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サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
| 成立高校 ２−７ 岐阜工業高校高校選手権、2004年1月3日（土）、駒沢競技場にて観戦。 |
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昨日の三ツ沢に続いてぽかぽかの駒沢。晴天で風さえなければ暑いくらいの、理想的な観戦コンディション。
二年前は準優勝の「笠工」に対して、初出場ながら面白い成立。楽しみな対戦。 その成立はダブルアタッカー、あの宮内聡さんの甥っ子のプレーも見たい（笑）。 そして岐阜工はトップに三人、確か以前も、三人を前線に置きながら、一人か二人は引いて中盤を厚くしていたと記憶している。 |
 圧勝への序曲か‥‥。 |
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白の岐阜工に、全国大会用の成立。ゼブラ軍団になった。古河電工対ヤマハ発動機みたいに見える。 左サイド、１０番８番と繋いで岐阜工の攻め。カットして右サイド成立の速攻‥‥これもカット。大きな展開の序盤。 成立、９番宮内の先制ゴール！１０番市川の中央ドリブルからフリーの左サイド９番宮内、思い切りのいいシュートが炸裂した。ちょっと防戦一方となる岐阜工。成立９番宮内が倒れて、ボールを外へ蹴り出す。 岐阜工１０番の左FKだが‥‥GKがキャッチ。いいボールだった。 どちらかと言えば早いプレスとサイド攻撃で押し気味の岐阜工、一方の成立はスピードのあるFWを活かし、逆襲からの速攻が特徴か。 先制点もそうだった。１１分。 １４分過ぎ、成立の攻勢、１０番市川のＦＫからゴール前へ、左ＣＫも10番が蹴るがゴールキックに。 岐阜工１１番が右サイドからドリブル‥‥シュート！ 中が揃っていなかった。苦し紛れか‥‥待ってもよかったが‥‥１６分。 そして左６番のアーリークロスは、ゴールラインを直接割る。岐阜工のペースに見えるんだが‥‥。 ９番宮内がライン裏に抜け出し、 たまらず追いかけたGKが倒してしまう。PKだ。１９分。 このPKを１１番鳥井がきっちりと決めて、２点目。右隅に決めたPKを、それともPKを与えたことを、地を叩いて悔しがる岐阜工のGKの姿‥‥。猛攻の岐阜工、ＦＫからのＣＫを二本、ここで取りたいが成立の逆襲。１０番市川から９番宮内へのスルーパス、一対一になるがＧＫが止める。 １０番市川を引っ掛けて、４番にイエロー、正面から成立のＦＫは壁、リバウンドを７番尾林、コースを狙うが、ＧＫがキャッチ。２４分。 ペナルティエリア外のプレスから６番のミドル。岐阜工は、成立の速攻を防ぐには、攻め込み続けるしかない。パスが背後に出なければ、 成立の１０番市川や９番宮内は何もできない。２６分。 ３０分、成立の攻勢、初めて見る気がする。しかし岐阜工の反撃だが、 入らない時は入らないものだ。 岐阜工１１番を倒して成立６番にイエロー。PK‥‥ではない、外か。FKだ。３４分。 岐阜工、 追撃のゴール。ＦＫのリバウンドを撃って撃ちまくって、最後は１１番伊藤が気迫で押し込んだ。岐阜工の攻めに鋭さが加わる。３５分。岐阜工、後藤の同点ゴール！左サイドでキープし、ＤＦラインの裏を狙った（と思う）チップ気味のロビング‥‥ これがＧＫの頭上を越して、ゴールイン。同点、底力‥‥という言葉を思い出した。成立は左ＣＫもちぐはぐになり、 クりアされる。岐阜工は前線のパス交換を控え、ドリブルで挑むようになり、りズムを掴んだ。 パスはカットされ、クリアが成立の速攻に繋がるが、 ドリブルなら一人は抜けるし、ファールを恐れて相手も慎重になる。このペースなら岐阜工のものか。しかしまだ時間はある。ここでハーフタイム。 前半のペースのまま攻めこむ岐阜工。じっくり守って成立の裏を狙うスピードを殺ぐ手もあったと思うが、力で押し込むのが「笠工」のスタイルなのか、 それでいいと思う。 成立も積極的に攻める。昨日の１−１も緊迫感があってよかったが、２−２で始まる後半というのも、楽しみだ。 岐阜工、右１１番から７番へのスルーパス、シュートは‥‥弱かった。５分。 岐阜工、１９番イトウの逆転ゴール！成立は、ロビングをゴールまえでバウンドさせてしまった‥‥ＧＫの前にＤＦも重なり、処理できない。その混戦から決めたゴールだった。岐阜工は泥臭いゴールが続く。その、泥臭さがたまらないね（笑）。 ５番江崎が７番を倒してイエロー。岐阜工のＦＫとなり、チャンスが続く。 しかしミスキック、曲げるつもりが当て損ない、直接ゴールラインを越えて飛んで行く‥‥もったいなかった。 成立８番飯野が右サイドの裏をいい形で受ける。 岐阜工は注意していないといづれやられる。何とか止めて、ＣＫだが、クリア。 岐阜工１１番伊藤のドリブシュート！タックルにつまずきながらも、右サイド深い位置に持ち込んで撃った。左ポスト内側を叩いて、ゴールイン！１２分。アーリークロスを左右から放り込む成立。岐阜工のGKにそれは通じまい。まだ１５分。押し込もうとせずに、ライン裏を狙うサッカーをやれば、 成立のリズムになってくるだろうに。 成立はGKの交代。１２分の岐阜工ゴールの直後に倒れていたから、負傷かな。１７番高橋が入る。１６分。 岐阜工は２点リードの余裕からか、単純にクリアすればいいボールを繋ごうとして奪われるなど、ピンチを招いている。まあ、 そういうトライは悪くはないんだが‥‥。２２分。 成立の左１１番が気になる。 岐阜工の守備陣は注意を払っていないようだが、外から、ラインの裏を執拗に狙っている。 右からのクロス、５番とGKがぶつかる。
乾いた音がした。大丈夫かな‥‥立ち上がった。二人とも、よかった。 岐阜工、後藤が５点目を決める。右サイドからの速攻、守備陣、ボランチまでもが上がっていたため、ノーマークで押し込んだ。 ３３分。そして左サイドからの強烈なシュート！ GKを抜くとポストに当たって、カバーしたDFだが‥‥ 拾った７番イワタが押し込んだ。あと４分。これで２−６だ。決まったかな。成立は足が止まった。岐阜工、７点め！１１番が＊＊＊＊（メモ判読不可）に突破して得た右CKを、左から中に走りこんだ‥‥誰かな、 ノーマークのヘディングシュートが決まった。成立は５番エザキに代えて１４番ミズキが入る。これは経験を積ませるための交代か。 しかし猛攻の成立。ＧＫが飛び出した隙に狙うが‥‥ＤＦがカバーに、阻止される。基本に忠実な岐阜工の守備。簡単そうで難しいことだ。 そしてシンプルなサッカーで圧勝した。 インジュリータイム、１０番７番を下げて１７番と１６番が入る。次を考えての交代。程なくタイムアップ。
成立は‥‥チームや選手たちには分からないが、２点をリードした段階で、応援団には驕りと油断が生じたようだ。
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