| サッカー勝手に観戦記
さあ、サッカーを語りましょう！ |
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南アフリカ ８−２ メキシコ2002年8月21日（水）、INAS-FIDサッカー世界選手権平塚競技場にて観戦。 |
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キックオフの一時間半も前に着いてしまった。両チームのアップからじっくりと見る。 スタメンとサブの2グループで別メニューのメキシコ。 サブはシュート練習だが、リバウンドを拾ったらミニゲームになった(笑)。 一方の南アフリカは、全員でブラジル体操からストレッチ。整然としている。 |
 ＦＫから南アのゴール、ズドン！ |
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緑の南アフリカ、赤のメキシコ（これには違和感）。でもピッチ上はカラフルだ。 惜しむらくは曇天に鮮やかさが映えないこと。その代わり、 気温は高くない。いいコンディションだ。メキシコのキックオフ。 南アフリカ、左サイドを９番ウォルターから２０番と繋いで、アーリークロス。 大雑把に見える（笑）。スルーパスに２０番が抜けて、メキシコのスイーパー３番アントニオを振り切って初シュート。２分。
南アフリカ先制！右サイドを抜いてクロス、メキシコはスイーパー一人だけ。チェックが遅れて‥‥。９番ウォルターが叩き込んだ。 ３分。後から思えば、メキシコにとっては早すぎる失点だったし、南アフリカも後半に油断が生じる得点だったかも知れない。メキシコは中盤がない。南アフリカ８番２０番が中央前線に残っているが、メキシコはその中央にスイーパーを置く４ＤＦ。 南アフリカのダブルアタッカーにスイーパー５番が一人でつく。こりゃ、たまらん。 ７分、接触して倒れて担架‥‥というケースが多い。両者とも‥‥。 ずんぐりしたのが多い気がする（笑）。身体の切れが悪そう。南アフリカの８番バファナが外へ。ぴくりともしないで運ばれる。大丈夫かな。 南アフリカ、追加点！斜めのパス、なぜかメキシコ１４番ガルシアが対処し切れず、 突っ込んで来た９番ウォルターがインサイドで決めた。１０分。このパスに、メキシコは弱いようだ。その１４番ガルシアが担架を呼ぶ。 南アフリカは中距離のパスをダイレクトで繋ぐようになった。接触プレーを避けるためだ。 南アフリカ、15番ムポ・マンプルのゴール。中央から左へ、今度は9番ウォルターが中へ折り返して、 待ち受けた15番がメキシコＧＫサイ・ホセの脇を破った。13分。押し込む南アフリカだが、メキシコも動きが軽快になってきた。 南アフリカ９番ウォルターかな、ハーフウェイライン手前から前線にパスを出したら、ホイッスル。オフサイド？ 副審は何もしていない。 ついでにイエローカードが出される。不可解だ。２０分。 南アフリカは、トリッキーなドリブル、そして速くて正確なワンツー。しかし、 ロングキックが、シュートも含めて、不正確だ。２分に取ったＣＫもミスキックからチャンスを自ら失った。
南アフリカの5番のＦＫは大きくバーの上。でも、悪くはなかった。ロングキックのフォームが悪く飛距離がでない選手ばかりではなかった。
続く攻勢‥‥オフサイド。 ２７分。南アフリカの猛攻。ただ、個人のアイディアはいいが、連携がない。ＣＫを取るが、フォームがよくない。
南アフリカ、４点目が決まる。同じ攻めのパターンから。中央でキープして、左サイドに出たところ、 開いてフリーになっていた９番ウォルターが押し込む。２８分。メキシコ１０番が１５番マンプルを倒して、イエロー。 今大会初めて見た。レフェリーは韓国人。共催でもなくスポンサーもない韓国から、選手団は別にして、数少ない大会参加者かも知れないが、 厳しい判定かな。３２分。 メキシコの攻め。左サイドから４番ソサ・オスカルのドリブルシュート。ポスト左。数少ないチャンスだった。 中のフォローもなかったし、ちと強引に見えた。 ここでメキシコに選手交代。９番エルナンデスに代えて２番オルテガが入る。３４分。 南アフリカ、右から崩してシュート。これはポスト右に。ワンツーを多用した方が、南アフリカは攻めのリズムがよくなる。 ドリブルすると、敵はともかく味方までその出方の予測がつかず、自滅してしまう（笑）から。３８分。
４０分、メキシコが中盤までは攻めるように‥‥いや、でも南アフリカの速攻。正面からのミドルはバーの上。
