員が給水。２３分。スローインで再開。 マリノスは２０番の左からのドリブル、抜き切ったのに、戻したパス、これがレッズＤＦにわたって、すかさず前線へ。それ見たことか（笑）。 ２８分、マリノス１０番かな、イエロー。競り合った中でもつれてた。 レッズ先制 深い位置から右サイドに出て、 １０番かな、クロス、逆サイドから中に走り込んで来た７番のへッドが決まった。２９分。 マリノスは左ＣＫのチャンス、 大きくクリアするレッズ。マリノスＧＫが飛び出してキック、ボールはタッチラインへ。ミスキックだろう。焦るな、 ＧＫくん。３１分。 ラインの裏に出たレッズのチャンス、１０番かな、しかし一対一のピンチをマリノスＧＫが阻止。見事、こうでなっくっちゃ。 ３３分。 レッズは奪ってから攻撃への切り換えが早い。巧さより速さと早さだ。単純だが効果的だ。 ３９分、マリノスも攻める。 １４番や２０番が、あと一メートルでゴールインという所まで迫って行くのだが。 右ＣＫは１０番、中で競り合って‥‥徐々に合って来たマリノスの攻撃。 零れ球を競って‥‥ハンドリング。お、レッズ２６番が担架で外へ。４１分。 スローイン、マリノス２番を蹴って、レッズ９番にイエロー。 ＧＫから「縦を切れ！」の怒号。 相手がサイドでボールを持ったとき、 通常なら中へ持ち込まれないようにサイドへ追い込もうとする。いわゆるワンサイドカット。しかし、縦へのドリブルのコースを遮断するというのは、 相手が中へ持ち込んでシュートしても取れるというＧＫの判断、そしてサイドに切り込まれてクロスを上げられると、逆サイドから詰めてくる相手を捉えきれない、 守備の組織への不安かな、と思って、翌日彼のＧＫくんに聞いてみた。相手の利き足を考えての指示だったそうだ。こちらが深読みしすぎた。 両チームから「集中しろ！」の声。中央レッズはFKのチャンス。１０番のキックはGKががっちりと取って、攻撃に‥‥。マリノスの右ＣＫを１０番、 GＫがパンチング、拾って‥‥ハーフタイム。 後半、マリノスのキックオフ、そうか、レッズは一人退場していたのか。気付かなかった。 で、右からレッズのＣＫだが‥‥混戦の中マリノスＧＫが倒れる。腹を打ったか。これはレッズのファールを取る。 マリノスは両サイドを広く使おうと言う作戦かな。走力と当たりの強さはレッズに分がある。２６番が右サイドに出てきた。４分。 中に入り込んだのを受けて、マークを外してシュート。左ＣＫだ。ファーから８番がヘッド、ポスト右、フリーだった。 マリノスは左１０番から右１４番へのロングパス、この二人はもっと近い方がいい。ライン裏へのレッズのパスをマルノスＧＫが飛び出してカット。何本目だろう。 マリノスの守備陣は、マークに付くのかラインを揃えてオフサイドトラップを仕掛けるのか、はっきりしたい。 １４分、何時の間にかレッズのペース。２６番が下がりめに位置して、１０番が右サイドから突破を計る。 マリノス１３番が５番に代わって入る。負傷によるものか、たまたまなのか。１６分。１０番が「３・５・２なのか」とベンチに聞く。一人少ないレッズだが、 中盤を減らしているからだろう。 マリノス８番と９番が入り、２０番と６番が下がる。これで三人全て交代だ（実は違っていた）。 レッズはまだスターティングラインナップのまま。２２分。 クロスボールを横っ飛びでキャッチするマリノスＧＫくん。しかし、 素早いフィードは‥‥味方に合わない。謝るマリノスＧＫくん。２５分。 あれ、マリノスは１０番が下がり２５番が入る。交代は何人まで？　２６分。 そのマリノス、ＦＫを競り合ってファール。 マリノスの攻め。右サイドから斜めのパス、一人がスルーして戻し‥‥ミドルは右サイドネットだった。 惜しかった。２７分。 レッズは初の交代。２６番に代わって１１番が入る。少し足を引いていたから、そのためかな。 その１１番の前線からのチェックによって、早速左CKを取った。 レッズの１８番は右DFのようだが、ボールを持って中を見る。味方がいないとなると、 ゆっくりキープしてマリノスのマーカーに当ててスローイン。よく知っているな。３１分。 マリノス、逆襲のミドルはバーの上。 え、マリノスはまたも交代。２番に代えて１２番が入る。３２分。 （後で大会パンフレットを見ると、 交代は５人まで、とあった。） ２５番の同点ゴール！ マリノスは逆襲から左サイドへ、 独特のリズムで持ち込んでシュート。ＧＫの頭上を越えてゴールイン。 多分、ボールを受けたときに、マーカーが間合いを取れなかったんだろう。 バックステップのまま、体勢を整えられないまま、シュートレンジまで持ち込まれてしまったようだ。３４分。 マリノス１２番のロングシュート。同点にして気持ちもほぐれてきた証拠だろう。３８分。そしてレッズの攻めに迫力がなくなった来た。 マリノスは右ＣＫだがレッズＧＫがパンチング。これを８番がミドルを狙うが‥‥ＧＫの頭越えをイメージしてのものだろうが、 思い切りよくインステップで振りぬくべきだった。４０分。 またもラインの裏。ＧＫとレッズ１１番がぶつかってこぼれ、左からフォロー、 しかしシュートはバーの上、４２分、レッズにはこれがある。 逆転のゴール！ 左からのアーリークロス、１３番からかな。 これを９番がインサイドのボレー。４４分。まるで時が止まったようなゆっくりとしたクロスとシュートの軌道とフォームだった。 インジュリータイムは２分の表示。確か前半はなかったけど（笑）。FKをゆっくりと始めるマリノス、そしてスローイン‥‥。 レッズ陣内に押しこんでタイムアップ。面白いことに、どちらもトップチームを模したような印象でした。 守備ラインが不安定なマリノスに対し、そのラインの裏を執拗に狙うレッズ、マリノスは、ラインを揃えてオフサイドトラップをしかけるのか、 マンマークにつくのかが不徹底。その分、ゴールキーパーの活躍するシーンも増えました。 さて、 Ｊクラブのユース対高校のサッカー部の試合も興味を覚えるところだが。お、 来月２３日にマリノスユース対帝京第三があるじゃないか‥‥。

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