「足首を固定しろ！」とクラマーさんに怒られそうだ（笑）。 南アフリカ5-0メキシコ、またも9番ウォルター。右サイドから流れて、フリーで決める。ボールにより過ぎるメキシコのＤＦ陣の守備意識に問題がある。４４分。あ、ロスタイム３分の電光掲示板の表示。メキシコ、１１番が８番を振り切る力強いドリブルからシュート。これまでで再大のチャンスも実らず。
深い位置からのＤＦ裏へのパス。あわや‥‥。メキシコＧＫのファインセーブだった。ここでハーフタイム。 さて、そして後半。南アフリカのキックオフ。 メキシコ、反撃の狼煙！左サイド、南アフリカのＤＦがバウンドを読み損ねて、後逸。 上手く拾ったメキシコのＦＷが突進、ＧＫもたまらず倒して、ＰＫ。３番カルロ・アントニオがきっちりと決める。６分。南アフリカは、２０番、１７番ムドゥドゥジ、１６番が下がり、２番ガンデデューゼ、４番モロコム、７番エルドレンがそれぞれ入る。 でもピッチには１ペアだけ。直ぐにゴールがあったので、後半からの交代もまとめてアナウンスしているようだ（笑）。 メキシコ、１３番が正面からのＦＫ。クロスバーの上だったが。落ち着いて来たメキシコ。４点差だが、分らない。挽回のチャンスは充分にある。 南アフリカ、１５番の中央ドリブルから、左へのスルーパス。９番はチップキックでふかしてしまう。前半の得点パターンだったが（笑）。
メキシコ１１番が右サイド、裏へのパスを受けて疾走。惜しくもラインを割る。 南アフリカは、右サイド４番モロコムに出てアーリークロス、中央で合わせるが、宇宙開発。
必勝パターンが崩れてきたか（笑）。 今日はスタンドも‥‥拍手の湧くべきシーンで、 鳴らない。一人で手を打って、白けることがある。オランダ対ポーランドの時とは、観客層も違うんだな（笑）。 メキシコ、見事な連携で決めた！パスかな‥‥クリアかな、という味方からのボールに、 ダブルアタッカーが猛然とチェイス、たじろいだＤＦが、中途半端なバウンドに処理を誤り、奪取を許す。そのまま二人で決めた。 一応（笑）4番のソーサ・オスカルのゴールだが、二人の得点だ。これで南アフリカ５−２メキシコ。まだまだこれからだ。 逆に大きな攻めの南アフリカ‥‥こぼれ球をゴール前に詰めていた９番が押し込んで‥‥これはオフサイド。でも、今のピンチは、 メキシコ右ＤＦが招いたものだ。相手の斜めのパスのコースと速さを読み切れないことが多い。 逆に速攻から、南アフリカのゴール。自陣ゴール前のFKから、クリアがDFラインの裏に抜けたのを上手く繋いで、 ４番モロコムが決めた。２３分。そのＦＫは、メキシコの攻撃がオフサイドになったもの。これは出鼻を挫かれた。再開して、 直ぐに給水タイム。 南アフリカ、ＦＫから７点め。右に開いた４番にパスが出るかと思ったら、中央に‥‥２番が倒されて、 ＰＫ‥‥ではなく、辛うじて外だった。ポイントに２人。一人目がフェイントとなって、二人目、３番ヌワングが決めた。しかし、メキシコＤＦの、何でもない相手の斜めのパスの処理にもたついたミス。これは‥‥訓練不足か、実戦経験のなさか‥‥。 メキシコはここで交代。７番パス・ベルナルドに代えて１７番フリオ・セサールが入る。 右サイド、 無人の野を行くかの如き南アフリカ6番のドリブル。中へ。本当に無人だったのだが、そのドリブルからパス‥‥シュートはどフリーだったためか、外へ。 しょぼくれて歩いて戻る。 南アフリカ、８点目だ。ＦＫからのロビングをメキシコＤＦがスパイク、ゴッドハンドは見逃されず、 更に近づかれてＦＫ。南アフリカはいつものパターンで、一人めがフェイント、二人めがインステップでズドン、ＧＫ正面だったが、ファンブルして、 詰めていた１５番が押し込んだ。３４分。‥‥アナウンスでは、１５レジナルドと言っているが？ レジナルドは１４番、 ゴールは１５番マンプルのはずだ。 ３４分、南アフリカの猛攻をしのぐメキシコだが、 これは３番がスルーパスの処理を誤ったため。でも拍手‥‥しても、いいかな(笑)。 南アフリカの集中も切れて来て、
メキシコはエンジンが温まって来て‥‥ 南アフリカの攻め。右に出て６番のクロスをダイビングヘッド‥‥バーの上。ＦＷだろうが、よく確認すると１番を着けている。ムゾリシ選手だろうか。 すると、ＧＫは‥‥？ １３番だ。シフォ選手だろうか。双眼鏡で確認している間にタイムアップ。
８月８日に開幕し、ほぼ２週間（当然、開幕より何日も前に来日しているだろうが）、慣れぬ異国の地で、
そして連戦による疲労もあるだろう。しかし、この両チームの個人のパフォーマンスの悪さは、そういった要因からではあるまい。 |
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